JR東日本、紀ノ国屋を子会社化

…といっても、「紀伊國屋書店」ではありません。
まあ紀伊國屋書店も、JALカード特約店、Edyマイルプラス、Suicaポイントなどに対応と、
マイラーにうれしい書店としてつとに知られ、このブログでもたびたび紹介してますが。
（JALカード特約店、Edyマイルプラス、Suicaポイントとも、一部店舗は対象外です）

今回話題に取り上げる「紀ノ国屋」とは、首都圏を中心に高級スーパーを展開する
紀ノ国屋のこと。輸入食料品などを積極的に扱う高級志向の草分けとしてだけではなく、
今から50年以上も前に、日本で初めて「セルフサービス方式」を導入したのも紀ノ国屋。
いわば、現在のスーパーマーケット型店舗の先駆けともいえる店なのです。

現在は、「紀ノ国屋」が経営するインターナショナル（青山店）など13店舗と、
同名別会社が経営する等々力店、そして「紀ノ国屋フードセンター」が経営する３店舗の
合計17店を展開。ちなみに、本社所在地は、プレスリリースでは青山店のある場所に
なっていますが、日経新聞によると東京都国立市!?
じつは私の家から、紀ノ国屋の国立店は、そう遠くない距離にありまして
（歩いていくのはちょっとシンドイですが）、珍しいものが欲しいときに買いに行った
ことはありますが、全体的に割高なので、ここ何年も利用してません…。

で、2010年１月26日に、JR東日本が発表したプレスリリースというのが、
東日本旅客鉄道株式会社による株式会社紀ノ國屋グループの株式取得について
http://www.jreast.co.jp/press/2009/20100112.pdf[PDF/11KB]
＊リリース内では「紀ノ國屋」と表記されてますが、公式サイトは「紀ノ国屋」です

JR東日本は、紀ノ国屋グループを現株主の下で合併した上で、合併新会社の発行済株式の
全てを2010年４月１日をもって、主要株主から取得する予定。
その後は具体的には、ルミネやアトレといった駅ビルなどに紀ノ国屋スーパーを積極的に
導入し、コンビニエンスストア「ニューデイズ」などとともに、JR東日本自らが手がける
直営小売店の柱として、紀ノ国屋を位置づけたいようです。

でもねえ。JR東日本の駅ビルには、すでに「THE GARDEN」とか「成城石井」とか
高級志向といわれるスーパーが、すでにあちこちに出店していませんでしたっけ？
…いや、「紀ノ国屋」は正直、これらの店よりさらに格上のスーパーといい切って
いいかも（ちなみに紀ノ国屋自体も、すでに「KINOKUNIYA entree」という形態の店舗を
立川駅のエキュート立川内に出しているようですが。いや、知りませんでした）。
＊ああ、あのこぢんまりとしたスーパーとパン屋さんのことなんですね

それと。私がちょっと心配しているのは、紀ノ国屋が駅ビルに出店するのはいいけれど
あの高級スーパーで、既存店も含め、Suicaなんて使えるようになるのかしら？　と
いうこと。とすると、これまで利用を考えてなかった客層の利用も見込め
さらに、Suicaポイントまでたまりますっていった日にや、マイラーも押し寄せるかも!?
それならそれで、これからの「紀ノ国屋」の変身に、期待しましょう。

＊今月、というより今年の最初の記事もJR東日本関連ネタで、月の最後も
やはりJR東日本関連ネタで締めくくることになってしまいました。
今月はJALの経営破綻という大ニュースがありましたが、個人的にもこれからの自分の
生き方にも関わる大きな出来事が、いろいろと続いた月でもありました。
（雑用を中心にやり残したこともたくさんあって、思うようにことが進みませんでした。
ほかのかたにも少なからずご迷惑をかけたところもあり、申し訳なく思います）

マイレージをテーマにしたブログではありますが、今後は鉄道や電子マネーといった
自分の得意分野を活かす方向にシフトしていくかもしれません。
それでも今後とも、変わらぬご声援、よろしくお願い申し上げます。


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5,000マイル、10万円、100万円、2010万ポイント

今回の記事では、大きな数字につい目がとまってしまう４つのキャンペーンを
集めてみました。年末・年始にお役立てください。


１．あなたのお得意様番号でマイルが当たる！　JMBラッキーナンバーキャンペーン

トップバッターは、JALマイレージバンク（JMB）から。
2009年12月21日(月)～2010年１月19日(火)の期間中に、キャンペーン参加登録のうえ、
キャンペーン対象店舗で合計2,000円以上（消費税抜き・送料含まず）利用したかたを
対象に、JMBお得意様番号の下ケタ番号で以下のマイルが当たります。

１等　下４ケタの一致で…5,000マイル

２等　下３ケタの一致で…1,000マイル

当選番号の発表は、2010年2月中（予定）に「暮らしでマイルをためる」トップページの
ほか、メールニュース「JMBマイルパートナー情報」2010年２月配信分でもお知らせ。
もう、恒例となっている感のあるキャンペーンですが、当たりそうで当たらない!?
かなり多くの店舗が対象になってますし、気軽な気持ちで参加してみてくださいね。


