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2013年1月版・ANAマイル交換レートアップキャンペーン(その1)京成グループ [主にANA]

皆さんこんにちは。「ゆるマイラー鉄子」を自認しているトラベルライター兼、
電子マネー研究家・岩間昌子と申します。
*旅行、または電子マネー関連の執筆の仕事がありましたら、ぜひ声をかけてください

今日と明日と、2回に分けて、現在実施中のANAマイル交換レートアップキャンペーンを紹介します。

まず第1弾は、京成電鉄をはじめとする京成グループから。

【京成グループポイント】交換レートアップキャンペーン

2013年1月10日(木)~2013年3月31日(日)(お申し込み・交換手続き完了分)までの期間中、
ANAのマイルと京成グループポイントの相互交換レートが20%アップします。

<京成グループポイントからマイルに移行>
京成グループポイント1,000ポイントにつき720マイル(通常600マイル)にて移行可能。
*京成グループポイント1,000ポイント以上で移行可能になります。
*移行は京成カードホームページにアクセスし、ポイント交換申請フォームより
「ANAのマイルコース」の数量を選択のうえ画面に従い、ポイント交換をお申込みのこと。
*移行申請後、マイル移行が確認されるまで、約2カ月を要します。
*ポイント交換申請後のキャンセルは不可。

<マイルから京成グループポイントに交換>
10,000マイルにつき京成グループポイント12,000ポイント(通常10,000ポイント)にて交換可能。
*マイル減算時点でお客様が提携パートナー特典へ交換されたマイル数が、
累計30,000マイル以上となる場合、10,000マイル→6,000ポイントへの交換となります。
*10,000マイル以上で交換可能になります。
*交換はANA SKY WEBへログイン後、会員専用機能エリアの「その他特典と交換
(クーポン、Edyなど)」より「パートナー特典(Edy含む)」をクリック、
パートナー特典の一覧より「京成カード(京成グループポイント)」を選択し交換画面へ。
*会員専用機能以外からは申し込めません。
*特典交換の申込後の取り消しは理由の如何を問わず不可。
*一旦交換されたポイントからマイルへ戻すことはできません。
*お申込日によりマイル減算時期と京成グループポイント交換可能時期が異なります。

なお、本キャンペーンは、ANAマイレージクラブにご登録のお客様氏名と
京成カードの名義人氏名が一致している場合に限り、お申し込みになれます。

ANAマイルに交換できるポイントがたまる首都圏の私鉄系クレジットカードとしては、
正直、今のところは東京メトロの「ソラチカカード」に押され気味かもしれないけど
沿線に住んでる人にとっては、大変便利に使える京成カード。
http://www.keiseicard.jp/

京成グループポイントも、定期券購入やPASMOへのオートチャージサービスはもとより
京成沿線などにある京成カード加盟店、ETCカード、携帯電話料金、公共料金、
そして、国内外のVISAまたはMasterCard加盟店でも、京成グループポイントがたまります。
*家族会員のカード利用金額に応じてたまるポイントも本会員ポイントに合算されます。
*キャッシングサービス、カードローン、リボ・分割払い手数料、年会費などは
原則ポイントの対象外。

鉄道系カードのなかには、加盟店や使い方によって、2~3種類のポイントがたまるところも
ありますが、一見便利そうで、かえって混乱のもとになることも…。
その点、京成カードは、京成グループポイント1本!
たまったポイントをすべてANAマイルに集約することもできますよ。
*その他、楽天スーパーポイントへの交換も可能です。

また、京成カード入会キャンペーンも同時開催中!
2013年1月10日(木)~2013年3月31日(日)の期間中、京成カードに入会し、
ショッピングで合計5,000円以上ご利用いただいたかたに、もれなく
京成グループポイント1,000ポイントプレゼント!!
ショッピング利用の合計金額が5,000円に達した翌月に加算するそうです。
さっそく、ANA720マイルに交換してはいかがですか?


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会員登録だけで30マイル! 海外レストラン予約サイト「グルヤク」 [主にJAL]

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電子マネー研究家・岩間昌子と申します。
*旅行、または電子マネー関連の執筆の仕事がありましたら、ぜひ声をかけてください

今日は、このほどJALマイレージバンクと提携を開始した
海外レストラン予約サイト「グルヤク」についてご案内します。

「雑誌やサイトで良いレストランを見たが、言葉の問題で予約ができない」
「国際電話や外国語のサイトで予約をするのは不安」
こんな問題で悩んでいるかたはいらっしゃいませんか?
*じつは、私も同じ悩みを抱えているんですよね

また、「混雑時に旅行をするので、先に予約をしておきたい」
「大切な旅行なので、確実に行きたいレストランを予約をしたい」という堅実派も少なくないはず。

旅の楽しみのひとつに「食」があるのに、このような悩みに振り回されたくない。
確かに、現地に着いてから、ツアーデスクやホテルのコンシェルジュを通して
手続きを行なう方法もあるけど、それにかける時間ももったいない。

こんなときに役に立つのが、日本語で書かれた海外レストランの予約サイト。
「グルヤク」は、渡航前に、海外レストランの予約をPCやスマートフォンで
簡単に済ませてしまうことができる本格的な国内初のサービス、とのこと。

JALマイレージバンク会員なら、グルヤクへの無料会員登録で30マイル積算されます。
また、海外レストランの口コミ投稿で20マイル積算されます。

ただし、マイル積算はJMB会員様お1人様(JMBお得意様番号1つにつき)1回のみ
現在会員になっている場合や、過去にグルヤクに入会していた場合は積算対象外。

さらに、複数回口コミ投稿をされた場合は積算対象外
(初めての会員登録、口コミ投稿がマイル積算対象です。18歳未満は入会できません)なんですって。
口コミ投稿は、たった1回のチャンスなんですか。
いずれにしても、JALマイレージバンクを経由して入会する必要がありそうです。

で、「グルヤク」はどんなサイトか、具体的にチェックしてみましょう。サイトのトップページはこちら。
http://guruyaku.jp/

トップページには、予約可能地域として、ハワイ・ソウル・グアム・上海・香港・マカオ・台北・
シンガポールの名前が。
どうやら、日本人がよく行くリゾートとかアジア地域が中心のようです。
*バンコクあたりがあると面白いかな、と思ったら準備中ですか
*本音は、アメリカ本土とかヨーロッパなどがあるといいんだけど
*その後、バンコクや北米、ヨーロッパなどにも対象を広げたようです

しかし。トップページでは、具体的なサイトの使い方がわかりません。
しょうがないから、任意の地域のページに飛び、上のほうにある
「グルヤクとは?」のテキストリンクから、先に進むことにしました。

そうして見つけたページには、会員登録方法や、レストラン予約方法が書かれてますが、
会員登録のページにいっても、キャンペーンコードを書く欄があっても
JALマイレージバンク経由ではキャンペーンコードは得られないようだし
「どこで知りましたか?」のアンケートにも、JALマイレージバンクの選択肢はないし。
ちゃんとJALマイレージバンクから来たことを認識してくれるのかな。

そして、一番気になることですが。
じつは「グルヤク」、会員登録は無料でも、予約はまったくタダではありません。
予約代行の手数料が必要になるのです。

で、グルヤクは、1回(1件)の予約につき500グルヤクポイントを徴収。
グルヤクポイントは、入会時に無料で500ポイントもらえるので、初めての場合は
それで誰でも無料で予約することができます。

ただ、ポイントは1回でなくなってしまいますので、その後は、今回の旅行で
予約されたレストランの口コミ投稿(300ポイント)や、過去に訪れたレストランの
口コミを投稿(100ポイント)してポイントを貯め、500ポイント貯まったらまた予約。

口コミを書く→ポイントを貯める→無料で予約する→ポイントがなくなったらまた口コミを書く
この流れで無料で予約し続けていくことが可能、というサービスのようです。

ただし、書く口コミ情報がない場合やお急ぎの場合には、525円(税込)にて
1回(1件)の予約をカード決済にて行なうことも可能、とのこと。
うーん、案外口コミでなくカード払いで手っ取り早く済ませちゃおう、と考えるかたも多そうですね
(それでクレジットポイント貯めるほうが効率がいいかも!?)

