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2011年春、セブン-イレブンで交通系電子マネーを一斉導入! [電子マネー・QRコード決済]

正直、マイラーにとってセブン-イレブンは、使えないコンビニとして有名でした。

独自電子マネーの「nanaco(ナナコ)」が導入された当時、nanacoを使うことでたまる
「nanacoポイント」が、各種ポイントに交換できるというアナウンスはあったものの、
いまだ実現されるようすはなかったり(ANAのマイルなど)、あるいは予定より
かなり遅くなって、やっとのことで実現したり(Yahoo!ポイントなど)…。

またそのほかの電子マネーにしても、ほかの大手コンビニが複数のメジャー電子マネーを
どんどん導入するなか、結構長い間、nanaco一本やりだったセブン-イレブン。
その後、徐々に「QUICPay(クイックペイ)」とか「Edy(エディ)」などが
使えるようになっていきましたが、お得なキャンペーンはnanaco関連が圧倒的に多く、
そのほかの電子マネーは、使う人さえ少ないありさま。極端に言えば「ためらいながら」
QUICPayやEdyなどを使っている状態だったのです。

しかし2010年に入って、ANAマイルがもらえるEdyチャージキャンペーンを展開したり、
また、ケータイクレジットのiD(アイディ)や、クレジットカード(アイワイカード、
JCBカード)が利用可能になったりなど、かつては「電子マネーやクレカ導入に慎重な
(はっきりいえば、毛嫌いしていた!?)」コンビニだったはずのセブン-イレブン。
本当に、どういう風の吹き回しなんでしょう!?

そして、本日発表されたリリースは、こんなセブン-イレブンの各種支払い方法に対する
最近の積極的な姿勢を、決定づけるものとなっているように思います。

来春よりセブン‐イレブン全店で交通系電子マネーが利用可能に
各地区毎にKitaca、Suica、TOICA、ICOCA、SUGOCA、PASMOを導入

http://www.sej.co.jp/dbps_data/_material_/localhost/pdf/2010/20100817.pdf
(セブン-イレブン・ジャパン)

*リリースを閲覧するには、PDFファイルの読める環境が必要です

リリースによると、セブン-イレブン・ジャパンと、交通系電子マネーを発行する
JR各社、および「PASMO(パスモ)」を発行する京浜急行電鉄(京急)は、このたび
各鉄道会社の電子マネーサービスを、各地区のセブン-イレブン店舗で、
2011年春をめどに導入することに合意したとのこと。

これにより、来春より全国のセブン-イレブン12,825店舗(2010年7月末現在)にて、
交通系電子マネーによる支払いおよびチャージ(入金)ができるようになります。

う~ん、Suicaをはじめ、ほかの交通系電子マネーについても、ほかの大手コンビニが
どんどん導入を進めているなか、ひとり取り残されていた感のあったセブン-イレブン。

だけど導入するときは、メジャーな交通系電子マネーほぼすべてを、一斉導入! と
いうことなんですね。さすがというべきか。

なお、交通系電子マネーの特徴として、種類の違う電子マネーであっても
相互利用可能ということで使えるケースがあり、それを加味して考えると
各地域のセブン-イレブンで利用できる電子マネーは、以下のようになります。

提携先店舗数(7月末現在)12345678
JR北海道約800××××××
JR東日本約6,900
京浜急行約300××××××
JR東海約1,100××××
JR西日本約2,300××××
JR九州約1,300××


凡例
1:Kitaca(キタカ、JR北海道)
2:Suica(スイカ、JR東日本)
3:TOICA(トイカ、JR東海)
4:ICOCA(イコカ、JR西日本)
5:SUGOCA(スゴカ、JR九州)
6:PASMO(パスモ、京浜急行)*京浜急行以外の会社が発行したPASMOも使用可
7:nimoca(ニモカ、西鉄)
8:はやかけん(福岡市交通局)
○:利用可 △:来春より利用可(予定) ×:利用不可

なお、注意したいのは京急主導のセブン-イレブンがあるらしいこと。
リリースによると、東京と神奈川の一部のセブン-イレブン(約300店舗)は、
PASMOとSuicaしか使えないようです。この地域は圧倒的に、ここに挙げた
どの電子マネーでも可能という店舗が多いのに。
とりあえず、京急沿線あたりは注意したいものです(京急の駅ナカとか)。

で、これを見ると、Suicaさえあれば日本全国、どのセブン-イレブンでも大丈夫とは
いえそうですが、マイラーの立場としては。

確かにSuicaには、「JALカードSuica」とか「ANA VISA Suicaカード」といった
チャージで航空会社のマイルがたまる(JALカードSuicaは、チャージでたまる
ビューサンクスポイントを、JALのマイルに交換できる)カードもあるのですが。

メジャーブランドのほとんどのクレジットカードがひも付けできることが売りだったはずの
モバイルSuicaは、次第に、「Suicaチャージはできても、チャージによるポイントや
マイルは付与されない」方向に変わってきていて。

三井住友カードとかJCB、三菱UFJニコス、そしてJALカードなどの有力カードで、
今は「Suicaチャージしてもポイントやマイルは付かない」ことになっているのです。

ですからねえ。交通系電子マネーで航空マイルをためるなら、
Suica以外の電子マネーにも目を向ける必要があるかも。

それから、セブン-イレブンではSuicaが使えるようになっても、
JR系コンビニの「NEWDAYS」のように、利用でSuicaポイントがたまるわけではありません。

ただし、Suicaならぬ、nanacoを使ってたまる「nanacoポイント」は、
Yahoo!ポイントを経由して、Suicaポイントに交換することができます。
(当ブログ2009年12月4日付の記事参照)交換レートは、

nanacoポイント600ポイント→Yahoo!ポイント510ポイント→Suicaポイント425ポイント
(交換所要日数:約2日)

*Yahoo!ポイント→Suicaポイントも、nanacoポイント→Yahoo!ポイントと同様、
100→85のレートとなりますが、Yahoo!ポイントからは500ポイント以上、
100ポイント単位での交換になるため、実際はYahoo!500ポイント→Suica425ポイント

つまり、nanacoを使いつつ、Suicaに交換できるSuicaポイントをためることが
できるわけで(Suicaポイント→Suicaは、100ポイント→100円分として交換可能)、
そうやってためたSuicaを、またセブン-イレブンで使えるわけで
結局は、nanacoとSuica、両方使えるのがセブン-イレブンで…あれ、混乱してきた。

とにかく2011年春から、セブン-イレブンで、交通系電子マネーが使えるようになることは
私たちにとって喜ばしいニュースといえそうですね。

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Edyパラダイスでビンゴがスタート [ポイントサイト]

電子マネー「Edy」に手数料なし、リアルタイムで交換できるポイントが貯められる
Edyのサイト内にあるポイントサイトが、Edyパラダイス
このEdyパラダイスで今日から、「エディパラ★BINGO」が始まりました!