２．10万円当たる！　MyJCB×MyJチェックキャンペーン

2009年12月16日（水）～2010年３月15日（月）の期間中、MyJCBより参加登録いただいた
JCBカードのご利用合計金額が5,000円以上のかたのなかから抽選でプレゼント。
各賞の賞品と、キャンペーン参加資格は以下のとおりです。

MyJチェック賞　10万円キャッシュバック（10名様）
1.MyJCB・MyJチェックにご登録
2.MyJCBよりキャンペーン参加登録
3.期間中のJCBカードのご利用合計金額5,000円以上

MyJCB賞　１万円キャッシュバック（50名様）
MyJチェック賞に当選されなかったかたと、MyJCBにご登録があり、参加登録いただいた
JCBカードのご利用合計金額が5,000円以上のかた

ちなみにMyJチェックとは、「カードご利用代金明細書」の発送を停止するもの。
個人情報保護にいっそう役立ち、不要な紙を減らせて環境に優しいといいことづくめ。
JCBカードというと、ついOki Dokiポイントにばかり目がいきがちですが
こういう企画もうれしいもの。かなりの人気を集めそうですね。


３．旅作40万人ご予約突破！　ビッグチャンスキャンペーン

40万人だから40万円かと思いきや、ドーンとビッグに100万円分！
しかもチャンスは３回！

ANAでは、旅作40万人ご予約突破を記念して、ANAマイレージクラブ会員限定で
３回に分け、各回１名様、総計３名様にANA旅行券100万円分が当たるキャンペーンを
実施中です！

期間は次の３回にわたります。
1回目　2009年12月18日（金）～2010年1月29日（金）16：59＜日本時間＞
2回目　2010年1月29日（金）17：00～2010年2月26日（金）16：59＜日本時間＞
3回目　2010年2月26日（金）17：00～2010年3月31日（水）23：59＜日本時間＞

普通、この手のキャンペーンは１回登録したら、あとは次回以降も自動的に
抽選の対象という場合が多いのですが、こちらの「ビッグチャンスキャンペーン」は
すべての回をキャンペーン対象とするには、各回ごとのキャンペーン参加登録が必要です。

でも、「旅作」参加を義務付けているわけではなく、まったくのオープン懸賞。
ANAマイレージクラブ会員日本地区会員であれば、参加登録を行なった時点で
抽選の対象になりますよ。さあ夢の100万円分旅行券で、あなたはどこに行きますか？


４．楽天ツールバー　総額2010万ポイント山分けキャンペーン

１～３までのキャンペーンは、どうしても抽選がからむものですが、
ラストに紹介するこちらは、参加するだけで、もれなくポイント。
しかも、キャンペーン期間中は2010年にちなみ、なんと総額2010万ポイントを
山分けのチャンス！

山分けといえばおなじみの楽天。なかでも「楽天ツールバー」は
対応OS・ブラウザの条件を満たし、規約に同意すれば無料でダウンロードが可能。
その日からすぐ、検索するだけで毎日ポイント山分けに参加できるんです！

人数ではなく、検索回数に応じた山分けですから、検索するほど有利！
ただし、１日に参加できる「口数」には上限があり、その上限は日によって変わる
可能性がありますし、ご参加いただいた口数が１ポイントに満たない場合もあります。
（１ポイントに満たないポイントは、翌日に繰越となります）

さて、今回のキャンペーンでは年末年始スペシャル企画として、
2009年12月28日(月)～2010年１月８日(金)は、山分けポイントが大幅にアップ！
期間中の日ごとの山分けポイント数を以下にあげておきます。

2009年12月28日(月)…165万ポイント

2009年12月29日(火)…162.5万ポイント

2009年12月30日(水)…162.5万ポイント

2009年12月31日(木)…200万ポイント

2010年１月１日(金)…200万ポイント

2010年１月２日(土)…190万ポイント

2010年１月３日(日)…180万ポイント

2010年１月４日(月)…170万ポイント

2010年１月５日(火)…160万ポイント

2010年１月６日(水)…150万ポイント

2010年１月７日(木)…140万ポイント

2010年１月８日(金)…130万ポイント

ね、すごいでしょ？　特に大みそかと元日はそれぞれ200万ポイント！
どうしても世間は検索どころではないって時に稼ぐのも、作戦かもしれませんね。
しかも、けっこうロングランキャンペーンですから、年末年始は別のことで楽しみ
仕事始め以降から参加しても、それなりにポイントをゲットできるチャンスです！

そうそう、楽天の山分けって期間限定ポイントが普通ですよね、っていうかた。
楽天ツールバー検索で山分けされるポイントは、通常ポイントですよ。
ですから、ANAのマイルにも交換可能！

皆さんもこれを機会に、楽天ツールバー、試してみませんか？
なお、ブラウザは自分も使ってるFirefox（2.0以上）でもOKなんですが、
OSがWindows2000のため、私自身はダウンロードできないんですけどね（泣）


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イーバンク銀行、ハッピープログラム詳細が確定

そりゃあ、本日発表され、いきなり申し込み受付が始まった
「ANA JCBカード ZERO」の情報もビッグニュースなのですが。
http://www.ana.co.jp/amc/news/info_zero/
＊入会金・年会費・マイル移行手数料すべてタダですが、年齢と入会期間制限があります

