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#青春18きっぷ発売40周年 [旅行]

JR線を中心に、全国の普通列車・快速列車が期間限定で乗り放題になるという
お得な切符、「青春18きっぷ」。
*青春18とありますが、年齢制限はありません

初めて発売されたのが、昭和57(1982)年の春といいますから
今年でちょうど、発売40周年となります。
もっとも、当初の名称は「青春18のびのびきっぷ」。
それが翌年には早くも、現名称の「青春18きっぷ」に改められています。
*個人的には「のびのびきっぷ」で略したほうがよかったんだけど
「延期」という意味合いもあったりするからかな

発売当初の値段は、1日券3枚と2日間1枚のセットで8,000円。
利用期間は3月1日~5月31日まで設定され、今みたいに4月上旬までチマチマ、
なんてことはなく、GWも含め結構長い期間利用できました。

また、同年夏季には1万円に値上げされましたが、1日券が1枚増えたことで
6日間も普通列車乗り放題になったのです。
これは(現在もそうだと思いますが)、乗りつぶしをやっている人には
うってつけの切符。私なんか、1983年夏に「青春18」2セットを使って
12日間で関西・中国地方の36線を踏破しましたもの(笑)

それが翌1984年には、また5日間に逆戻り。利用できる期間も徐々に縮小。
そして1996年には、悪名高き、「1枚のきっぷに5回分まとめたもの」になりました。
「青春18」は複数人数の利用も可能なのですが、1枚のきっぷだと同一行動を
強いられることになり、例えば、自宅-集合・解散駅間の行程の運賃は
(JRの普通列車に乗っても)各自で負担など、家族以外のグループ旅行には
結構不便になりましたよね。

さて私、前述のとおり、乗りつぶしの際に大いに利用させていただきましたが
栄えある第1回(もちろん当時は国鉄)、1982年春季用を買ったとき
記念すべき1日目はどこに行こうかと決めたのが、日本一の富士山を仰ぐ旅。

上京して1年弱。都内でも天気のいい日は、小さい富士山は見えていましたが
当日は快晴で、身延線に乗って、秀峰を車窓から間近に見た時の感動といったら!

またこの日は、当時国鉄では唯一、旅客列車が一日1往復しか運行されてなかった
清水港線(清水-三保間、1984年廃止)にも乗り、のどかな夕暮れの港町の
風景を楽しみました。

ああ、あの頃が懐かしい!

今は乗ろうとしても、乗れる路線も列車も相対的に減っているし
特に地方など、「クルマ社会」がすっかり進展していて、鉄道で行くのが
不便で仕方なかったり。
個人的には、仕事などで首都圏近郊はあらかた行っているせいか
ちょっと遠くまで日帰り旅行を楽しみたくても、自宅から「普通列車だけで」行くのは
時間がもったいないと思うようになったり。
経済的なこともあってか、「青春18きっぷ」は、たまにしか買わなくなりました。

今年の「青春18」、発売することは発売するのですが(各種規定はほぼ例年どおり)
状況が状況だけに、ひっそりとポスターが貼られているだけ。
発売40周年(アンド鉄道開業150周年)の記念すべき年なのに
なんかキャンペーンをやってる、って話は少なくとも私の周囲では聞いてません。
*春季きっぷを「発売当初の値段(8,000円)で発売」というキャンペーン、あれを私は
発売20周年の2002年だと思い込んでましたが、JR発足20周年の2007年だったんですね

ともかく私、しばらくは「青春18きっぷ」を買うことはないでしょう。
少なくとも今年の春季・夏季は。


追記:
JR東日本のエリアの場合、50歳以上の「大人の休日倶楽部」会員だと、
4~5日間、JR東日本や(券種によっては)JR北海道の新幹線や特急などにも乗れる
「大人の休日倶楽部パス」というのが期間限定で発売、購入できるのですが
あれ、有効期間が「連続する4(5)日間」に限定されるのを改良してくれませんかねえ。
「青春18」みたいに、連続しなくとも有効、であれば、天気のいい日を選んで
日帰りで行ける範囲が、ぐっと広がるのに。


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