このエディパラ★BINGOは、毎週開催される無料で遊べるビンゴゲーム。
1日に1回参加して、早くビンゴした人にEdyにつながるポイントが付与されます。

とりあえずの実施期間は、2010年8月16日(月)~2010年9月12日(日)の4週間
オープニングキャンペーンとして、賞品はポイント大放出になっています。

1位 Edy10,000円分のポイント

2位 Edy5,000円分のポイント

3位 Edy3,000円分のポイント

4位~9位 Edy500円分のポイント

10位~90位のキリ番 Edy150円分のポイント
*10位、20位、30位、40位、50位、60位、70位、80位、90位のかたが対象

100位~2000位のキリ番 Edy100円分のポイント
*100位、200位、300位、400位、500位、600位、700位、800位、900位、1000位、
1100位、1200位、1300位、1400位、1500位、1600位、1700位、1800位、1900位、
2000位のかたが対象

ビンゴ賞 Edy5円分のポイント

皆勤賞 アイテム「ゴールドカード」*期間中毎日ゲームに参加されたかた

ビンゴに参加するには、「Edyパラダイス」に会員登録、ログインの後
「エディパラ★BINGOで遊ぶ」ボタンをクリックしてビンゴページへアクセスし
ビンゴを始めるか、アイテムを使うかを選択。「ビンゴを始める」をクリックすると
本日の当選番号が4つ発表され、当選番号が自分のビンゴカード内にあれば色が変わり
以下、ビンゴになるまで毎日続けていくわけです。

それにしても…ルールが「GetMoney!」や「TポイントBINGO」とそっくりというのもねえ。
特に「TポイントBINGO」とはランキングポイントの設定が激似しているし
定期メンテナンスが毎月第3水曜12:00~18:00の間に行なわれるのも同じ(笑)
というか、EdyもTポイントも、ANAマイルと関係が深いところも共通してますねえ。

あ、大きく違うのは、「TポイントBINGO」の1日は3:00~翌2:59であるのに対し
「エディパラ★BINGO」の1日は文字通り、0:00~23:59までです。
これを見て初日から「エディパラ★BINGO」に参加しようと思ってる人は、大急ぎで!


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ブランド別・ANAカードロングランキャンペーン(2010年後半以降) [主にANA]

ANAカードって意外と、全ANAカード共通キャンペーンよりも、
ブランド別に行なってるキャンペーンのほうが多いのではと思うこの頃。
そこで今回は、ANAカードで現在、しかも比較的長い期間(ロングラン)にわたって
実施中のキャンペーンについて、ブランドごとにいくつか紹介してみたいと思います。


1.ANA AMEXカード[ウェブサイトからのお申し込み限定]ポイント10倍キャンペーン
(2010年8月2日~2010年10月3日まで)

たぶんANAカードのブランドで、今、最も元気があると思われるのがAMEXブランド。
(正確には「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」)
年会費などの高さがややネックになりますが、それを補うだけのサービスや特典が
ふんだんに用意されており、マイラーにも人気の高いカードになっています。

そのAMEXブランドのうち、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードについて
ウェブサイトからの新規ご入会に限り、入会後3カ月間、カードをご利用いただくたびに
ポイントを10倍プレゼントというキャンペーンが行なわれています。

2010年8月2日(月)~2010年10月3日(日)(お申し込み分)までの期間中、
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに新規ご入会およびご利用いただくと、
下記の特典をプレゼント。

<ご入会特典>
ご入会時に、ご入会ボーナスマイル2,000マイルに加え、「ANAアメリカン・エキスプレス
メンバーシップ・リワード」のボーナスポイント5,000ポイントをプレゼント

<ご利用特典>
ご入会後3ヶ月間、カードをご利用いただくたびにポイントを10倍プレゼント

ご入会特典とご利用特典を合わせて、最大37,000マイル相当まで獲得可能。
35,000マイルで「東京-バンコク/シンガポール/ホーチミンシティ」往復特典航空券に
交換できますから、あっという間に特典旅行が楽しめる計算になりますね。
(往復/レギュラーシーズン/エコノミークラスの場合)

なお、ポイント10倍のプレゼントは最大30万円ご利用分まで。ポイント付与の計算は、
100円のご利用につき、通常ポイント1ポイント+ボーナスポイント9ポイント
プレゼントということになります。

一般カードでも入会時に3,000マイル相当もらえるキャンペーンをやってますが
AMEXの場合、特典やサービスの手厚さを考えると、ゴールドに入会したほうが
ずっとオトクといえるでしょう。ただ、3万円を超える年会費のことを考えると
やはり、選ばれたかただけのカードといえるのかな。

*ちなみに、シンガポール高島屋は先日、ANAカードマイルプラスに加わりましたが
マイルがお得に貯まるのはANAアメリカン・エキスプレス・カードだけで、
それ以外のANAカードでのお支払いはマイル積算の対象外となるそうです。


2.ANA VISA/MasterCard「リボでスマイルキャンペーン」
(2010年7月1日~2010年12月31日まで)

いろいろとルール変更はあったけど、やっぱりリボといえば三井住友カード!?
で、それだからというわけではありませんが、ただ今三井住友カードでは、
ANAカード会員限定で、2010年7月1日(木)~12月31日(金)の期間中、
Vpassにログインしてエントリーのうえ、合計5万円以上(含む消費税等)のお買物を
リボ払いでご利用いただいたかたの中から、抽選で合計2,000名様に下記の賞品を
プレゼント! 5万円1口として使えば使うほど応募口数がアップ
さらに、マイペイすリボのご登録で応募口数5倍になりますよ!