私のブログでは、「ANA JCBカード ZERO」についての説明は後日行なうことにして
今日は、もうひとつ明らかになったビッグニュース、イーバンク銀行の
「ハッピープログラム」について、ご案内させていただきたいと思います。

さて、2009年９月23日付の当ブログ記事にて、楽天グループの一員となった
イーバンク銀行が、お預かり資産残高により手数料等の優遇措置が決まる
現行プログラムに加え、新たに、振込・toto・公営競技をはじめとした各種サービスの
ご利用状況も加味して、顧客ごとの優遇措置が決定するという新プログラム
「ハッピープログラム」を、開始する予定と紹介させていただきました。

そのときは、2010年２月１日(月)よりプログラム開始予定とお伝えしましたが
１カ月先の、2010年３月１日(月)より開始に、変更になりました。
（同じ記事でお知らせしました、イーバンク銀行間の振込手数料改定も、同じく
2010年３月１日(月)より実施に変更されております）

で、さっそく「ハッピープログラム」の紹介ですが、前回も書いたように
４つの主な特典があります。
■特典1 同行間振込手数料が「最大10回/月」無料！
■特典2 ATMでの入出金手数料が「最大７回/月」無料！
■特典3 振込等のサービスご利用ごとに、会員ステージに応じた「楽天スーパー
　　　　ポイント」を獲得！
■特典4 「楽天スーパーポイント」を振込手数料や、ATM手数料に利用可能！
このうち特典4については、2010年５月以降サービス開始予定とのことです。

また、これも前回お話ししましたが、ハッピープログラムを利用するには
エントリー（楽天会員リンク登録）が、必要。
つまりプログラムに参加する前提として、楽天会員になっていなくてはなりません。
（まあ、楽天グループの銀行ですからね。しょうがないといえばしょうがないのかな）

そして、上記の特典3にも出てきた「会員ステージ」ですが、
「会員ステージ」には、「スーパーVIP」「VIP」「プレミアム」「スタンダード」
「ビギナー」の５ステージがあり（当初予定と、名称などが変更されています）、
会員ステージの判定は、 毎月25日時点での「資産残高」と「直近3カ月のサービス利用に
よって獲得したレベルの合計」とを比較して、お客さまに有利なほうを採用し、
翌月の会員ステージに反映されるとのこと。

それにしてもなあ。それなりにサービスが優遇されるには、かなりの取引を
行なわないといけないようで。もともと資産残高ではステージアップが見込めない私は
「直近３カ月のサービス利用によって獲得したレベルの合計」でも、
ステージを上げるのは、ちょっと厳しそうですね。

となると、ATM利用手数料無料回数が「０回」にとどまったままで
もし緊急に入出金を行なわなければならない場合は、せいぜいANAマイルに交換できない、
期間限定の楽天スーパーポイントを振込手数料や、ATM手数料に充てるしかなさそうで。
（これも2010年５月以降を待たなければなりませんが）

そうそう、ANAマイル交換といえば。
ハッピープログラムの会員ステージに応じてもらえる「楽天スーパーポイント」は
ANAマイルに換えられるんでしょうかね？

と思って、楽天スーパーポイント→ANAマイルへの交換ルールのページを見ると、
期間限定ポイントとともに、「提携先から交換したポイント」として
「楽天証券等の楽天グループから交換したポイント」も交換できないポイントに
含まれるようですから、「ハッピープログラム」で獲得したポイントは
ANAマイルに交換できないと解釈できそうですね。

あと、もうひとつ、イーバンク銀行のゴールドカードやクラシックプレミアムで貯まる
「イーバンクポイント」が、JALマイルに交換できる話ですが。
現在のところ、JALマイルへの交換は、２ポイント→１マイルのレートで
可能なようです（500ポイント以上、100ポイント単位）。

まあ今のところは、JALへの交換が終了するかどうかは明らかになっておりませんが、
たぶん、2010年３月のハッピープログラム開始とともに、終わりそうな予感がします。
（そして同時に、イーバンク銀行は「楽天銀行」に名称が変更されるのではないかと…）

ですから、イーバンクポイントをJALマイルに交換する予定のあるかたは
できる限り早めに行なったほうがよさそうだといえるでしょう。


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Edyが楽天傘下に!?

いやあ、JALから2009年度下期～2010年度上期の国際線・国内線の路線便数計画の
一部変更が正式に発表されたのも衝撃的でしたが。
（増便もありますが、圧倒的に運休や減便が多いです）
http://press.jal.co.jp/ja/release/200911/001359.html

陸マイラー、特にANA陸マイラーにとっては、こちらのほうも衝撃的なニュースです。

ビットワレット株式会社との資本提携に関する基本合意書の締結について
http://corp.rakuten.co.jp/newsrelease/2009/1105.html

ちなみに、上記のニュースリリースは楽天サイトのほうに出てまして、
当然、ビットワレットのほうにも同じ内容のリリースはあるのですが、
PDFのうえに、ちょっとあっさりしている感もありますので
この記事では、楽天側のリリースにそって話を進めていきたいと思います。

さて、私がこのリリースを初めて知ったのは「日経プレスリリース」で、
そのときには表題に「楽天、ビットワレットと資本提携しプリペイド型電子マネー事業に
参入」とあったものですから、ああ、楽天がビットワレットと共同でオリジナルの
新しい電子マネーでもつくるのかなあと、のんきにも思っておりました。