思えば、航空会社のマイレージプログラムと提携しているホテル予約サイトは
それこそ星の数ほどありますが、レストラン予約(それも海外)は、珍しいかも。
まあ、ポイント制とか、1件につき525円の手数料が高いか安いかについては
いろいろ意見がありそうですが、このサービスが注目され、定着していくか、
ちょっと関心をもって、静かに見守っていきたいと思います。

*この記事をアップした直後くらいに、グルヤクのサービスが大幅に変わり
ポイント制ではなく、まったく無料でレストラン予約ができるサービスになったようです
(当日キャンセルの場合のキャンセル料はかかります)
*その後「グルヤク」は、JALマイレージバンクとの提携を終了したようです


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2013年初! WAONポイント・ときめきポイント・JALマイルが5倍 [電子マネー・QRコード決済]

皆さんこんにちは。「ゆるマイラー鉄子」を自認しているトラベルライター兼、
電子マネー研究家・岩間昌子と申します。
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2013年1月9日付の日経新聞朝刊に「電子マネー2兆4000億円」というタイトルの記事があり
サブタイトルに「昨年の決済額、3年で倍」とありました。

で、記事を読むと、そのけん引役は買い物に使えるポイントを還元する大手流通系の電子マネー、
具体的にはイオングループの「WAON(ワオン)」と、
セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco(ナナコ)」。

なんでも、流通系は決済額が大きいほか、利用件数の伸びも目立っているが
人気の大きな理由は、ポイントなど実質的な値引き特典が付いていること。
流通系では特定商品にボーナスポイントを付与する販促を行ない、その利用が「節約」に
つながることから、近年は主婦層が主な使い手に育ってきたのが特徴とのこと。
やはり流通系のカテゴリに入れられている「楽天Edy(エディ)」も
従来は会社員の利用が中心だったが、主婦層の開拓を急いでいるそうです。

そうなんですよね。サブのサブタイトルとして、記事には「生活防衛で浸透」とありまして、
かつてはマイルとか、どちらかというと少し大きな夢に向かって
電子マネーのポイントを貯める動きが主流だったような気がしますが、
自分も含め、経済状態に必ずしもゆとりがない人たちは、ポイントを貯めて
それを買い物など、日々の暮らしにおいて節約する方向にまわす。
「デフレ下の生活防衛ツール」なんて表現もありましたね。

さて、電子マネーの年間決済総額が約2兆4000億円とすれば、そのおよそ半分を
この電子マネーが占めてるんですか!? という話。

<年間決済総額1兆円突破>WAONポイント・ときめきポイント5倍!

じつはこの情報、夕べのうちに得ていたんですが
2012年暮れ、WAONを使えばWAONポイント、イオンカードを使えばときめきポイント、
そしてJALのマイルがたまるWAONの場合JALマイルが、それぞれ通常の5倍たまるという
キャンペーンを立て続けに実施したばかりのイオンが、2013年、新年第1弾として
今度の週末に同キャンペーンを開催します。

2013年1月12日(土)~2013年1月14日(月)の3日間、対象店舗にて、WAONのお支払いで
WAONポイントが5倍、イオンカードのクレジット払いでは、ときめきポイントが5倍
イオンJMBカード・JMB WAON・モバイルJMB WAON・BIC CAMERA JMB WAONでの
お支払いの場合はJALのマイルが5倍となります。

*他のポイントキャンペーン、ポイント倍付け企画との併用はできない
*「WAONボーナスポイント」、「ときめきラッキーポイント」は5倍にならない
*一部、特典の対象外商品、実施対象外の店舗・専門店などがある

それにしてもまた、思ったより早く。
しかも世間的には三連休の人も多いと思われるので、この機会にしこたま買い込もうと
もくろんでるかたもいらっしゃるでしょう。

でも、私は。
1月12日(土)は用事があって、そして1月13日(日)・14日(月)は、仕事があって
それぞれ、イオンの大型店があるのとは逆方向の都心へ向かわないといけないんですよね。
日中に買い物を楽しむのは無理なスケジュールです(泣)

惜しいことに、11日(金)は、所用のため会社を休む予定があり
その用務先の近くにはイオンのお店があって、買い物する時間がとれるかなと思っていたのですが…
たとえ時間があっても、ポイント倍付けにはなりませんね。

また、15日(火)も仕事があるのですが、不思議なのは、これまでは
5日・15日・25日の、ポイントやマイルが2倍たまる「わくわくデー」は
5倍ポイントのキャンペーン期間に近接している場合は、期間に繰り入れて
「わくわくデー」も、5倍ポイントの日になっていたのが普通だったのに。
*10倍ポイントではありません

今回は、1月15日は5倍キャンペーンから外されてしまいました。
うーん、「2倍」のほうは残ると思うけど、いくら2倍でも、「5倍」の翌日だと損したって気分が強く、
購買意欲に水を差すことになりかねないよな…。

「でも、仕事先の近くには、イオン系のミニスーパー『まいばすけっと』がある!
前回のキャンペーンでも対象だったし、仕事の合間にそこで食料品などを買って
ささやかながら5倍マイルをためようっと」
そう思って、今回の対象店舗をチェックすると。

イオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、イオンモール、
イオンショッピングセンター、ビブレ、スーパーマーケットコーヨー、山陽マルナカ、
サンデー、ジョイ、イオンバイク、未来屋書店、スポーツオーソリティ、
リフォームスタジオ(イオン店舗内)、イオンショップ(イオンのネットショップ)など

…えっ、まいばすけっとがない!?
なんかいつもと違う、見慣れないお店の名前もあるのに。
*そういえば、時々行ってる「ザ・ビッグ」もないわ

さらに(夕べ見たときにはなかった)注記もあって。

イオン:イオン北海道の店舗は対象外

マックスバリュ:マックスバリュ北海道・東北・北東北・南東北・東海・西日本の店舗は対象外

なんですか、これは! マックスバリュなんてむしろ、対象店舗のほうが少ないのでは!?
*それにしても、東北に3つも会社が必要なんだろうか

期間のうえでも、お店のうえでも、自分は思いっきり疎外された気分(号泣)

でも、15日が給料日という生活を送っている私は、12~14日なんて、最もふところに余裕がない時期で
電子マネーのWAONを使うにしても、チャージに使うクレジットカードの引き落としのことなど考えると、
このあたりの買い物とかは極力避けたいところ。

とどのつまり、これは、私の無駄遣いを戒めるカミサマの計らいとしておきましょうか。
そうじゃないと、おさまりがつきませんから。


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2013年度 JAL国内線・国際線特典航空券マイル割引のお知らせ [主にJAL]