1等 ANA旅行券3万円分 100名様

2等 ANA'sフレッシュセレクションギフトカタログ(カタログギフト5,000円分相当)
   500名様

3等 ワールドプレゼント100ポイント(ANAマイレージ移行可能) 1,400名様

私自身、かつてはリボ払いには関心がなかったというか、毛嫌いしていたところも
ありましたが、こうも経済状態が悪化してくると、頼らざるを得ず
事実上、現在は今手持ちのカードすべて、リボ払いにしています。
(三井住友カードは含まれてませんが)

まあ、このようにリボ払いでお得になるキャンペーンは各社が行なってますが
手数料など(年率は結構高いです)をお考えのうえ、利用されることをおすすめします。


3.JCB×ネットマイル「JCBカードご入会キャンペーン」
(2010年8月1日~2011年1月31日まで)

今、自分が持ってるのはANA JCBカードですが、同じ10マイルコース
(1,000円=1ポイント=10マイル)だと、ANA VISA/MasterCardに比べ、
マイル交換手数料が3分の1で済むという利点があります。
まあ、ANA VISA/MasterCardのほうにも限定特典やキャンペーンはありますが、要は
単にマイルに移行するなら、ANA JCBカードのほうが割安でわかりやすいのではないかと。

で、ANA JCBカード、最近は目立ったキャンペーンやってないよなあと思ってましたら、
なんと、ポイントサイトのネットマイルで、JCBのオリジナルシリーズと合わせて
入会キャンペーンが行なわれていました。

ネットマイルのサイトを経由して、期間中にANA JCBカードに入会されると
ワイドゴールドカードで2,500mile、その他のカードで1,500mileがプレゼントされます。

注:mileはネットマイルのポイント単位のことで、航空マイルではありません。
ただし、mileはANAのマイルに直接交換することができます
その場合のレートは600mile→100ANAマイルとなります(1,500mile→250ANAマイル)。

あとこちらについていえば、もしかして2010年8月中旬以降、ネットマイルで恒例の
「特典1.5倍!増量フェア」が行なわれるかもしれませんので、その開始を待って
内容を確認してから、ANA JCBカードの入会を決めても遅くはないと思いますよ。
(何しろJCBカードご入会キャンペーンは、年明けまで続きますから!)


4.[LABI ANAカード限定]Edyチャージでヤマダポイントが貯まる!キャンペーン
(2010年8月1日~2011年2月28日まで)

最後にご紹介するのは、LABI ANAカード。
といってもじつはこのカード、ANAカードではありません。

ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードと
いう正式名称からおわかりのように、ANAマイレージクラブと提携しているクレジット
カードですが、利用箇所により、3種類の異なるポイント・マイルが貯まります。

Edyでの支払い…ヤマダポイント

ANAのフライト、ANAマイレージクラブ提携パートナー…ANAマイル

セゾン加盟店、およびアメリカン・エキスプレス加盟店…セゾン永久不滅ポイント

*「ANAアメリカン・エキスプレス メンバーシップ・リワード」のポイントは
貯まりません。

したがってクレジットカード機能をご利用の場合、多くの場合は永久不滅ポイントが
(ヤマダ電機、出光SSなど一部のパートナーではさらにヤマダポイントも)貯まり、
クレジット機能でANAのマイルを貯めることはできないので、
ANAカード(クレジット機能付)ではないといえるのです。
ですから、ご入会時やご搭乗時のボーナスマイルや、機内販売をはじめとした各種割引、
ANAカードマイルプラスなど、ANAカード固有の特典・サービスはご利用いただけません。

さて、LABI ANAカードでは現在、Edyチャージでヤマダポイントが貯まる!
キャンペーンを実施中。2011年2月28日までの期間中に、LABI ANAカードを利用し、
搭載されているEdyにクレジットチャージいただくと、200円ごとに1ヤマダポイント
プレゼントされます(ポイント付与予定日は、チャージされた月の翌月末となります)。

そういえばこの前、コンビニでEdyチャージ!キャンペーンがあったとき
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードのEdyへのチャージは、キャンペーンの対象外に
なってましたが、今回はコンビニに限らず、Edyチャージをすれば
ヤマダポイントが貯まることになりますね。

ヤマダポイントは、ANAマイルと相互交換はできますが、マイルへの交換レートが
4,000ポイント→1,000マイルと目減りしてしまうため、LABI ANAカードは
ANAマイラーがメインカードとして使うには、ちょっと物足りない面が多々あります。
むしろ、ヤマダポイントをメインに貯めている人が、ANAのフライトでも効率よく
ポイントを貯めたいという場合にこそ、役だってくれるカードといえそうです。

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日経新聞に掲載された「ポイント界の現状」(2010年8月) [暮らしでマイルをためる]

昨日書いた電子マネーの記事も、一部は日本経済新聞の情報をネタ元にしました。
かようにして、自分のブログは報道、特にわが家でとってる日経新聞から
ネタを頂戴することも結構多いです。

その日経新聞朝刊に、昨日と今日の2回にわたり、ミニ連載「検証 ポイント戦略」と
いう記事が掲載されていたわけですが、上・下の「下」にあたる今日の記事では、
「厳しい消費者の目」という副題が付けられ、いっときは拡大路線に走った各企業の
ポイント戦略について、最近は見直しが相次いでいるという内容になっていました。

なかでも、衝撃的だったのは以下の文章です。

(以下引用)

 企業のポイント導入が広がったきっかけの1つは、2006年前後の
「陸(おか)マイラー」ブームだ。飛行機に乗らずに、買い物などでためたポイントを
航空会社のマイルに換えて航空券を入手する消費者が増加。クレジットカード会社などが
提携ポイントを相次ぎ発行し、手持ちのポイントを他のポイントに交換する市場が出現した。
 だが航空会社を頂点とした「ポイントバブル」は経済危機を経てしぼむ。
「身近な店で使える電子マネーのポイントが急速に普及して、マイル人気は相対的に
低下した」(ポイント情報サイト)ことが背景にある。東京都江東区の主婦(36)は
「以前はマイル一辺倒だったが、近ごろは電子マネーのポイントもためている」と話す。

(引用ここまで)

まあ、記事に出てきた主婦のかた(東京都の主婦ということだけが共通点で、住んでる
市区町村も年齢も大きく異なりますが)が述べていた、「以前はマイル一辺倒だったが、
近ごろは電子マネーのポイントもためている」、これ、マイレージのブログを書いている
私にもズバリ当てはまるわけで。思えば、このブログを開設したのは2007年だったから、
もう「陸(おか)マイラー」ブームや「ポイントバブル」は下り坂にあったんですね。
いつもながらタイミングの悪い自分…。

そのほかにも今日の記事には、いろんな企業の最近の動きが出てました。

顧客向けのポイント制度を打ち切った千葉銀行やみずほ銀行。

ネットマイルの全株式を2010年1月に売却した三井物産。
(ネットマイルが最近、かつての勢いがなくなってると感じたのはこれが原因か?
2009年にあった「特典交換1.5倍!増量フェア」、2010年は行なうのかなあ)

来店ポイントの付与を携帯電話会員に限定したヤマダ電機。

自社クレジットカードでの給油の支払いに対するポイント付与を休止した出光興産。

エディに交換した場合のポイント還元率を従来の5分の1に引き下げるホンダ。
(2010年12月から、10ポイント=1円になるそうです)