しかし。楽天のリリースを読むと、話はもっと深刻なようです。
以下、引用を交えながら、リリースの概要を書き記していきましょう。

楽天はご存じのように、「楽天カード」に代表されるクレジットカード事業を
推進してきたほか、2009年２月にはイーバンク銀行株式会社を連結子会社化し、
決済ビジネスのいっそうの強化に取り組んできています。

一方、ビットワレットのほうも、電子マネーの草分けとして2001年から「Edy」の
企画・運営等の事業を行なってきたのも、皆様のよく知るところですよね。

まあ、ある意味、ネットショッピング界と電子マネー界の最大手同士といっても
過言ではない両社が、提携を結んだと最初に発表があったのは、今から約２年前。
このブログでも、2007年12月10日付の記事で「楽天とEdy、ポイントで提携」と題し、
包括的な業務提携契約について基本合意に至ったとのニュースを取り上げました。

この時の提携は、Edyを使った買い物で「楽天スーパーポイント」が貯まる
携帯電話アプリケーション「楽天アプリ」の開発・導入に実を結び、
航空マイレージを主眼とする当ブログでは、メインで取り上げることはあまりなかった
ものの、両社ともANAマイルと親密性の高いサービスを提供していることにかんがみ、
記事のなかでも何度か、「楽天アプリ」について触れたこともありました。

そして、今回の提携というのは。（以下、楽天のニュースリリースより引用）

今般、当社は、ビットワレットとの提携関係をさらに発展・強化させるため、資本面での
提携を行うことで合意し、電子マネー事業に本格参入いたします。
当社は約30億円で今後ビットワレットが行う予定の第三者割当増資を引き受けることに
より同社株式の過半数を取得し、同社を連結子会社化する予定です。
この資本・業務提携を通じ、楽天グループが有する顧客基盤やマーケティングにおける
ノウハウを活用し、積極的なEdyユーザーの獲得によるEdyビジネスの強化を目指します。
また、楽天会員に対しEdy利用可能箇所約16万箇所でのEdy利用を一層促すとともに、
Edyのネット上での利用機会の増大のための施策や、楽天のサービスとの更なる連携にも
取組んでまいります。これらにより、貯めやすく使いやすいポイント機能を兼ね備えた
利便性の高い決済ツールをユーザーに提供してまいります。

（引用ここまで）

…しかし、結局はビットワレットを傘下に置くというか、連結子会社化しちゃうの？
（具体的には、2009年12月期末からの予定）

確かにEdyは電子マネーの雄として知名度も高く、ユーザーからの熱い支持も集めてると
思いつつも、評判とは裏腹に、ビットワレットの業績はあまりかんばしくなかったとか。

しかも、ユーザーの暴走を抑えるためか（？）クレジットチャージでのポイント付与や
コンビニ決済にキビシイ制限を加えたり、また、ANAマイレージだけにとどまらず
楽天をはじめヤマダ電機やベルメゾン、Tポイント、au等々と提携を結んでも
結局は、焼け石に水だったのでしょうか…。
システムがいっそうわかりにくくなったようにとらえられ、ポイント交換先の「多角化」も
逆に、Edyの迷走を招いてしまった感があることは否定できません。

リリースでは、現在の筆頭株主であるソニー株式会社とソニーグループ、
およびEdyパートナー各社と引き続き連携し、電子マネー事業のさらなる発展に向け
尽力するって書いてますけど、どうなんだか。

だって、イーバンクのときもそうだったけど、
楽天の子会社化されてから、お預かり資産残高が一定の金額未満だと、引き出すたびに
必ず所定の手数料がかかるようになったりとか（いわば、改悪と称されるもの）。

あるいは、振込・toto・公営競技をはじめとした各種サービスのご利用状況に応じて
さまざまな優遇が受けられるプログラムが開始予定といっても、プログラムの利用には、
楽天会員リンク登録が必須条件として課せられたり。いわば、強要ですよね？

そういえば、一部の優秀な楽天アフィリエイターに関わる話ですが、
2010年１月お支払い分（2009年11月発生分）より、１ヶ月の確定成果報酬で
3,000ポイントを超える部分のお支払い方法を従来の「楽天スーパーポイント」から
「楽天キャッシュ」に変更するとのメールがあり、「楽天キャッシュ」分の成果報酬を
受け取るには、イーバンク口座の登録が必要であること、口座の登録がない場合は、
3,001ポイント以上の成果報酬はお受け取りいただけないとの案内も出てます。
（これも当然、銀行口座開設の強要ってわけですよね。ちなみに私は全くの対象外）

なんだかなあ。こういう話を聞くと、Edyがどうなるか、心配になってきたぞ。

たとえば、極端な話。「多角化」が低迷を招いたとの反省を踏まえ、アプリを
楽天アプリのみに一本化。一番歴史のあるANAマイレージクラブをはじめ、
ヤマダ電機やベルメゾン、Tポイント、au等々とは思い切って提携解消とか（泣）
またANAカード・AMCカード付帯のEdyであっても、楽天スーパーポイントしか
貯められなくなり、しかもそのポイントはANAマイルへの交換はできないとか（号泣）

