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Suicaの鉄道利用で「やっと」ポイントがたまる [電子マネー・QRコード決済]

2019年9月上旬、JR東日本からこんなニュースリリースが発表されました。

Suicaの鉄道利用で「JRE POINT」がたまります
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190903_ho01.pdf

確か、以前にあった、Suicaの買い物利用でたまる「Suicaポイント」と、
クレジットカード「ビューカード」の利用でたまる「ビューサンクスポイント」などが統合して
2018年誕生したのが、「JRE POINT」。
なんかSuicaポイント→JRE POINTへの共通化(移行)手続きが(難しくはないんだけど)
めんどくさかったことが強く印象に残ってますが、ともかく期限までに手続きは済ませ、
今はビューカードでの定期券やきっぷの購入でJRE POINTをため、
たまったポイントはSuicaへチャージして使っています。

で、Suica自体でも(JRE POINT WEBサイトにSuicaを登録することが条件)、
「Suica登録して貯まる」と書かれた黄色いマークが掲示された
JR東日本の駅構内にある店や飲料自販機などで、JRE POINTをためることはできますが
私自身、Suicaを鉄道以外に使うことはまったくといっていいほどありません。

また、言い換えれば、自分が恒常的に利用している定期券にしろ普通のきっぷにしろ
乗車ポイントとして、JRE POINTがたまるようになるといいなあと思ってました。
それは私に限らず、Suicaが登場した10年以上前から、多くの利用者の間で実現が待たれていたわけです。

それが、消費増税が導入される2019年10月1日から…。
リリースには「いよいよ鉄道利用でもたまるようになります」なんて書かれてますが
すでにほかのJRや民鉄では実現していたこと。
「いよいよ」じゃなく、「ようやく」とか「やっと」というべきだろうと、ひとりごちたものでした。

それでも、やっぱりうれしいニュースには違いありません。
ここで、2019年10月1日から新しく導入されるサービス内容をざっと紹介しましょう。


(1)列車に乗るたびに、たまる!

JR東日本在来線のSuicaエリアを、登録済みSuicaで乗車した場合、1回ごとの利用額に応じて、
モバイルSuicaの場合利用額の2%、カードタイプのSuicaの場合
利用額の0.5%の「JRE POINT」がたまる。
*還元ポイントの算出にあたって、1ポイントに満たない端数は原則として切り捨て。
ただし、1回の還元が1円に満たない場合は1ポイントがたまる。


(2)Suicaグリーン券の購入でたまる!

JR東日本管内の普通列車グリーン車運行区間にて、登録済みSuicaでSuicaグリーン券を購入すると、
モバイルSuicaの場合利用額の2%、カードタイプのSuicaの場合
利用額の0.5%の「JRE POINT」がたまる。
*条件を満たした場合は、乗車区間の利用額に応じた上記(1)のポイントもたまる。


(3)モバイルSuica定期券の購入でたまる!

登録済みSuicaで、スマホやガラケーなどに対応したモバイルSuica定期券を購入すると、
購入額の2%の「JRE POINT」がたまる。
*カードタイプのSuica定期券、磁気定期券は対象外。
*他社利用分が含まれる場合でも、購入金額全体でカウント。


なお、ポイントの付与日は、(1)(2)の場合は乗車日の翌月下旬以降、
(3)は定期券利用開始日の翌月下旬以降となります。


このなかで、個人的にいちばんうれしいのは、(3)の定期券かな。
なにしろ十年来のモバイルSuica定期券ユーザーですし(ガラケー時代から使ってます)、
最近は経済的な事情などもあって、月の1日から始まる定期券を、同じ区間でも
新規購入の形で、1カ月単位で買ってました。
*今の仕事(派遣社員)では、交通費は自腹を切るのが一般的。
「早く行ける」「乗り換えが少ない」よりも、「料金が安い」を最優先にして経路を選んでいます。

ですから、今は消費増税直前で、多くの人がまとまった期間の定期券を求めて
連日、駅の定期券売場などに行列をつくってますが、私の定期券は9月30日が期限。
月が替わったら、10月1カ月分の定期券を、スマホをポチポチ操作し、
新料金で買うつもりでいたところでした。

それが、10月1日初日から、まるっとモバイルSuica定期券ユーザーの特権を生かし
買えるわけですから、ありがたいのなんのって。
しかも、ただのきっぷだと他社線の利用料金はもちろんポイント対象外ですが
モバイルSuica定期券は他社線区間の分もOKという太っ腹。
JR東日本と東京メトロを定期券区間にしている私にとっては、本当にうれしい話なのです。

ちなみに、JRE POINT1ポイント=1円のレートになりますが、
このレートで計算しますと、定期券の旧価格(9月30日までの発売額)よりも、
10月1日以降の新価格からポイント還元分を差し引いた発売額のほうが、
私の場合、(若干だけど)安くなりました。むしろお得になったんだ。
*人によって、前より高くなる場合や、ほとんど変わらない場合があります。

でも私の場合、ポイントためても使うのはもっぱら交通費。
買い物にはもったいなくてとても使えません。
街ナカにはSuicaの使える店は数あまたありますが、Suicaでポイントがたまる店はほとんどないし、
10月からの「キャッシュレス決済・5%ポイント還元」でSuicaがその対象になっていたとしても、
やっぱり現金キャッシュバックに対応したクレジットカードや電子マネーを利用してしまうかな…。

この記事の本題(鉄道利用で「JRE POINT」がたまる話)に戻りますが、
リリースによると、今後は「タッチでGO!新幹線」や回数券でのポイント付与、
さらにえきねっとでのきっぷ購入でJRE POINTが直接ためられるようになるなどの
サービス拡大を予定しているようです。

また、2019年9月3日~12月31日の期間中、JRE POINT WEBサイトに初めてSuicaを登録したかたに、
もれなく100ポイントをプレゼントしたり、
2019年9月3日以降、モバイルSuicaの会員で年会費をお支払いいただいたかた
(新規会員登録していただいたかたを含む)には、年会費相当の「JRE POINT」を
プレゼントしたりするキャンペーンを行なっています。
*今はJR東日本の「ビューカード」以外のクレジットカードを、
ガラケーやAndroidのモバイルSuicaにひも付けした場合は年会費がかかるけど、
2020年2月26日以降は、どのクレジットカード、どのデバイスでも年会費無料になる予定です。


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