ちなみに、昨日の「上」では、とある大手書店チェーンが
「規模なら70社以上が参加する『Tポイント』だろう。だが『ポンタ』は運営会社への
手数料が安い。どちらを選ぶべきか」
などと悩んでる話が出てましたが、総じて二大ポイント陣営が有力加盟店の争奪戦を
熱く繰り広げているという、まあ厳しい状況ながらも前向きに各企業がポイント活用を
考えているというニュアンスで話が展開していきました(しかし、最後のほうで
ヤマダ電機がポイント発行額を抑制する方針を打ち出しているとの話が出ていて、
「企業のポイント活用は転換期を迎えた」と結び、今日の「下」につながるのですが)。

そう、Tポイントについても、「下」では「勢いのある共通ポイントにも課題がある」と
前置きしつつ、Tポイントの利用については加盟店間でばらつきがあること
(やはりTSUTAYAでの利用が多いそうです)、その影響を受けてか、牛角やENEOSは
ポイント付与率を半減し、ブックオフは脱退を決めたことにも触れてました。
(あと直接関係あるようには書いてませんが、楽天とTポイントの相互交換終了の話も)

つまり全体として、かなり厳しい状態にあるポイント界の現状が書かれていたわけです。

前の話に戻りますが、私も江東区の主婦のかたとまったく同じく、ブログで航空マイルを
中心に情報を発信しているにもかかわらず、個人的にはここ数年間、仕事もなく
収入もガタ落ちという状態にあり、「とてもポイントをマイルなんかに換えていられない、
手っ取り早く電子マネーに換えて生活の足しにする」という現状にありまして。

事実、昨年はANAのマイルをSuicaポイントに、JALのマイルをWAONにという、
陸マイラーの風上にも置けない「航空マイル→電子マネー」交換も行なってしまいました。

今年に入っても、個人的な経済状況は好転していません。
ネットマイルやPeXには万単位のポイントがありますが、おそらくSuicaやEdyあたりの
電子マネーに換える公算が大。楽天やセシールのポイントも、最近はもっぱら
買い物での値引きに使っています。どれもそもそもは、マイル目的でためていたのに。

昨日の記事じゃないけど、相対的に自分のブログも、マイルそのものより
電子マネーやポイントサイト関係の記事が占める割合が多くなっているかも。

これじゃ、日日是マイレージというブログタイトルは変えるべきじゃないかって?
いやいや、もともと、好きな飛行機に乗って、海外の鉄道に乗りに行くために始めた
マイルの獲得。たとえどんなに経済状態が悪化しても、夢は捨てたくありません。
マイレージブログの看板を下ろす気は、まったくないですよ!

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Suica,TOICA,manaca,SUGOCA,WAON(2010年8月) [電子マネー・QRコード決済]

時々やっている、複数の電子マネーをまとめての最新情報のご紹介。
「あれ、聞いたことのない名前が混じってる…」って思ったかた、
まずは読んでみてください。


1.SuicaとTOICAとmanaca、2012年より順次、相互利用が可能に!

JR東日本の「Suica(スイカ)」と、JR東海の「TOICA(トイカ)」
そして名鉄や名古屋市交通局等が2011年2月からの導入を予定している
「manaca(マナカ)」

これらの電子マネー機能を兼ねたIC乗車券について、本日、関係各社より
「IC乗車券の相互利用サービスの実施について」と称するリリースが出ました!

内容は以下のとおりです。

○平成24年(2012年)春めど
 ◆「TOICA」と「manaca」の乗車券機能の相互利用(*1)及びIC連絡定期券の発行(*2) 
   *1 自動改札機等での運賃の自動精算、自動券売機でのチャージ等が相互に可能に
   *2 TOICA、manacaにJR東海とmanaca導入事業者間の連絡定期券の付加が可能に

○平成25年(2013年)春めど
 ◆「manaca」と「Suica」の乗車券機能の相互利用
 ◆「TOICA」、「manaca」、「Suica」の電子マネー機能の相互利用(*3)
   *3 各加盟店での電子マネーによるお買い物が相互に可能に

なお、Suica-TOICA間についてはすでに、IC乗車券、電子マネーとも相互利用が可能
なっています。

いうなれば、TOICAとmanacaの関係は、関東のSuicaとPASMOの関係みたいな
ものですね。ただしPASMOの場合は、デビューと同時にSuicaと乗車券・電子マネーとも
相互利用が可能になったのに、manacaのほうは。

2011年2月(予定)…manacaデビュー、この時点では相互利用できるIC乗車券はなし

2012年春(予定)…manacaとTOICA、乗車券の分野で相互利用化

2013年春(予定)…manacaとTOICAとSuica、乗車券・電子マネーとも相互利用化

なんというか、いっぺんにやればいいと思うのに、なんたる小出し!
まあいろいろ事情はあるんでしょうが、とにかく東海地方においても
IC乗車券サービスが急速に進むことは確実な状況に。

名鉄サイト内にある「ICカード《manaca》の概要~当社の展開構想~」によれば
なんでもmanacaのポイントサービスは「マイレージポイント」と名づけられ
航空マイルをためている人にとっても、親しみやすい名称になるようですし
ひも付けできるクレジットカードが明らかになってくれば、相互利用を武器にして
manacaエリア外にお住まいの人にも、おすすめできるIC乗車券になるかもしれませんね。


2.TOICAとSUGOCA、2011年春から相互利用サービス開始!

またまたTOICAの話。で、こちらはJR九州の「SUGOCA(スゴカ)」との相互利用化に
なるのですが、やはり本日、発表がありました。

TOICAとSUGOCAの相互利用サービスの実施について
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000575.html(JR東海)

東海旅客鉄道株式会社(JR東海)と九州旅客鉄道株式会社(JR九州)は、
JR東海の「TOICA」とJR九州の「SUGOCA」の相互利用サービスを、
平成23年春、つまり来年(2011年)春に開始することに合意しました。

◇「TOICA」または「SUGOCA」のいずれか1枚をお持ちいただければ、
それぞれのICサービスエリア内の在来線が便利にご利用いただけます。

◇電子マネーについても、「TOICA」または「SUGOCA」のいずれか1枚を
お持ちいただければ、それぞれの電子マネー加盟店でのお買いものが便利になります。

また、すでに発表済みであるJR西日本「ICOCA」とJR九州「SUGOCA」との
IC乗車券および電子マネー相互利用が、平成23年春に開始されることと合わせて。
*当ブログでも2009年11月26日付の記事で紹介

◇博多駅及び小倉駅の新幹線乗換改札口においても、「EX-ICサービス」や
新幹線の紙のきっぷと「TOICA」や「SUGOCA」等のIC乗車券を組み合わせて、
そのまま自動改札機をお通りいただけるようになります。
これにより、首都圏~東海圏~近畿圏~岡山・広島圏~北九州・福岡圏間のご旅行が
ますます便利になります。