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今日は(2012年あたりから出ていたかもしれませんが)
2013年度も実施される、少ないマイル数でJAL特典航空券に交換できる
国内線・国際線のキャンペーン(2013年度)をお知らせします。

JALマイレージバンク 国内線特典航空券ディスカウントマイル
A期間:2013年4月1日(月)~2013年6月6日(木)【搭乗日】
 ※除外日:4月26日(金)~5月6日(月)
B期間:2013年11月25日(月)~2014年2月28日(金)【搭乗日】
 ※除外日:12月20日(金)~1月5日(日)
*旅行開始から終了までそれぞれのディスカウントマイル期間で搭乗すること。
*予約受付期間は、搭乗日の2カ月前の同日9:30より、搭乗日の前日から起算して
4日前の23:59まで(2カ月前に同一日がない場合は、2カ月前の月末日が予約受け付けの
開始日となる) 。
*JALホームページ、JALモバイルサイトからの申し込みに限定。
*対象者はJMB会員本人、会員の配偶者、会員の二親等以内の親族、義兄弟姉妹の配偶者。
*対象路線はJAL国内線のほか、日本エアコミューター(JAC)、琉球エアーコミューター
(RAC)の全路線、日本トランスオーシャン航空(JTA)の一部路線。
*JTAの羽田-石垣/宮古線、中部-石垣線、関西-石垣線は対象外。
*他社(フジドリームエアラインズなど)運航コードシェア便は、特典航空券として利用できない。
*全区間直行便の利用となる。

JALマイレージバンク JALカード割引 国際線特典航空券
2013年4月1日~2014年3月31日【搭乗日】 *路線により利用制限期間あり。
*予約の申し込み受付期限は搭乗日の4日前12:00まで。
*「往復ともにお申込み日から330日以内」となる旅程に限り申し込み可。
*対象者はJALカード会員で、国際線特典航空券予約画面で
「【JALカード割引】国際線特典航空券」を選ぶことが必要。
*マイルの引き落としがJALカード会員であれば、本人のご搭乗を問わず、会員の配偶者、
会員の二親等以内の親族、義兄弟姉妹の配偶者もJALカード割引を利用できる。
*対象路線は、JALホームページから申し込み可能なJAL国際線特典航空券。
*他社運航コードシェア便は、国際線特典航空券で利用できる便・区間に制限がある。
*通常マイルより1,000マイル引きになるが、燃油サーチャージなどは別途必要になる。


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大丸・松坂屋 ANAカードマイルプラス ダブルマイルキャンペーン!(2013年1月) [主にANA]

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本日は、2013年1月2日から始まっていた(登録は2012年暮れから受付)ANAカードの
キャンペーンをご紹介。

大丸・松坂屋 ANAカードマイルプラス ダブルマイルキャンペーン!

参加登録のうえ、2013年1月2日(水)~2013年1月31日(木)お支払い分までの期間中、
大丸・松坂屋各店および大丸松坂屋オンラインショッピングにてご利用代金を
ANAカード(クレジット機能付)でお支払いされたかたにダブルマイルをプレゼント。

対象店舗は、以下のとおりです。

【大丸】
心斎橋店/梅田店/京都店/神戸店/東京店/札幌店/山科店/須磨店/芦屋店/新長田店/
ららぽーと横浜店/浦和パルコ店/福岡天神店/下関大丸/高知大丸/鳥取大丸

【松坂屋】
名古屋店/上野店/静岡店/銀座店/豊田店/高槻店

【大丸松坂屋オンラインショッピング】
*大丸松坂屋オンラインショッピングの場合、ANAマイレージモールを経由すると
さらにお得にマイルが貯まります。

そのほか、主な注意点は、
※キャンペーン期間中に参加登録すると、登録前のキャンペーン期間中にお支払いされた分も
キャンペーン対象になる。
※上記対象店舗でも一部対象外の商品などあり。ご利用の際に各店舗にてご確認を。
※期間中にANAカードでのお支払いがない場合、対象店舗でお買い物されていても
キャンペーン対象外になる。

以前は、「大丸はJALカード」「松坂屋はANAカード」って覚えてたのに
両者が経営統合して、現在は大丸も松坂屋も、ANAカードマイルプラスであるとともに
JALカード特約店でもあるということで。

特に両方のマイレージプログラムの会員になっているかたは、取り違えないようご注意ください。


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2013年は交通系電子マネーに注目!(6)交通系電子マネーの選び方 [電子マネー・QRコード決済]

皆さんこんにちは。「ゆるマイラー鉄子」を自認しているトラベルライター兼、
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基本的には2012年末のニュースだったようですが、さっき見たNHKニュースによると。
先進国に比べ遅れているといわれる環境問題対策のため、このほど、北京の地下鉄駅に
ICカードチャージ機能付きペットボトル回収機が設置されたとのこと。
この機械に飲み終わったペットボトルを投入し、手持ちの交通系ICカードをかざすと
0.1人民元(日本円で約1円)が自動的にチャージされることに。
現地ですとバスの運賃が0.4元ですから、4回使えばバスに1回乗れる計算。
地下鉄は2元とのことで、こちらは20本投入して1回乗れますね。

…うーん、日本で同じことをやったら? 1本1円だと100本以上投入しないと
乗れそうにありませんが(笑)、それでも、ゴミ箱にすでに捨てられたペットボトルを拾って、
投入を繰り返す輩も現れそう…(苦笑)さらにそうやって十分な金額がチャージされたカードを、
格安で販売する不届き者も現れたり!?

まあそれは冗談として、交通事業者によっては駅にゴミ箱がほとんど設置されてないところも
あったりしますので、チャージはできなくてもいいですから、
ペットボトルなどの専用回収機を増やしてほしいと切に思ってます。

さて、交通系電子マネーに絞ってお届けしてきました、2013年正月の特別企画、
「2013年は交通系電子マネーに注目!」いよいよ今日は最終回。
まとめとして「どの交通系電子マネーを選んだらいいか」、あくまで主観的に
思うところを書きましょう。

シリーズの1回目にも書きましたが、基本的には、お住まいの地域で手に入りやすい、
地元を走る鉄道やバスに関わる電子マネーをチョイスするのがベストではないでしょうか。

交通系電子マネーは、クレジットカードに付帯されているものや、携帯電話のアプリとして
用意されているもの以外は、原則として通信販売はありませんので、
鉄道の駅やバスの営業所などで、直接カードを購入することになります。

地元の電子マネーのよさといえば、手に入りやすいだけでなく、何といっても使いやすいこと。
交通機関はもちろん、特に鉄道・バス会社系列のショッピング施設や、
沿線の商店街などで買い物に使えたり、割引がきいたりすることが多いのも魅力。

また、地域経済の活性化を目的として、沿線のお店や系列のレジャー施設などとタイアップした
「無料または割引特典」「豪華賞品が当たる懸賞」「ポイント倍付け」などのキャンペーンが
開催されていることがよくあり、地元ならそういった情報がいち早く手に入り、
気軽に参加できたりするのはいうまでもありません。

その一方で、交通系の電子マネーは種類によって、ポイントのたまりやすさに差があるのも事実。
地元の電子マネーと相互利用可能であれば、むしろポイントがよりたまる、お得なほうを選ぶという
意見にも一理あるといえるでしょう。