それだけは勘弁してほしいです。EdyはANAマイラーがここまで育ててきたといっても
過言ではないはずですから。

先にも述べたように、楽天もビットワレットもANAとの結びつきの強い会社ですから
今回の資本提携で、ビットワレットの経営基盤を強固にしたうえで、ANAともますます
協力体制を進めていく。これが一番理想なんですけどね。


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Tポイントに対抗!? ローソンなど参画の共通ポイントプログラムが2010年春誕生

今日の日経新聞朝刊一面トップに出てましたし、
また、複数のマイラーさんのブログでもすでに紹介されていますが。

三菱商事は、子会社である(株)ロイヤリティマーケティング（以下 LM社）を通じて、
共通ポイント事業に参入することを発表しました。
共通ポイントプログラムの名称は「Ponta（ポンタ）」といい、
LM社が発行・運営・管理を担当。
そしてこのほど、ローソン、昭和シェル石油、そして音響・映像ソフトレンタルの
GEO（ゲオ）の３社が本サービスに参画することが決定。
各社の店舗で利用できる共通ポイントサービスは、2010年春から開始予定とのことです。

この共通ポイントプログラム「Ponta（ポンタ）」とは、所定の手続きにより
ご登録いただいた会員様が、LM社の提携企業の店舗やウェブを通じて共通に利用できる
次世代型ポイントサービスのこと。

サービス開始当初はローソン約8,600店、昭和シェル約3,500店、ゲオ約950店で
利用が可能となり、その後、さらに提携企業を拡大していくそうです。
（日経の記事には、自動車メーカーや旅行会社、金融機関、さらには
食品スーパーやドラッグストア、百貨店、外食チェーンなど幅広い分野で
守秘義務契約を結び、交渉を進めていると書かれています）

うち、ローソンのポイントプログラム会員とゲオの会員、それぞれ約1,000万人に
ついては会員基盤を譲り受け、約2,000万人規模の会員を確保したかっこうでサービス開始。

ローソンは現在のローソンの会員カード（ローソンパス/マイローソンポイント）を
お持ちのお客さまは、カード切替等の手続きを一切必要とせずに、
すでにお手持ちのカードで「Ponta（ポンタ）」のサービスを利用できるとリリースで明記。

一方ゲオは、現在の「ゲオショップ会員カード」を、2009年11月より順次、新カード
「ゲオPonta（ポンタ）カード」へ移行すると表明。
既存の「ゲオポイント」については、2009年11月末日をもって、ポイントの加算
およびポイント有効期限の更新を終了し、また2010年２月末日で「ゲオポイント」の
利用を終了させていただくとのことです。

なお、昭和シェル石油については、全く新しくカードを発行することになるようです。

ちなみに「Ponta（ポンタ）」の名前の由来は、消費者および提携企業がこのポイントを
核に集まる場所としての「ポイントターミナル」というイメージと、
ポイントが「ポンポンたまる」様子を親しみやすいネーミングとして表現したものとか。
三菱商事やゲオのリリースには、ポンタのキャラクターイラストも出ておりますが
これがまあ、想像通りのタヌキ、しかも今流行の「ゆるキャラ」の典型!?
個人的には、「地デジカ」のイメージに近いと思います(笑)

で、共通ポイントプログラムと聞いて、おそらく皆さんも真っ先に思い出すであろうのが、
TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）の「Tポイント」。

この手のサービスの元祖的存在でもあるTポイントのほうは、2009年９月現在、
全国56企業約30,000店舗と提携。会員数は2009年９月末現在で3,341万人。
三菱商事のリリースでは、「Ponta（ポンタ）」はサービス開始から３年後には
会員数3,000万人規模、提携企業数30社を目指す方針とのことですから
３年後には先輩サービスに追いつき、やがては追い越そうというもくろみでしょうね。

そういえば、それぞれにライバルとおぼしき企業が参画しているのも興味深い限り。
ゲオは言わずと知れたTSUTAYA、昭和シェル石油はENEOS（新日本石油）、
そしてローソンは、ファミリーマート。

とすると、航空会社の分野でも、TポイントのANAに対し、ポンタはあの会社!?
期待が高まりますよね。
＊結果的にはそうなりましたけどね

…ま、ぶっちゃけた話、既存のローソンパスがポンタでも使えると、ローソンが
発表してますが、となると、JMBローソンパスでたまるポイントとかマイルとか
ぜひ、ポンタのなかで活かせる形になっていただければと思います。


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イーバンク銀行、改善か改悪か

2009年８月１日より、お預かり資産残高が10万円未満の場合は、
引き出しまたは３万円未満の入金の際に必ず所定の手数料がかかるようになると
アナウンスがあったことから、改定直前になけなしのお金をできる限り引き出してしまい
その後は、取引の機会を断ってしまっているイーバンク銀行。
（イーバンクではなく、『イーバンク銀行』が正式名称のようです）

いわば、休眠口座と化しているイーバンク銀行の私の口座なんですが、
今日になって、「重要なお知らせ」と称するメールが、同行から届きました。

その要旨をまとめますと。

１．2010年２月１日（月）より、イーバンク銀行間の振込手数料が改定され、
現在手数料無料である「他のイーバンク口座への振込」「かんたん振込（メルマネ）」が
その日からは、それぞれ１件につき50円（税込）かかるようになる