※サービスの開始日や具体的内容については、まとまり次第、お知らせします。

いや、これこそまさに「太平洋ベルト地帯」ってやつ!?(なんか懐かしい響きが…)

つまり、「TOICA」「ICOCA」「SUGOCA」は2011年春、九州新幹線の全線開通とともに
一挙に相互利用化されるってこと!(いずれもSuicaとはすでに相互利用化済み)

と書くと、喜ばしい限りのように思えますが、どうにも気になるのは
相互利用化というのが、JR同士の連携にとどまっていて、
例えば首都圏のPASMO(パスモ)とか、関西の「PiTaPa(ピタパ)」とか
九州の「nimoca(ニモカ)」「はやかけん」とか、あるいは1.で述べた
東海エリアの「manaca」などは、同じ地域のJRのIC乗車券とは相互利用化、あるいは
相互利用化が予定されていても、ほかの地域のIC乗車券とは、その計画がなく…。

なんかこういうのって、JR圧倒的に有利って感じで、ふに落ちないところも。
いや、システムの異なるPiTaPaなどは難しいかもしれませんが、プリペイドが基本である
その他の非JR系のIC乗車券も、他地域のそれと積極的に相互利用化が図られないかなあ。
そうでないと、不当競争って感じがしなくもないんですけど。


3.マルナカでWAONが使えるように!?

今回取り上げるなかで唯一、交通系電子マネーではないWAON(ワオン)
イオンが運営している流通系電子マネーで、イオングループのほかファミリーマートや
吉野家、ヤマト運輸、マクドナルド、JAL系の空港売店「BLUE SKY」などで使えます。

また、一般のWAONカードやモバイルWAONではWAONポイントがたまりますが、
JALマイレージバンクに結びつけた「JMB WAON」「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」
「モバイルJMB WAON」では、ストレートにJALマイルをためることができ
JALマイラーにも人気の高い電子マネーとなっています。

で、そのWAONが、マルナカでも使えるようになるかも!? という話。
「えっ、マルナカってどこのお店?」とおっしゃるかた。
マルナカは香川県高松市に本社をもつスーパーマーケットチェーンで、グループ企業に
山陽マルナカ(本社岡山市)があり、すなわち、中四国地方に店舗網を広げる
大手スーパーといえるでしょう(CMキャラクターがともさかりえさんなんですね)。

そのマルナカと山陽マルナカ、イオン、そして三菱商事が共同で
4社間の包括業務提携に関するお知らせを出しました。

今日の日経新聞夕刊(一面)によると、イオンとマルナカグループは
プライベートブランド商品の開発や、電子マネーの活用などで
包括的に協力するということで。
マルナカグループの店にWAONが導入される可能性も、濃厚といえそうですね。

つい先日お伝えしました、九州を地盤とするコンビニ「エブリワン」が
ANAマイレージクラブと結びつけた電子マネー「Edy(エディ)」を使うと
通常の2倍マイルがたまる「Edy マイルプラス」に加盟した話をもち出すまでもなく
セブン&アイの「nanaco(ナナコ)」、イオンの「WAON」、楽天の「Edy」など
一大流通グループが主導する電子マネーは、大手スーパーや全国規模のコンビニへの
導入が飽和状態を迎えつつある今、地方の有力店との提携も強化する方向にあるようです。

JRグループ、あるいは同一地域間で「相互利用化」を図る交通系電子マネーと、
地方にまで手を広げて、それぞれの勢力拡大に火花を散らす流通系電子マネー。
いずれにしても今後の電子マネー相関図は、様変わりする可能性を秘めていると
いえそうです。

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JALマイルフォンでキャッシュバック、「お盆休み特別」キャンペーン実施中! [主にJAL]

お陰様で前回のキャンペーンの時に、私のブログからお申し込みがあったようです、
利用でJALのマイルが100円=最大7マイルたまる「JALマイルフォン」
本当にありがとうございます。継続して紹介していたかいがありました。
お盆の時期の今回も、特別キャンペーンの案内をさせていただきたいと思います。


  「お盆休み特別」キャンペーン概要
  --------------------------------------------------------------
  ◇期間:2010年8月10日(火)0:00~8月17日(火)24:00
  ◇特典:JMP-SA002,JMP-S004のお申し込みで現金20,000円
      JMP-SH007,JMP-CA005のお申し込みで現金10,000円
  ◇特典の発送:2011年2月に現金書留にてご契約のご住所に発送

 「JALマイルフォンに乗り換えたいけど、今使っている携帯の違約金が…」
 「今使っている携帯でたまっているポイントを失効するのは…」
 と悩んでいるかたは、ぜひこの機会にJALマイルフォンへ乗り換えを!

 <対象機種は4機種!>

 ◆JMP-S004(6月11日発売)
  海外に行くことが多いかたはコレ!世界196カ国・地域で使えるGSM対応機
  実質負担金:2,310円×24回(総額55,440円)
  ⇒【20,000円キャッシュバック!】

 ◆JMP-SA002(6月11日発売)
  カラフルデザインならコレ!7色展開の、世界最薄スライドケータイ
  実質負担金:1,470円×24回(総額35,280円)
  ⇒【20,000円キャッシュバック!】

 ◆JMP-SH007(6月25日発売)
  高効率ソーラー充電&防水対応で、この季節にピッタリの機種です!
  実質負担金:1,890円×24回(総額45,360円)
  ⇒【10,000円キャッシュバック!】

 ◆JMP-CA005(6月4日発売)
  カメラ重視ならコレ!13メガカメラ搭載モデル
  実質負担金:2,310円×24回(総額55,440円)
  ⇒【10,000円キャッシュバック!】

 ※現金のプレゼントは2011年2月(半年後)となります。
 ※上記以外の機種は対象となりません。
 ※実質負担金は「携帯電話購入代金」と、毎月お支払いいただく通信料等
  から毎月差し引かれる「ボーナス割」の合計との差額です。よって、
  携帯電話購入代金から直接値引かれるものではありませんのでご注意
  ください。
 ※携帯電話購入代金を一括でご購入の場合、初月の請求が高額になります。
  ご購入の際は、JALマイルフォンwebサイトで内容をよくご確認のうえ、
  お申込みください。


また、2010年7月30日付の記事でちょこっと書きました
家族でおトクキャンペーンも、好評実施中!(2010年10月31日まで)

 ┏★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  【全員対象】JALマイルフォンご加入キャンペーン
  --------------------------------------------------------------
  JALマイルフォンのご契約で、もれなく1,000マイルプレゼント!
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★┛
                 +
 ┏★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  【さらに】家族でおトクキャンペーン
  --------------------------------------------------------------
  ご家族のご契約で、1回線ごとにプラス500マイルプレゼント!
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★┛
                 ↓
 2つの特典をあわせると、1回線につき【最大1,500マイル】がもらえる!