ポイントをためる目的で、交通系電子マネーを選ぶ際に特にチェックしたいのは、

●クレジットカードチャージができるか。それによりポイントが付くか

●電子マネー自身のポイント制度はあるか。それはどのようなものか

●乗車でポイントは付くか。また、ほかのポイントとの交換は可能か

●ためたポイントは、どんな賞品に交換できるか

などがあげられます。

そういった観点でいくとして、あえて地元以外の交通系電子マネーを選ぶ場合
まず選択肢から外れてしまいそうなのが、公共交通系の電子マネー、
名古屋交通開発機構が発行する「manaca(マナカ)」(名古屋市交通局)と、
福岡市交通局の「はやかけん」。それから、はっきりしたポイント制度がない? と
思われるJR東海の「TOICA(トイカ)」も、選択肢から外れるでしょう。
*これらの交通系電子マネーは、地元のかたが使う分には最大限に力を発揮します
ほかの地域のかたがあえてこれらを使うメリットは、あまりないと私自身が思うという意味。
全く使えないというわけではありませんので誤解なきよう

それら以外は、ポイントをためる点からみれば、なんらかの利点はありますが
それでもJR系では、やはり「Suica(スイカ)」が頭ひとつ抜きんでてるかな、と。
「携帯電話でも使える」「数多くのポイントサイトとも提携」などの理由から
遠方に住んでいても手に入れやすく、ポイントをためるチャンスもあるということで。
*もちろん、Suicaエリアに住んでいて、なおかつビューカードを持っていれば
もっと効率よくポイントをため、お得に使うこともできますが

それらを除けば、残るは次の4種類。

・株式会社パスモ「PASMO(パスモ)」*首都圏の私鉄・地下鉄・バスが中心

・株式会社エムアイシー「manaca(マナカ)」*名鉄グループ

・株式会社スルッとKANSAI「PiTaPa(ピタパ)」*関西圏の私鉄・地下鉄・バスが中心

・株式会社ニモカ「nimoca(ニモカ)」*西鉄グループ

これらについても、基本的には地元の電子マネーを選ぶのが原則。
特にPiTaPaは、クレジットカードと結びつけた後払い式であること、
利用実績に応じて会社間を超えた割引サービスが設けられていることなど、
ほかにはないサービスが目をひきますが、対象やルールが現状のままである限り
関西にお住まいでないと、PiTaPaのもつメリットを最大限に享受することは
不可能に近いといえるでしょう。

PiTaPaを選ぶ場合、ひも付け用クレジットカードは鉄道系をはじめ航空系、銀行系、
生活系(電力、自動車、紳士服店など)と、選べる範囲が広くなっています。
また、三井住友カードやUCカード、ANAカードなど、すでにお手持ちのカードにPiTaPaを
追加発行してもらうことが可能な場合もあります。

PiTaPaカードの大きな特徴としてあげられるのが、どのPiTaPaを持っていても、
それぞれの事業者が提供するPiTaPa割引サービスなどを共通で利用できること。
たとえA社系列のカードを持っていたとしても、B社の割引サービスも
C社の割引サービスも、利用交通機関ごとにすべて受けることができます。
ですから、PiTaPaカードの種類によってポイントの貯まりやすさなどに、
極端な格差が生じることはありません。

したがって、系列店の買い物などでクレジットカードのポイントが付いたりする
自宅最寄り駅のある路線や、通勤・通学に使う路線など、よく利用する鉄道事業者系列の
カードを選ぶのがおすすめといえるでしょう。
あるいは、宝塚や阪神タイガース、京都ぷらす、JALマイレージバンク、
ヴィッセル神戸など、自分が好きなものやためたいポイント・マイルに関連するカードを選択して、
楽しみながらPiTaPaを使うのもひとつの方法です。

しかし、これがPiTaPaのライバル、PASMOになると話はガラリと変わります。

PASMOでポイントをためようとするとき、オートチャージ設定などで必要になる
ひも付け用クレジットカードは、加盟鉄道事業者系列カードからの選択にほぼ限られてしまいます
(しかも、大手10社ほど)。

そのうえ、PiTaPaのようにポイントに関する共通ルールは設けられておらず
ひも付けカードによって、たまるポイントの種類やたまり方、交換できる特典・賞品に
大きな差があるのが事実です。

なかには、定期券でさえ自社系列のクレジットカードでしか購入できないところもありますからご注意を。
もっとも、PASMOで乗車ポイントをためる場合、もっぱら定期券区間外が対象となるので、
定期券は利用する鉄道会社のクレジットカードで買って、それ以外の区間は、お得にポイントがたまる
鉄道会社のクレジットカードをひも付けした記名PASMOを使うのもひとつの方法です。
*ちなみに記名PASMOを買い求めた交通事業者と、クレジットカード発行先系列の交通事業者は、
一致してなくてもOKです

以上、ざっと見ていきましたが、これらも2013年3月23日の相互利用サービス開始前後に
ガラリと内容が変わったり、新しいキャンペーンを打ち出したりして
新規顧客を獲得する作戦が各社で展開されることは、想像に難くありません。

ことにサービス開始時期が、卒業・入学・進学・就職・転職・転勤・退職のシーズンにあたることから、
地方から都市部に引っ越した人とか、新社会人を対象にしたキャンペーンが多数実施されるのでは
ないかと思われます。
*ひょっとして今回の全国規模の相互利用化は、引っ越しなどでほかの地域に移り住んだ人からの
「手持ちの交通系電子マネーが使えない」という苦情が少なくなかったことから、
検討されたのかもしれませんね

シリーズはこれで終了しますが、今後も当ブログでは交通系電子マネーを中心に
今後の動向を見つめ、新サービスやキャンペーン、あるいはルール改定などがありましたら、
いち早く皆様にお知らせしたいと思っております。

ですから、今後とも応援、よろしくお願いいたします! それではこのへんで。


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2013年は交通系電子マネーに注目!(5)交通系電子マネーでマイルをためる [電子マネー・QRコード決済]

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2012年の大みそかにブログにちょっと書きました、テレビ出演の件。
じつは今日、その撮影があり、ロケ地まで路線バスで行きました。

PASMOエリアなので、Suica定期券へのチャージ分で乗れたということですが
これまでほとんどSuicaでバスに乗った記憶がないので、どうやって運賃を支払うのか
バス停やバス内にあった表示で、こっそりと確認したりして。
ああ、まだ「交通系電子マネーの達人」への道は遠いのかな…。

なお、放送は2013年2月を予定。日にちが近づいたら、あらためて紹介します。
*ちなみに、全国ネット局(地上波)です

さて、本題に入ります。今日のテーマは「交通系電子マネーでマイルをためる」

私自身、もともと旅行が好きで(それを仕事にしているくらいだし)
はじめはマイルをためるために、クレジットカードやポイントサイトなど利用し始め
そのうちに航空会社提携カードに、電子マネー機能が搭載されるようになり
クレジットカードを使うまでもない少額の買い物でもマイルがたまるということで
コンビニなどでは、つとめて電子マネーを使うようになりました。

そして今や電子マネーは、自分の生活に欠かせない存在に。
経済状態が厳しくなっている昨今では、マイルをためるために電子マネーを使っていたはずなのに、
いつの間にか「マイル→電子マネー」にも交換するように…。

これではイカン、と思ってしまいましたが、特にマイラーの皆さんにとっては
どうせなら「マイルがたまる交通系電子マネー」を使いたい、と考えていることでしょう。

そこで当ブログでは、皆さんのため、いや、ほかならぬ自分の頭の中の整理のために
現時点での「交通系電子マネーでマイルをためる」やり方について紹介したいと思います。

マイルは基本的に、JAL・ANAの2社について。
対象となる交通系電子マネー10種類ごとに、情報をお届け。
2013年3月23日の相互利用サービス開始前後は、内容が変更される可能性もあります。
ご承知おきください。