２．また同日より、お預かり資産残高に加え、振込・toto・公営競技をはじめとした
各種サービスのご利用状況に応じて、さまざまな優遇が受けられる
「イーバンク銀行ハッピープログラム」を開始。会員ステージに応じて、同行間振込や
ATMを所定回数無料で利用できるほか、イーバンク銀行のサービスの利用ごとに
「楽天スーパーポイント」が貯まるようになる

つまり１．が、今まで無料で済んでたものが有料になるわけだから「改悪」であると
すれば、２．については、お預かり資産残高だけで優遇措置を決めていたものを
これからは残高の多少に関わらず、サービスのご利用状況といった指標も検討材料に
入れて、優遇措置を決めさせていただこうという、いわば「改善」にあたるのでしょうか。

ここでは、２．についてもう少し詳しく見てみたいと思います。

まずは、「イーバンク銀行ハッピープログラム」の利用条件について。
「楽天会員リンク登録」が必要ということですから、プログラムを利用したいかたは
楽天会員になることが最低条件であるといえます。

また、「イーバンク銀行ハッピープログラム」の主な特典としては、
■特典1 同行間振込手数料が最大10回/月無料
■特典2 ATMでの入出金手数料が最大７回/月無料
■特典3 振込等のサービスご利用ごとに会員ステージに応じた「楽天スーパー
　　　　ポイント」を獲得
■特典4 「楽天スーパーポイント」を振込手数料やATM手数料にご利用可能

本プログラムについては、2009年11月頃にさらに詳しくご案内されるそうですが、
プログラムのなかでもさらに段階があり、一番下っぱの「エントリー」レベルだと
ATM利用無料回数は、月０回のまま（その上の「ビギナー」でやっと月１回無料）。
また、会員ステージの条件はお預かり資産残高、またはサービス（振込・toto等）
利用状況に応じて獲得するレベル数によって決まるそうですが、具体的に
どんなサービスをどれだけ利用すれば、どのステージになるかということについては
あくまでイメージだけで、確定はしておりません。

さらに、振込等のサービスご利用ごとに会員ステージに応じた楽天スーパーポイントを
獲得でき、その楽天スーパーポイントを、振込手数料やATM手数料に
利用できるそうですが、じゃあ、ANAマイルに交換することはできるのかな？
これについても、明らかになっておりません。

つまり、マイラーにとって使える銀行であるかどうかは、まだまだ不明点も多くて…。

ところで、マイルといえば。
イーバンク銀行って確か、ご利用金額に応じて付与されるポイントが
ゴールドカードやクラシックプレミアムの場合、JALマイルに交換できたんですよね？
あれ、楽天グループになってからは、もうJALとは縁を切ったのかなと思ったら。

今のところ、一応、JALマイルへの交換は２ポイント→１マイルのレートで
可能なようです（500ポイント以上、100ポイント単位）。

でもなあ。遠くない将来にイーバンク銀行は「楽天銀行」に商号変更されることが
すでに発表されておりますし、そうなるとJALマイルに交換できなくなるのも
時間の問題かもしれませんね。


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貯まったTポイント、ファミマで使ってポイント当てよう！

今あるポイントを、さらに増やすチャンスのあるキャンペーン。
こんなギャンブル性の高い企画、たま～に聞くことがありますが
現在、ファミリーマートでは、お店でお手持ちのTポイントを利用して買い物をすると
抽選でTポイントが当たるキャンペーンを展開中です。

貯まったTポイント、ファミマで使ってポイント当てよう！

＜キャンペーン期間＞
2009年８月25日(火)～９月14日(月)

＜賞品＞
1,001ポイント以上ご利用で…20,000ポイント（100名様）
301～1,000ポイントご利用で…ご利用Tポイントの３倍（500名様）
１～300ポイントご利用で…ご利用Tポイントの２倍（3,000名様）

なお、このキャンペーンは、エントリー不要。
ファミマでのTポイント利用数（期間中の合計）に応じ、
自動的に各コースの抽選対象になります。

また、応募はお一人様一口。
2,002ポイント使ったからといって、1,001ポイント以上コースに二口応募にはなりません。

当選もお一人様１回までの当選となります。
当該ご利用分を対象とした同時期に実施する他の抽選式キャンペーンと
重複しての当選はありません。

当選発表は、2009年10月31日(土)のポイントの加算をもって
かえさせていただくとのことです。

ところで私自身はこういったキャンペーン、当たらなかったら
失ったTポイントがもったいないと思い、はなから参加に尻込みしてしまうタイプ。
なんといっても、500ポイント→250マイルでANAマイルに交換できるTポイントですもん、
地道に貯めて、着実にマイルに移行していくタイプですね、意外にも。
（もっともポイント数がまだまだ少なくて、一度も交換をしたことがありませんが）


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成田アクセス・ヘリコプターor新型N'EX？

１．ANA、ファーストクラスの乗客対象に「お帰りヘリコプター・サービス」

ご存じのかたもいらっしゃるとは思いますが、ANAはもともと、ヘリコプター輸送から
社歴が始まった会社です。それが証拠に、ANAの２レターコードは「NH」ですが、
この「NH」って、ANAの前身の会社名である「日本ヘリコプター輸送」の頭文字から
とったんですよ…（今でも当時の略称「日ペリ」を使う人も）。