 <家族でおトクキャンペーンについて>
 ・すでにJALマイルフォンをお持ちのかたのご家族も対象になります!
 ・2回線目以降の追加回線に適用されます。
 ・1回線目と同一名義での追加回線契約、もしくはご家族名義でのご契約で
  1回線目とマイファミリー割引にご加入いただいた場合に適用されます。

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毎日新聞の定期購読×クレジット付きTカードの利用で毎月50ポイント! [暮らしでマイルをためる]

2010年8月1日~12月31日までの5カ月間、以下の2つの条件を満たした月ごとに
Tポイント50ポイントがプレゼントされるキャンペーンが開催されています。

(1)毎日新聞の定期購読でTポイントを貯める(Tポイント申請をする)

(2)クレジット機能付きTカードのカード払いでお買い物をする

(1)については新規購読者だけでなく、すでに購読しているかたでもOK!
新規購読者だとさらに1200Tポイントがもらえます!

また(2)のほうは新聞購読料はもちろん、その他どんな商品・サービスのお買い物も
対象になるとのことなので、最低、「毎日新聞の購読料をクレジット機能付きTカードの
カード払いで支払う」だけでも、もれなくANA25マイルに相当するTポイントがもらえる
ことになりますね。

で、私のほうは、新たに新聞をとる余裕もなく、もっぱら2010年7月24日のブログに
書いた「毎日jpスタンプラリーキャンペーン」に、文字通り「毎日」参加し、
スタンプを集めているところ(毎日.jpへの会員登録やTサイトへのログインは不要)。

ホントにこれ、一部記事といいながら、スタンプが押せる記事はかなり多く、
簡単に見つかります。さらにひとつの主要記事から、芋づる式に関連記事を追いかけて
連続してスタンプを押すこともできます。極端な話、スタンプ20個集めて、
それこそ「毎日」応募することも決して不可能ではありません。

ただ私としては、あんまり際限なく押すのもイヤなので、記事は元記事1本だけ、
それもスタンプはおおむね一日3~4個にとどめるようにしています。
2010年7月20日から始まったこちらのキャンペーン、私は今日やっと、2回目の応募。

もっとも、スタンプラリーキャンペーンのほうは、スタンプ集めも容易ならば
応募もきわめて簡単。何しろ名前とメールアドレスと、「今後、毎日.jpからの
情報をメールで受け取るかどうか」にチェックを入れて送信するだけ。
Tポイントのほうの情報は、まったく入力する必要はありません。

まあ、スタンプを集めるのや応募は楽でも、考えさせられるニュースの多い昨今。
毎日.jpでメインに掲げられているニュースも、愉快な気持ちになれないものが圧倒的。
読んでるうちに気がめいってしまい、ホントに無節操に、こっちはスタンプ押して
いいんだろうかという気にさせられてしまいます。
私が一日に押すスタンプ数を抑えているのも、こういう理由があるからかもしれません。

けどなかには、「ケンちゃんシリーズ」の子役でおなじみだった宮脇健さん(このかた、
私と誕生日が近くて、彼のほうが二日お兄さんです)の近況のように、
ついほのぼのするような記事もあったりしますけどね。

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セシールポイント制度は今(2010年8月) [ポイントサイト]

昨日(2010年8月6日)の日経新聞朝刊に、こんなことが書いてありました。

カタログ通販、ネットに活路 千趣会・限定商品 セシール・ポイント倍増
*注:千趣会=ベルメゾン

「えっ、ただでさえ(ベルメゾンに比べても)いろんなサイトと提携結んでて
ポイント交換の要になってる存在のセシールで、さらにポイント倍増!?」

記事の本文を読んでみました。

「セシールはネットで注文をした場合に付与する特典ポイントをカタログの2倍に
拡大した。カタログでは購入額100円に付き1ポイントだが、ネット通販では
2ポイントを与える」

…あ~、これは日経新聞側の勘違いだわ。

といいますのは、セシールではネット注文の場合はカタログ注文の場合に対し、さらに
1ポイントを加えるというシステムを取ってまして、確かにカタログで
100円1ポイントの場合は、ネット通販だと2ポイントになるわけですが。

セシールはそれまでのお買い上げ額が大きい「お得意様」に対して
段階的に付与ポイントがアップするという制度を設けています。
具体的には、前年12月1日~本年11月30日までのお買い上げ金額により、
翌年のお買い物で付くポイントが、以下のようになります。

1万円未満…カタログ100円につきポイント、ネット100円につきポイント

1万円以上3万円未満…カタログ100円につきポイント、ネット100円につきポイント

3万円以上5万円未満…カタログ100円につきポイント、ネット100円につきポイント

5万円以上…カタログ100円につきポイント、ネット100円につきポイント
(10万円以上の場合は、付与ポイント数は変わらないがさらに多くのサービスが付く)

というふうに、どのランクでも、ネットはカタログに比べ+1ポイントというのが正解。

これは、「JALカード特約店」での買い物によるマイル数が、単純に一般店の2倍
(1×2=2)付くのに対し、「ANAカードマイルプラス」では、「2倍」といっても
ANAマイレージクラブの1倍+クレジットカード会社の1倍の和(1+1=2)で
あることを考えると、わかりやすいでしょう。セシールはANAの方式を採用している
わけです(あ、かえってわかりにくい説明になったかな?)。

それはともかく、2010年6月末で「ポイント劇場」を終了したセシールですが、
セシールと提携パートナーとのポイント交換は、変わらず健在です。
「セシール→パートナー」も、「パートナー→セシール」も。

2010年8月7日現在のポイント交換一覧を挙げておきます。

<ANA>
セシール100ポイント→ANA25マイル

<NTTコミュニケーションズ>
セシール100ポイント→500NTTコミュニケーションズポイント
5,000NTTコミュニケーションズポイント→セシール500ポイント

<アウトレット・ポイント>
セシール100ポイント→100アウトレット・ポイント

<Gポイント>
セシール105ポイント→100G、100G→セシール100ポイント

<ドコモプレミアクラブ>
セシール100ポイント→100ドコモポイント

<ネットマイル>
セシール100ポイント→100mile、1,500mile→セシール750ポイント

<マイポイント>
セシール100ポイント→100マイポイント、650マイポイント→セシール500ポイント

<JCB Oki Dokiポイント>
500 Oki Dokiポイント→セシール2,500ポイント

<PeX>
5,000PeXポイント→セシール450ポイント

<予想ネット>
予想ネット5,000ポイント→セシール500ポイント

<ポイントBOX>
ポイントBOX5,000ポイント→セシール500ポイント

<トルノスポイント>
500トルノスポイント→セシール500ポイント

2009年に、りそな銀行との提携を終了したという「大事件」はありましたが、
それ以外は提携パートナー数もそんなに極端には減ってませんし、
交換レートも、さほど改悪された感じではないように思います。