<Kitaca>
「JRタワースクエアカード ANA Kitaca」は、JRタワースクエア以外でのクレジット利用分を、
ポイントかANAのマイルか、どちらでためるか選べるようになっています。
ただしANAマイルを選んだ場合でも、Kitacaを使って直接たまるわけではありませんが、
JR北海道の駅のみどりの窓口にてKitacaへのクレジットチャージにより、ANAのマイルを、
300円=1マイルのレートでためることができます。

<PASMO>
PASMOエリアにある各鉄道会社ごとに提携クレジットカードが出てますが、会社やカードによって、
電子マネーに関するサービスやポイントに大きな違いがあります。
うちマイル関連ですと、JALなら小田急や東急、ANAなら東京メトロや京成などのカードで
ポイントを交換する形でマイルがたまりますが、なかでもJALなら
東急カード「TOP&」(数種類あり)、ANAなら東京メトロの「ANA To Me CARD PASMO JCB
(通称ソラチカカード)」が、提携先の多さやポイントのたまりやすさ、還元率などで
それぞれ一押しであるといえるでしょう。

<Suica>
JR直系のビューカードとして、JALカードSuica、ANA VISA Suicaカードがありますが、
じつはふたつのカードは、同じように見えて使い勝手にけっこう違いがあります。
その最たるものは、JR東日本の利用で貯まるポイントが、JALのほうはビューサンクスポイント、
ANAは三井住友カードのワールドプレゼントポイントであること。
すなわち、JALカードSuicaはType Iカード、ANA VISA SuicaカードはビューTypeII提携カードに
分類されます。ただしいずれにしても、これらのカード限定で、
Suicaチャージなどでたまったポイントがマイルに交換できます。

<manaca>
2013年1月4日付の記事でもお伝えしましたが、株式会社エムアイシー発行のmanacaに限り
加盟店での買い物でたまる「名鉄たまルン」ポイントを、ANAのマイルに
100ポイント→60マイルのレートで交換可能です。マイル→ポイントもできます。

<TOICA>
現在のところ、マイルをためる手だてはありません。

<PiTaPa>
PiTaPa加盟店での買い物でたまる「ショップdeポイント」を、あらかじめ登録すれば
自動移行の形で、ANAやJALのマイルに交換が可能です(交換対象者に条件あり)。
ただしいずれも、500ポイント→20マイルとレートはあまりよくありません。

<ICOCA>
「SMART ICOCA」であれば、任意のクレジットカードで購入ができ、かつ、購入に使ったカードによる
クイックチャージができますが、大半のカードでは、ICOCAチャージによる
カードポイントは付かないため、ICOCAでマイルをためることは難しくなっています。

<はやかけん>
現在のところ、マイルをためる手だてはありません。

<nimoca>
JALマイレージバンクと提携した「JMBnimoca」があり、買い物の利用でたまる
「センターポイント」から、JMBnimoca限定でJALのマイルに2ポイント=1マイル
レートで交換することができます。

<SUGOCA>
2013年秋に、JALマイレージバンクとの提携カード「JMB JQ SUGOCA」が出るという情報があります。
SUGOCAへのオートチャージでたまるJQポイントを、JALマイルに交換することが可能になる予定です。


お読みいただきましてありがとうございます。次回もお楽しみに。
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2013年は交通系電子マネーに注目!(4)manacaは台風の目となるか [電子マネー・QRコード決済]

皆さんこんにちは。「ゆるマイラー鉄子」を自認しているトラベルライター兼、
電子マネー研究家・岩間昌子と申します。
*旅行、または電子マネー関連の執筆の仕事がありましたら、ぜひ声をかけてください

「2013年は交通系電子マネーに注目!」これまで、個人的にも注目している
電子マネーとして、関東代表「Suica」と関西代表「PiTaPa」を取り上げましたが。

そのほかの地域で成長著しいというか、これから期待できそうな交通系電子マネーはないのか。
そんな視点で選んでみたのが、本日取り上げます「manaca(マナカ)」
なんでも「日本の真ん中をつなぎ、暮らしの真ん中をつなぐICカード」が名前の由来らしく、
名古屋市交通局、あおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)、
ゆとりーとライン(名古屋ガイドウェイバス)、および名鉄(名古屋鉄道)と
そのグループ会社(名鉄バス・豊橋鉄道)がmanacaエリアになっています。

2013年3月23日に相互利用化される10種類の交通系電子マネーのなかでは、最も歴史が新しいmanaca。
誕生したのは2011年2月ですから、まだ2年足らずです。
現在のところ、(株)名古屋交通開発機構と(株)エムアイシーの2社がmanacaを発行してますが、
どちらの発行カードでも、manacaがカバーする交通エリアのすべての鉄道やバスに乗ることができますし、
また、manaca電子マネーが使えるすべての店で、どちらの発行カードも使うことができます。

誕生から日が浅いにもかかわらず、manaca電子マネー加盟店は急増、といった感じ。
愛知県内のサークルKサンクス全店舗をはじめ、ファミリーマート、ココストアなどのコンビニや、
名古屋市営地下鉄・名鉄駅構内の売店、飲料自販機、名古屋市営地下鉄駅構内の証明写真機、
名鉄駅構内のコインロッカー。

さらに街ナカでも、名鉄百貨店本店の「デパ地下」にあたる食料品フロアや名鉄駅構内にある
ドトールコーヒーショップ(一部)など、名鉄の駅周辺を中心に百貨店・スーパー、飲食店、ホテル、
ドラッグストア、書店、駐車場、レンタカー、クリーニング店、ボーリング場、旅行代理店など、
多くの店で使えるようになってます。
日常生活の大部分を、manacaでまかなうことも不可能ではありません。

現時点では、同じ中京地区を対象にしているJR東海の「TOICA(トイカ)」との間でのみ
相互利用できますが、発行はTOICAのほうが早かったものの、買い物用電子マネー対応や
ほかの交通系電子マネーとの相互利用サービス開始にとまどったため(というか、今でも
TOICAはそういったことにはあまり積極的ではないような気がします)、その分、
「最年少」であるmanacaのほうの躍進が目立つ格好になっています。
*それにしても、TOICAとmanacaは黄色くて丸っこい、癒し系のイメージキャラクターを
もってるところが共通してますね。ホントによく似てますし(笑)

で、先にmanacaの発行会社は2社あって、どちらもmanacaエリアで同じように使えると書きましたが、
厳密にいえば、たまるポイントの点で大きな違いがあります。

manacaのポイント制度は若干複雑で、manaca交通事業者が運行する鉄道やバスの利用実績
(金額・回数)に応じてたまる「マイレージポイント」と、
(株)エムアイシー発行のmanaca限定で、買い物でたまる「名鉄たまルン」ポイント
2つがあります。
マイレージポイントは月ごと(毎月1日~末日)に計算され、翌月10日以降にポイント還元が行なわれ、
自動的にmanacaポイントに移行。
たまったmanacaポイントは1ポイント1円相当として、10ポイント単位で各事業者の
鉄道やバスに乗ることができます。

一方、「名鉄たまルン」ポイントは、あらかじめ「名鉄たまルン」に入会のうえ、
黄色い音符が目印の「名鉄たまルン」加盟店で、登録したmanacaで買い物をすると
ためることができるポイントです。