だからというわけではないんですが、ANAは来る2009年９月16日（水）より、
ユーロコプター社製の最新鋭のヘリコプター輸送サービスを開始すると発表。
http://www.ana.co.jp/pr/09-0709/09-139.html

ANAの欧米７路線（ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ→成田、
ロンドン、パリ、フランクフルト→成田）のファーストクラスを往復でご利用する
乗客を対象に、成田国際空港→アークヒルズ／赤坂の復路分について、無償で提供
（成田国際空港から成田（佐倉）へリポート間はハイヤー送迎）。

ANAの欧米線は夕方に成田国際空港へ到着する便が多く、都内への移動は交通渋滞の
時間にあたる場合があるとか。で、このサービスにより、成田国際空港から東京都心の
アークヒルズへの移動時間が約30分（ヘリの所要時間は約15分だが、成田空港から
へリポートまでがハイヤーで約15分かかる）で結ばれることとなり、都心上空から
国際都市・東京の魅力を堪能しながら、都心での多忙なビジネスシーンに最短時間の
移動を可能とすることで、「世界を駆けめぐるビジネス・エグゼクティブのお客様を、
安全に快適に移動する輸送サービスとして提供し、新しい価値観・ライフスタイルを
提案するとともに、さらなる利便性の追求を図っていく」とのことです。

もっとも、いくら前身がヘリ輸送会社とはいえ、ヘリコプターを飛ばすのはANAではなく、
森ビルの関連会社である森ビルシティエアサービス株式会社。
使用機材は、EC135エルメスエディション（日本初導入で、その名のとおり、
ユーロコプター社とエルメス社のコラボレーションにより造りあげられた）など。
名前からして、本当に高級感たっぷりって感じ!?

いやあ、ビジネスクラスならまだしも、ファーストクラスって、やっぱ高嶺の花でしょ？
それでも、我らマイラーにはマイルを一所懸命ためて、ファーストクラスの特典航空券で
利用する手があるさ、と思ったら。

対象 ：ANA欧米線ファーストクラスを往復ご利用のお客様
（ご同行のビジネスクラスのかた１名を含みます）を対象といたします。
※コードシェア便及び特典航空券等の一部運賃のご利用は除きます。
また、ワシントン線は、ファーストクラスの設定がないため、サービスの対象外となります。

えっ、特典航空券じゃダメなの？　お金を払ってFクラスに乗らないとダメなの!?

…いーや、やっぱり我々庶民には、高嶺の花ということで。
なお、サービス期間は、2009年９月16日（水）（MCASの運航開始日）から
2010年３月31日（水）までということで、ご予約の方法・開始日については
2009年８月28日（金）より、ANAホームページにてご案内するそうなので、
関心のあるかたは、覗いてみてください。
＊お帰りヘリコプターサービスは、2011年3月31日をもってサービスを終了しました。


２．新型成田エクスプレス「E259系」10月１日いよいよ営業運転開始!!

今度は、グッと庶民的になって（？）成田空港アクセスのひとつである
JR東日本の特急「成田エクスプレス（略称N'EX）」。

これまでは253系が使われていましたが、東京～成田空港間26往復のうち
10往復が、2009年10月１日より新型車両・E259系による運転になるそうです。
http://www.jreast.co.jp/press/2009/20090811.pdf[PDF/313KB]

で、上記のリリースを見てみたんですけどね…。

どこかで見たような先頭車両のデザイン、
普通車はやっと回転リクライニングシートが標準で導入されたようですが、
グリーン車は２－１から２－２に改悪!?（もともとは１－１の車両もあった）
前は「クロ車（グリーン車）にしか乗りたくない」と思ってたけど
今度は「普通車のほうが安いだけマシかなあ…」という気分にも。

何しろ、コンセントは普通車含む全席に付いてるし、
４カ国語（一部２カ国語）対応の大型液晶案内装置だって「グリーン車は各席に
付いてます」というならまだしも、そういうわけじゃないし。
（車内も、どこかJALのクラスJを彷彿とさせる253系とあまり変わってないですね）

ユニバーサルデザインを採り入れた大型洋式トイレとか、
防犯カメラ＆ダイヤルロック式錠でセキュリティーを向上させた大型荷物置き場など
うれしい改良もあるけれど、世界に冠たる空港アクセス特急をうたうにしては
導入は、ちょっと遅いような気も。

何より、うちのほう（八王子方面！）の貴重な１往復がこのE259系に
リプレイスされるようで、一度くらいは乗ってみてもいいかなとも思ってますが
何しろ１往復。よく、バスなどのほうが時間が読めなくて不便という声を聞きますけど
こういう状況では、たった１往復しかない鉄道アクセスのほうが、万が一の事故とか
信号トラブル、あるいは天災などで不通になった場合、そちらのリスクのほうが恐い…。

それにうちからだと正直、リムジンバスのほうが利便性高いです。
（N'EX停車駅にもリムジンバス乗り場にも歩いて行けるけど、バス乗り場のほうが
若干近い）本数だってバスのほうが多いですしね。
それに成田空港内での移動が、平面移動で済むのもバスが圧倒的に有利！
（鉄道駅は地下駅ですもんね）