いずれにしても、ショッピングサイトが本業なのにこれだけポイント交換が
できるっていうのは、ちょっとしたポイントサイトをしのぐと思いません?
(少なくとも、多くのパートナーと提携してるけど、ポイントをもらうばかりで
他のパートナーにはまったくポイント交換できないベルメゾンと比べれば…)

また、2010年3月からフジ・メディア・サービスの完全子会社として再スタートを
きって以降も、キャンペーンのたぐいはそんなに減ってはいません。

お得意様向けに、5,000円以上お買い上げで500ボーナスポイントプレゼントは
2010年8月31日まで実施中ですし(案内が届いた会員のかたのみ対象)

また一般の会員向けにも、2009年と同様の「ネットで得するキャンペーン」とか。

購入商品のクチコミ投稿で、セシールいち押しアイテムが当たるキャンペーンも
2010年8月6日~10月8日まで実施中!

そして、2009年は「指定の商品1点だけ買って」1,000ポイントがもらえるキャンペーンも
お得意様向けにひんぱんに行なってましたが、さすがに2010年は…と思っていたら。

先日来たメールで、「スマートドライ」3枚以上買うと1,000ポイントプレゼントと
いうのが登場! スマートドライといえば以前、このブログで動画でも紹介しました。

*「スマートドライ」3枚以上1,000ポイントは、案内メールが届いたかたのみ対象です。

じつは私、このスマートドライ、2点買ったんですけど。
うん、吸水性とかサラサラ感は確かに及第点とは思うけど、気になったことを2つほど。

・生地が予想以上に薄く、意外としわになりやすいのでお手入れはきちんと。

・デザインによっては窮屈感を感じるものも。ゆったりしたデザインがおすすめ。

こういったことを気に留めておいて、お買い求めいただくことを推奨します。

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JALホテルズ株式売却と、ANA国際線新設/再開(2010年8月発表) [旅行]

こう並べると、また「ANAは相変わらず元気そうだけど、JALは大変だねえ」なんて
声も聞こえそうですが…とりあえず両社とも、本日付プレスリリースに出ていたことです。


1.JALホテルズ、ホテルオークラへの株式譲渡が正式決定

もうだいぶ前から噂になっていたことですが、株式会社JALホテルズの株式譲渡に
関するお知らせが、正式に発表されました。
譲渡先は、やはりかねて噂されていたホテルオークラ。
日本航空インターナショナルが所有するJALホテルズ株式の79.6%を、
ホテルオークラへ譲渡する予定(平成22年9月末)とのことです。

なお、私たちに関係することについては、

●本取引後においても、『ホテル日航』、『ホテルJALシティ』のブランドは継続される。

●本取引後においても、JALホテルズチェーンホテルにおけるマイレージ積算
JAL利用クーポンのご利用等のマイレージプログラムは継続される。

とのことです。その他詳細は、以下のURLにアクセスください。
http://press.jal.co.jp/ja/release/201008/001602.html

*ちなみに、今日の日経新聞夕刊には、JALウェイズが日本航空インターナショナルに
2010年12月1日付で統合されるって話も出てましたが…こちらも、正式発表を待って
ブログでも取り上げたいと思っています。


2.ANA、成田-ジャカルタ線再開と成田-マニラ線開設

いやあ、2010年10月末の羽田空港国際線開設ラッシュに湧く各航空会社といった
この頃ですが、こちらのお知らせは、ANAが成田に関わる路線を復活/新設するっていう話。

というかこれを聞いて、「えっ、羽田じゃなく成田なの!?」と思ってしまった私。
正直、成田→羽田シフトなどの話はしょっちゅう耳にしてますし
実際、成田線の大幅な運休・減便など、ライバルのJALがこの春に打ち出してたはず。
(当ブログ2010年5月9日付の記事「羽田は賑やかになるんだろうけど」参照)

それが、成田ですからねえ。

具体的なことを申し上げますと。
まず2011年1月から、ボーイング767-300ERにより、成田-ジャカルタ線を再開。
週7往復ってことは、毎日運航ということでしょう。
しかし…確かに以前、ANAがジャカルタやデンパサール(バリ島)に飛んでいたのは
記憶があるけど、いつ運休になったんでしたっけ? 何年ぶりかなあ。
(すみません、手持ちの資料ではわからなくって…)

あとは2011年3月、ボーイング767-300ERによる成田-マニラ線の開設。
これは間違いなく新設ですね。こちらも毎日運航になるもようです。
まあ、マイラーにとってうれしいのは、レギュラーシーズン2万マイルで交換可能な
特典航空券で行けるディステネーションが、香港や台北、中国の各都市のほかに
選択肢が増えること。グアム線がなくなって以来、中華圏ばかりでしたからねえ。
(いや、中華圏がつまらないっていう意味ではなく、たまには違った雰囲気を持つ都市に
行きたくなっても、急に必要マイル数が跳ね上がるものですから…)

なお、成田-ジャカルタ線、成田-マニラ線ともすでにJALが運航してますが
JALの運休予定路線には含まれてないので、今のところは両路線とも
(日本の航空会社としては)ダブルトラックの運航になるようですね。

いや、成田-デンパサール線のほうは、JALが撤退を発表してますが、
まさかその後釜に、ANAが入るってことは…ないんでしょうか?

ANAのプレスリリースはこちらを。
http://www.ana.co.jp/pr/10-0709/10-105.html

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FMラジオ局「J-WAVE」で楽天ビンゴ開催 [その他]

2010年8月2日付で、楽天サイトのニュースリリースに出ていた話なんですが、
東京のFMラジオ局「J-WAVE 81.3FM」と、楽天市場がコラボレーション。
携帯電話で参加できるビンゴゲーム「J-WAVE 【ラジオBINGO】×楽天市場」が、
2010年8月23日(月)~8月29日(日)に実施されるそうです。

「J-WAVE【ラジオBINGO】」は、J-WAVEが毎年夏休みに実施している
携帯電話で参加するビンゴゲームで、携帯電話で空メールを送るとビンゴカードが届き、
J-WAVEのオンエアで発表される数字がそろえば、ビンゴとなり、抽選または先着順で
賞品がプレゼントされるというもの。

今回のコラボレーションの内容は、まず楽天が楽天市場で人気の商品を賞品として提供し、
J-WAVEのオンエアおよび楽天市場の公式ツイッターで賞品内容を告知。
また、楽天とJ-WAVE双方のWEBサイト、携帯サイト、メールマガジン、ブログ、
ツイッターなどでビンゴの参加告知をするなど、複合的にプロモーションを行なう予定。
「J-WAVE【ラジオBINGO】」は過去3回実施されてますが、企業とのコラボは初めての
試みだそうです。