以下の点で、「名鉄たまルン」ポイントはJR東日本の「Suicaポイント」に
よく似ているかもしれません。
●会員制度をとっている
●manacaが使える店のすべてが「名鉄たまルン」ポイント加盟店とは限らない
●原則200円で1ポイント、飲料自販機(一部)では100円で1ポイントたまる
●ためたポイントが交通機関の利用と買い物の両方に使える
*なお、マイレージポイントのほうは買い物には使えません

一見、大変便利でお得に思える「名鉄たまルン」ポイントですが、
ポイントを使うためには、1,000ポイントごとに1枚発行される「名鉄たまルン」チャージ券を
郵送で受け取り、それを名鉄等の取扱窓口に持っていって、manacaにチャージしてもらう必要があり、
Suicaポイントに比べ手間がかかるのが現状です。

そのほか、2011年4月からは「名鉄たまルン」ポイントとANAのマイルとの
相互交換サービスも開始され、「名鉄たまルン」ポイント100ポイント→ANA60マイル、
ANAのマイル10,000マイル→「名鉄たまルン」ポイント10,000ポイントのレートで、
交換ができるようになっています。
*ANAのマイルと相互交換できるのは「名鉄たまルン」ポイントのほうです。
マイレージポイントと混同しないようにご注意ください

当ブログでは、manacaの誕生当時に結構ひんぱんにmanacaについて取り上げましたが
最近はごぶさたしてました。でも、久しぶりにmanacaサイトを見てみると、
今までの癒し系キャラとは全然違う、戦隊風の「たまルンジャー」なんてキャラが登場していて、
まさに本日からポイントが当たるキャンペーンを展開していたり。
ちょっと前には、ペア往復航空券が当たるキャンペーンも実施されたり。
(行き先は、セントレアこと中部空港から石垣、ハノイ、バンコク、上海)
manacaの告知に積極的な姿勢がうかがえます。

欲をいえば、提携クレジットカードができれば、ほかの地域に住むユーザもひきつける
かなり魅力的な電子マネーになり、まさに「台風の目」的存在に化けるかも。
そんな可能性も秘めているmanaca。全国デビューの前後に、どんなキャンペーンを打ち出すか、
見守っていきたいと思ってます。


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2013年は交通系電子マネーに注目!(3)PiTaPaは本当に「使えない」か [電子マネー・QRコード決済]

皆さんこんにちは。「ゆるマイラー鉄子」を自認しているトラベルライター兼、
電子マネー研究家・岩間昌子と申します。
*旅行、または電子マネー関連の執筆の仕事がありましたら、ぜひ声をかけてください

「2013年は交通系電子マネーに注目!」シリーズ3回目の今日は、相互利用化される
10種類の交通系電子マネーのうち、唯一、ポストペイ(後払い)式を採用している
関西の私鉄・地下鉄・バスを対象とした「PiTaPa(ピタパ)」についてお話ししたいと思います。

さて、先頃発表された相互利用の件に関するプレスリリース内で、このような文章が
掲載されていたことに、目を留めたかたも多いと思われます。

・全てのエリアで、本サービスに対応した鉄道およびバスが利用できる。
・各交通系ICカード加盟店で、電子マネーによるショッピングが利用できる。
(「PiTaPa」を除く)

この「PiTaPa」を除くに、ショックを受けたかたは多かったようです。
何しろ、mixiのニュース日記のなかでも「PiTaPa持ち俺は負け組www」などと
自嘲する書き込みが目につきましたもの。

*もっとも、PiTaPaは関西以外では正直、あんまり知名度がないということもあって
(少なくとも関東では、関西のPiTaPaが紹介されることはめったにありません)、
反響が大きかったとは、必ずしもいえないところはありますけどね。
それに、地元関西の人さえ「子音が大文字、母音が小文字」で構成されるPiTaPaのつづりを
正しく書いている人はあまりいなかったようで…これについては、PASMOみたいに全部大文字か、
manacaみたいに全部小文字にするほうがよかったのではと
(ま、TOICAみたいにテキストは全て大文字なのに、ロゴは「toICa」の例もありますが)

ちょっと話はそれましたが、とにかく今回の件で初めて「PiTaPa」の存在を知った人も含めて、
「買い物に使えないんだったら、PiTaPaははじめからアウトオブ眼中」
「何しろ、クレジットカードも申し込まなきゃならないんなら、めんどくさい」など
ほかとはシステムからして大きく異なるPiTaPaのことを、使えない電子マネーと
思いこんでいる人は少なくないようです。

もちろん、交通利用も買い物も、クレジットカードの利用代金と合わせて
金融機関の口座から引き落とされる後払い式がメインであるPiTaPaを
先払い(プリペイド式)であるほかの電子マネーと相互利用化させるにあたっては
技術的な面だけではなく、経済面でもハードルが高いと判断されたのかも…。
ですから、乗車券だけでも相互利用化が図られることはありがたいと、私自身は思います。

それに、PiTaPaのポイントシステム「ショップdeポイント」なんて
ほとんどが関西地区に存在する加盟店での買い物でたまるもので(乗り物乗車ではたまらず)
たまったポイントはそれらの加盟店での買い物や、PiTaPaエリアの電車やバスの乗車に使えるというもの。

極論すれば、関西以外に住む人にとっては、ショップdeポイントをためたり使ったりする機会が
ほとんどないわけで(ショップdeポイントは、JALやANAのマイルに交換できますが、
500ポイントたまると自動移行というのがかえって使い勝手が悪く、
おまけに500ポイント→20マイルとレートもあまりよくないし)。

ですから、関西以外の人にとっては、ショップdeポイントは無用の長物に近いというか
むしろ、まったくないものとして考えても差し支えないと個人的には思ってます。

けれど、後払い式ならではの利点というか、公開されてない情報が明らかになり
疑問点が解消されたうえで、秘めたるポテンシャルがうまく利用できれば
PiTaPaは使えないどころか、王者・Suicaにもじゅうぶん対抗できる存在になりうるとも
思っているのですが、いかがでしょうか。

以下は、紙のパンフレットが一昨年(2011年4月)発行のものしか手元になく
インターネットで検索しても、詳細に乏しいという環境のなかで、多分に推測や憶測なども交えたうえで、
以前から注目している交通系電子マネーであるPiTaPaについて、思うところを書いてみることにします。

まず、PiTaPaはどこともつながってない、孤高の電子マネーと思いがちですが
現時点では、同じ関西エリアが対象であるJR西日本の「ICOCA」とは
IC乗車券の分野においては、相互利用が可能になってます。
*買い物用電子マネーにおいては、相互利用できません

もっとも、ICOCAエリアも後払いで乗れるというわけではなく
あらかじめ、PiTaPaカードにチャージ(入金)しておき、そのチャージされた金額の範囲内で、
ICOCAエリアの交通利用が可能になるということです。
*不足分がPiTaPaの後払いで充当されることはありません

したがって、2013年3月23日にPiTaPaとの相互利用が可能になるSuicaなどのエリアで
PiTaPaを使う場合も、ICOCAと同じように、あらかじめチャージされた金額の範囲内で
電車やバスに乗ることができるというルールが適用されると思います。
すなわち、原則として後払い式のPiTaPaであっても、PiTaPaエリア以外で乗車券として使う場合は、
ほかの交通系電子マネーと同様に、事前チャージの準備が必要(=使い勝手は一緒)であると
いえるでしょう。

逆に、Suicaなどのプリペイド式交通系電子マネーを、PiTaPaエリアで使うには
現在のICOCAと同様、ふだんどおりに、自動改札機やバス・路面電車乗降口にある
読み取り部分にタッチすれば、利用区間の普通運賃分がチャージ額から減額される形になり、
こちらもチャージ範囲内での乗車が可能というわけです。

次にチェックしたいのが、PiTaPaへのチャージ方法。
紙のパンフレットによると、PiTaPaはJR西日本ICOCAエリアのほか、PiTaPaエリアの一部の駅でも、
券売機にて現金によるチャージができるそうです。
また、手持ちのPiTaPaカードにあらかじめオートチャージ機能を登録したうえで
PiTaPaエリアの改札機にタッチしたときに、カード内のチャージ残額が1,000円以下であった場合、
自動的に2,000円がチャージされます。
*金額はいずれも固定
*ICOCAエリアではたとえ残額が1,000円以下であっても、オートチャージされません
(ICOCAエリアでこそオートチャージしてほしいと思うのですが…)

2013年3月に全国に相互利用エリアが広がったときには、チャージはどうなるかはまだ不明ですが、
少なくとも現金チャージは、ほかのエリアの駅でもできるようになってほしいというのが、せめてもの願い。
*これが実現しなければ、PiTaPaの評価はガクンと下がりそう…

一方、オートチャージについては、こちらも相互利用エリア拡大を機に
ほかのエリアでもオートチャージが可能になってほしいのはヤマヤマなのですが
個人的には、もっと気になることがありまして。

それは、オートチャージされた金額は後で、ひも付けされているクレジットカードの利用代金と
一緒に引き落とされることはわかっているのですが
オートチャージによって、クレジットカードのポイントは積算されるのか、ということ。

ライバルのPASMOは、この点、結構はっきりと「オートチャージでどんなポイントが付くか」
明記していることが多いんですけど。
*クレジットカードごとに異なりますが、オートチャージではクレジットカードの
ポイントが付与されるのが一般的です

ところがPiTaPaの場合、対応クレジットカードのページを検索しても
オートチャージでのポイント加算については、はっきりと書かれてないことが多くって。

じつは現在、手持ちのクレジットカードで交通系電子マネーへのチャージができ
ポイントもたまるものを探しているところだったりしますが、その候補にANAカード
(VISA、MasterCard、JCB)に追加発行できる「ANA PiTaPaカード」がありまして。

しかし、ANAカードのサイトを見ると、「ショップdeポイント」とマイルの相互交換が
可能である旨は書かれてあっても、オートチャージについては記載がなく。

せいぜい、ポイントの付与について、「ANA PiTaPaカードのご利用分については、
ANA VISA・MasterCardの“ワールドプレゼント”ポイント及びANA JCBカードの
”Oki Dokiポイント“は付与されません」と書かれている程度ですが
オートチャージが果たして「ANA PiTaPaカードのご利用分」にあたるのか
はっきりとはわかりかねるんですよね。

さらに、三井住友カードのワールドプレゼントポイント(VISA、MasterCard)や
JCBのOki Dokiポイントは、モバイルSuicaやSMART ICOCAへのチャージでは
一部の提携カードを除きポイントが付与されないと、各カードサイトに明記されていても、
PiTaPaのオートチャージについては、何も書かれていません。

ほかのPiTaPaが付けられるクレジットカード・鉄道会社・局のサイトをあたってみても。

●オートチャージ分はポストペイご利用分と合わせて、ご指定口座から引き落とします
(阪急電鉄)

●オートチャージされた金額は、PiTaPa交通ご利用代金と合算して引き落とされます
(神戸市交通局)

●オートチャージを行った代金のお支払いも、一括後払いにてご請求いたします
(南海電鉄)

●オートチャージされた金額は、ICクレジットカード KIPSおよびスーパーICカード
KIPS+PiTaPaのご利用代金と合算して決済口座より自動引き落としとなります
(東京三菱UFJ-VISA、近鉄との提携カード)

まあ、合算して引き落とし、なんて書かれてると希望はもてるのですが
いずれにしても、ポイント付与については明らかにされてないものばかり…。

ただ、ポイントが付くにしても、オートチャージされる場所がこれまでどおり
PiTaPaエリア内の改札機にとどまるのであれば、関西エリアにはそんなにひんぱんに行くわけではない
自分の場合は、PiTaPaを持つ意味はあまりないような気がしますけどね。
*東京から最も近いPiTaPaエリア、静岡鉄道に青春18きっぷかなんかで行ってオートチャージを繰り返す? 
これもまったく非現実的

結局、関西在住者でなければ、PiTaPaのもつ社局を超えた割引制度を
最大限に利用するチャンスはないといえそうです。
それでも、後払い式のほうが何かと都合がいいと考える人も多いし
また、「使わないかもしれないお金を前もってチャージしておくよりは、使った分だけ後で払うほうがいい」
「乗った分、買った分だけたまるポイントで割引がきき、さらにおトクに乗れる」と、
関西らしい合理性に富むPiTaPaを支持する人も決して少なくないし
使ってみると、予想以上の便利さに手放せなくなるという声があるのも事実のようで。

チャージの件も含め、ほかのエリアに住む人にも魅力的なサービスが用意されている、
あるいはこれから設けられることがわかれば。
ほかの交通系電子マネーから乗り換える人も、案外少なくないかもしれませんね。


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2013年は交通系電子マネーに注目!(2)Suicaは本当に一強か [電子マネー・QRコード決済]

皆さんこんにちは。「ゆるマイラー鉄子」を自認しているトラベルライター兼、
電子マネー研究家・岩間昌子と申します。
*旅行、または電子マネー関連の執筆の仕事がありましたら、ぜひ声をかけてください

2013年の幕開けとともに、昨日から始まりましたシリーズ「2013年は交通系電子マネーに注目!」
自分の得意分野で勝負しようと始めた企画ですが、いかがでしたでしょうか。

昨日は、2013年3月23日から始まる「大手交通系電子マネー10種類の相互利用サービス」について、
現時点でわかっている範囲で、概要をお伝えしました。
本日からは、いよいよ、相互利用サービス開始後をにらんでの戦略といいますか
具体的にどの電子マネーを選んだらいいか、またどのように使えばいいか
自分の思うところを提案していくつもりです。

とはいいましても、気のおもむくまま、あくまで主観的な立場で書こうと思ってますので
「こうすべきだ」「こうしなさい」という絶対的な方針ではなく、
ひとつの参考意見として読んでいただければ、幸いに存じます。

さて交通系電子マネーについて書かれた、ハウツー本の文章やブログ記事、
さらに掲示板やSNSのご意見などを拝見しますと、けっこう一致しているのが
「やはりSuicaが最強」「3月の全国相互利用化後も、Suicaを使えば間違いはない」という論調。

それはそれでうなずけるところもあるのですが、だからといって
ほかの交通系電子マネーと比較検討もせずに、Suicaに決めてしまっていいのかな。

Suicaが登場した2001年(正確にはSuicaイオカードの時代)当時からSuicaユーザで
自宅最寄り駅がJR東日本のSuicaエリアにあり、仕事にせよプライベートにせよ
鉄道を使ってまかなえる行動範囲の90%以上が、Suicaで事足りてしまう。
言い換えれば、Suica以外の電子マネーをあえて使う理由はない。
そんな私でも、常日頃から「Suicaが最強と断言して、本当にいいのかな?」という
疑問を持ち続けているわけでして。