企画はまだ、概要の段階ですが、ビンゴカード配布は8月13日(金)16:00より、
実施期間は2010年8月23日(月)~8月27日(金)と、8月28日(土)・29日(日)の
2ステージ制。参加人数は各ステージ2万名様まで。

空メールと引き換えにビンゴカードを受け取った後は、期間中毎日6:00から始まる
ゲーム開始とともに、オンエア中に発表される数字を聞き取ってビンゴを目指し、
ビンゴになったら当選者登録のメールを送付。先着順でプレゼントがもらえると
いうものです(なお特賞は、全ビンゴ者から抽選で決定)。

気になるプレゼント内容(まだ「予定」段階かな?)は…

■特賞(ステージごと抽選):3Dテレビ、ホームシアター、ヘリクルーズ、液晶テレビ

■楽天賞(先着順):Nintendo DS、G-Shock、石垣島ラー油、神戸魔法の壺プリン など

■参加賞:楽天ポイント20万ポイント山分け、J-WAVEオリジナル待ち受け画面

など、賞品は30種類以上。

このうちマイラーに関係があるといえば、参加賞「楽天ポイント20万ポイント山分け」に
なるんでしょうが(参加人数制限の関係からいって、最低5ポイントはもらえる?)、
なんかこれ、ANAマイルには交換できない「期間限定ポイント」の匂いがしますね~。
(間違ってたらスミマセン)

…う~ん、J-WAVEといえば、開局当時から選曲とかトークスタイルとかに
おしゃれなセンスを感じるFM局として、首都圏では知られてますよね。

私がバリバリに編集関係の仕事とか、本業(トラベルライター)に励んでいた
1990年代~2000年代前半くらいまで、仕事柄、デザイン事務所におじゃましたりとか
カメラマンの車で取材に出かける機会も多かったのですが、そのときに
社内とか車内に流れていたのは、ラジオであればほぼ100%、J-WAVE!
確かにその時代の、特に都会に暮らす若者を意識した選曲が目立ってましたもん。
パワープレイっていうんでしたっけ、ひとつの曲を集中的に
ヘビロテで流すっていうのも、この局の十八番(おはこ)だったような気も。

で、私自身はその反動もあって(?)、家ではまったく正反対のような雰囲気をもつ
AMラジオをもっぱら聴いておりまして(テレビは当時から、あまり見ていません)。
特にTBSラジオがお気に入りだったんですね。理由は今考えてもよくわからないけど、
とりあえず、家にいるときはほとんど一日中TBSラジオを聴いていた時代も。
(現在はラジオそのものもほとんど聴かなくなってしまいました)

そう、TBSラジオといえば、この話をしないわけにはいきません。
今から5年前に行なわれた「ラジオを聴けばマイルがたまる」キャンペーン。
すでに当ブログで1回、mixi日記では2回、このキャンペーンについて書いてますが
今回、あらためて再掲させていただきます。

TBSラジオとANAマイルと聞けば思い出すのが、2005年6月~12月の間
3回にわたって行なわれたキャンペーン、「ラジオを聴けば、ANAマイルがたまる」

これはラジオのCM枠で、1時間にだいたい1回の割合で日替わりの「キーワード」が流れ、
そのキーワードをパソコンや携帯の応募専用サイトに書き込んで送信すると、
あらかじめ設定された1日分のマイル数を正解者全員で山分け、マイルがもらえるという、
とてもありがたいキャンペーンでした(正解者が所定の人数を上回った場合は、
抽選でひとり20マイルが当たります)。

このキャンペーンを行なったラジオ局は、6月はTBSラジオのみ、
8月は上旬がTBSで、下旬はそれに北海道、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄の系列局が
加わった合計7局が対象に。そして12月には、全国30局にもふくれあがったのです。
キーワードは、6月の時は国内の空港名やANAで行っているサービス名をひらがなで入力。
8月は、海外の空港名やサービス名をカタカナで入力。
12月では、全国各地の名所や特産品などを、ひらがなで入れるというものでした。

時々長音(ー)の表記とか、言葉の間にアキが入るかなど迷うこともありましたが、
抽選にならない限り毎日確実に、皆勤であれば、1回のキャンペーンで数万円相当の
買い物をしたに相当するマイル数が、まさにぬれ手にアワの感覚で手に入ったものです。

十数年来のTBSラジオリスナーだったこともあって、「ラジオでマイル」キャンペーンは
早くから情報を得ることができ、キャンペーンが始まっても、キーワードが流れる
タイミングをすぐつかむことができたのも、自分にとっては幸いでした。
もしこれがふだん聴かないAMのラジオ局やFM局で行なわれていたら、
参加はしたでしょうけど、耳慣れない番組のなかでコツを飲み込むのに
少し時間がかかったかもしれません。

関東地区在住者であったのも幸いでしたが、結局私は3回とも皆勤でキャンペーンに参加。
6月は30日間中、25日間が抽選になりましたが、くじ運の悪い私でも外れたのは
3日間だけ。結果、6月1カ月間の第1回目のキャンペーンで、
合計560マイルを手に入れました。

同じく1カ月にわたって行なわれた8月は、14日までのTBSオンリーのときは、
ほとんどの日が抽選になりましたが(私は1日外し)、15日以降はほかの地域へ
まだ十分に浸透していなかったのか、一挙に一日約30~50マイルが、
無抽選で懐に入る状況に。最後の3日間は伊豆への取材が入りちょっとピンチでしたけど、
小さいラジオを持っていって朝の時間、旅館の窓際でTBSの電波を必死になって拾い、
携帯から応募。その努力のかいもあり、この時は前回を大幅に上回る898マイル
自分のものになったのです。

全国に広がった12月(中旬の2週間)は激戦が予想されましたが、結局抽選になった日は
なく、14日間で617マイルを得ることができました。

何の元手も要らず、ラジオをただ聴くだけで、2000を超えるマイル数が手に入る。
こんなおいしい話はめったにないでしょう。

思えば、この当時がマイラーにとって絶頂期だったのではないでしょうか。
今はポイントやマイルを得る手段は多くなってるのかもしれませんが
付与条件とか交換条件が、ひと頃に比べるとかなり厳しくなっていて
正直、ポイントやマイルはためにくくなっていると感じます。

それでも時々、TBSに限らず、どこかの局が、また「ラジオを聴くだけで
マイルがたまる」って企画をやってくれればいいのにと、夢見ている自分。
ああ、あの頃は良かった!

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