そこで今回は、初心に返ったつもりで、果たしてSuicaは交通系において、本当に
「ひとり勝ち」電子マネーなのか、できるだけ客観的な検証を試みたいと思います。

まず、Suicaの実力について。
Suicaを「日本初のIC乗車券」と述べている文章もよく見かけますが、正確には
1998年9月、広島市を走るスカイレールの定期券に採用されたのが、公共交通機関における
日本初の非接触型ICカード導入といわれているようです。

ただし、買い物にも使える「電子マネー」機能をIC乗車券に搭載したのは
私の知る限りでは、Suicaより早いものはないと思われます。
まあ、ひょっとしてあったとしても、Suicaのように首都圏一円、ひいては
仙台市や新潟市を中心としたエリアも含め、広範囲で使えるIC乗車券と定義すると
やはりSuicaが、「元祖交通系電子マネー」といって差し支えないでしょう。

ですから、ほかの交通系に先んじてサービスが始まっただけに、新しいサービスの導入も
Suicaが先行することが多く、交通系電子マネーのデフェクトスタンダード(事実上の標準)と
呼ばれるのも、納得がいくのではないでしょうか。

利用可能エリアが広いだけではなく、発行枚数約4,048万枚(2012年8月末現在、
うち電子マネー対応3,819万枚)、利用できる駅は全国約3,000駅(2012年12月現在・
相互利用ICカード対応駅含む)、Suica加盟店舗数約11万6,900店(2012年12月現在)も
ほかの交通系電子マネーを引き離しダントツ

さらにほかの交通系電子マネーに比べ、Suicaの主な長所として次の2点があげられます。

1.モバイル対応している
今回相互利用化が実現する10種類の交通系電子マネーのうち、モバイル用のアプリが設けられているのは、
現在のところSuicaだけ。これもじつをいうと、伊予鉄道の「モバイルい~カード」、
長崎県営バスの「モバイル長崎スマートカード」が、いずれもモバイルSuicaより早い時期に誕生して
いるのですが、どちらもNTTドコモの従来型ケータイにしか対応していません。
複数のキャリア、しかもスマートフォン用のアプリも用意されているのは、
事実上モバイルSuicaのみ。対応している携帯電話を持っていれば、カードを申し込む手間がなく、
全国どこに住んでいても比較的容易に手に入れられるのも、モバイルSuicaの強みになっています。

2.数多くのポイントと提携している
SuicaにはSuicaポイントクラブという、会員制のポイントプログラム(入会金・年会費無料)があり、
ペンギンの黄色いステッカーが目印の「Suicaポイント加盟店」で
Suicaポイントクラブに登録したSuicaを利用すれば、Suicaポイントがためられ、
たまったSuicaポイントで、電車やバスに乗ったり買い物することができます。
ポイント制度はほかの交通系電子マネーでも導入しているところは少なくありませんが、
Suicaポイントは、ポイントが交換できる提携先のパートナー数が多く、
またバラエティに富んでいるのが特徴。ポイント専業サイト、紳士服店、銀行、証券会社、
クレジットカード、スーパーマーケット、駐車場、マイル(ANA)など異業種も多く、
Suicaエリアから離れたところにお住まいでも、Suicaポイントをためることが可能になっています。

以上のことからかんがみて、Suicaは「Suicaエリアの鉄道を利用しなくても」
「Suicaエリアから遠いところに住んでいても」容易にSuicaポイントをためることができることから、
居住地を問わず、誰でも使いやすい交通系電子マネーといえるでしょう。

ただし、Suicaポイントをためるための提携先は多くても、Suicaポイントを
ほかのポイントに交換するルートは、残念ながら充実しているとはいえません。
(現在のところは、Yahoo!ポイントとWAONポイントのみ)
また、Yahoo!ポイントと相互交換が可能だったJALのマイルは、2013年3月31日で提携サービスを
終了してしまうことから、SuicaポイントをJALのマイルに交換するルートとして
唯一残されていたYahoo!ポイント経由ルートは、間もなく閉ざされてしまうことになります。

また、ポイントをためるためにSuicaを使う場合、勘違いしやすい点がいくつかあります。

*電車やバスの乗車では、Suicaポイントはたまらない

*街ナカのコンビニでは、Suicaは使えても、直接Suicaポイントがたまる店は
「スリーエフ」しかない(これを誤解している人が本当に多く、またJR東日本の
案内の仕方も、決してわかりやすいとはいえません)

*クレジットカードによるモバイルSuicaへのチャージで、クレジットカードのポイントを
ためようと思っても、大半のクレジットカードではポイントをためることは不可能に
なっている(これも、チャージ自体はできるだけに誤解を招きやすいところ)

モバイルSuicaの話が出てきたついでに、モバイルSuicaにひも付けできる
クレジットカードについて書きますと、現在のところは、JR東日本グループに所属する
株式会社ビューカードが発行するビューカードと、提携会社が発行する、iの字を2つ
並べたようなマークが入っている「ii」マークのあるカード(ビューTypeII提携カード)、
そして、JCB、VISA、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、
JR東海エクスプレス・カードの各カードのひも付けが可能です。
ただし、ビューカード(ビューTypeII提携カードを含む)以外のカードだと、
利用の有無にかかわらず、登録しているだけで年会費として1,000円(税込)が徴収されます。
これがアホらしくて、私は、自分がひも付けしていたJALカード(VISA)が、モバイルSuicaへの
チャージでJALマイルが付かなくなったのを機に、モバイルSuicaを退会してしまいました。

現在は、Suica定期券をSuicaポイントクラブに登録していますが、この場合
ビューカードしかチャージ用にひも付けできないために、事実上、チャージによる
クレジットカードポイントの取得は諦めている状態。
実際、目をつけているビューカードはあるのですが、経済的な事情などで
新たにクレジットカードを持てる状況ではないことから、しばらくの間は
このまま我慢しなければならないんですよね。

かといって、手持ちのクレジットカードでチャージしてポイントがたまる
交通系電子マネーをほかに探しても、なかなか見つからない現状。
やはり、こういう点からしても、Suica「一強」としかいえないんでしょうか。

いや、ビューカードにしても、「Suicaポイント→ビューサンクスポイント」の
ポイント交換ルートが健在だった頃は、Suicaポイントクラブにも同時に登録して
ポイント交換などでためたSuicaポイントを、大量のJALマイル(JALカードSuica)や
ビックポイント(ビックカメラSuicaカード)、ルミネの商品券(ルミネカード)に
換える動きも全国的にあったのですが、Suicaポイント→ビューサンクスポイントが
2010年4月30日をもって断たれた後は、Suicaポイント交換でためていくのではなく
Suicaチャージやクレジット利用などで、そのクレジットカードのポイント・マイルを
ためるほうが主流になってしまっているようですね。
しかも一度に大量にためるのではなく、コツコツと着実にためるという感じで。

ですから結論としては、ポイントをためる手段として交通系電子マネーの利用を考える場合、
ビューカードをすでに持っているか、あるいは持つ予定があれば
利用する交通系電子マネーにSuicaを選ぶのは、大変有用だと思うのですが
それ以外のクレジットカードを使うのであれば、必ずしもSuicaでなくてもいい。
むしろ、ビューカード以外のクレジットカードでは、Suicaの特徴を
うまく活かせないケースもままあることを覚えておいてもいいかもしれません。


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