もっとも、こんな状況じゃ、海外旅行へ行く予定も当分ありませんし。
今の私にとってはヘリはもちろん、N'EXも、いや旅行自体も高嶺の花なんです…。


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エコポイント交換商品決定と、WAON最新情報（2009年６月）

すでにニュースなどでも報じられていますが、環境省・経済産業省・総務省の３省が
所管する「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業」。
その事業の目玉として関心が集まっていた、エコポイントで交換できる商品ですが
本日、その第１次分の交換商品が決定し、WEBサイト上でも公開されましたので
お知らせしたいと思います。

主な交換商品をご紹介しますと（商品名や会社名は略称・通称で表記の場合もあります）

＜鉄道関連＞
オレンジカード（JR北海道、JR西日本、JR九州）、Suica（JR東日本）、PASMO、
TOICA（JR東海）、ICOCA（JR西日本）、近鉄週末フリーパス、阪急阪神1dayパス、
JR四国エコポイント交換パス、SUGOCA（JR九州）、nimoca（西鉄）など

＜食品・飲食券＞
全国共通おこめ券、おこめギフト券、ビール共通券、ジェフグルメカード、
ハーゲンダッツギフト券、全国共通たまご券、お肉のギフト券、全国共通すし券

＜生活関連券＞
全国共通図書カード、こども商品券、花とみどりのギフト券、クリーニングギフト券、
パナソニックの店ギフトチェック、出光キャッシュプリカなど

＜旅行・宿泊券＞
JTB旅行券、ツーリスト旅行券（近畿日本ツーリスト）、ANA旅行券、JAL旅行券など

＜流通系商品券＞
全国百貨店共通商品券、セブン＆アイ共通商品券、ユニー商品券、農協全国商品券、
ダイエーグループ商品券、CGCグループ共通商品券、京急百貨店商品券など

＜流通系プリペイドカード＞
Edy、nanaco、WAON（以上電子マネー）、クオカード、ローソン専用プリペイドカード

＜クレジット系商品券＞
JCBギフトカード、三井住友VISAギフトカード、三菱UFJニコスギフトカード、
UCギフトカード、ほくせん商品券、日専連ギフトカード、OCS商品券

＜カタログギフト＞
選べる雑貨＆グルメカタログ（シャディ）、JTBえらべるギフト「たびもの撰華」など

＜地域型商品券＞
全国各地の商店街組合連合会が発行する共通商品券など、合計109件

＜地域産品＞
伊勢丹バイヤーズセレクション、ぐるなび食市場、ベルメゾン全国グルメ便、楽天市場、
地域の特産品（三越）、郵便局のふるさと小包など、全国型地域産品の提供事業者18件、
そのほか、各道府県の地域産品提供事業者37件

＜環境配慮製品＞
カウネット、ベルメゾンのエコ商品、楽天市場、リンベルのエコ商品など

自分の感想としては…結構商品の種類が多いので、ビックリしました。
なかには、エコポイントとの結びつきがよくわからないものもあったりしますが
これだけバラエティに富めば、ポイントの貯めがいもあるというものですね。
（どちらかといえば、環境保護より経済効果を期待した感が強いけど…）

商品を具体的にみますと、このブログでもいち早くお知らせしておりました
JR四国エコポイント交換パスや、流通系電子マネーEdy、nanaco、WAONのほか
鉄道系の電子マネー（IC乗車券）SuicaやPASMO、ICOCA、そして航空系では
ANAとJALがそれぞれ旅行券を！（さすがに、マイルとはいきませんでしたか）

JALは、プレスリリースでも発表してますね。
http://press.jal.co.jp/ja/release/200906/001239.html

それでもこの顔ぶれを見ると、間接的にでも航空マイルに結びつきそうな商品は
いっぱいありそうですので、自分もエコポイント獲得を検討したいと思います。

実際の商品交換申請は、2009年７月１日(水)からの受付となります。
それまでには、各事業者ごとの具体的な商品内容や、交換レートがWEBサイトなどでも
発表されると思いますので、少しでもマイルに関連しそうなものを中心に
このブログでも、お知らせしていく予定です。

さて、今日のもうひとつのテーマは。
上記エコポイントの交換商品にも決定した、電子マネー「WAON」。

このWAONが、発行枚数1,000万枚を超えたということで、
2009年６月19日(金)より、WAON1,000万枚突破記念セールを実施。
６月21日(日)の父の日には、ポイント５倍になるそうですよ。

同時に、「チャージで当たる！お買い物で当たる！キャンペーン」も開催。
2009年６月19日(金)～2009年７月12日(日)のキャンペーン期間中に、イオングループの
キャンペーン実施店舗にて、WAONで2,000円（税込）以上または、10,000円（税込）以上
チャージまたはお支払いいただいたレシート（オートチャージのレシート含む）を、
専用はがきまたは市販のはがきにしっかりと貼り、必要事項を明記のうえ、
所定の郵便切手を貼って、2009年７月13日(月)までにご応募ください（消印有効）。

なおキャンペーン実施店舗は、WAONが使えるジャスコ、サティ・ビブレ、カルフール、
イオンスーパーセンター、メガマート、マックスバリュ（一部店舗除く）、KOHYO 、
カラダラボ、IFQ、まいばすけっと、ポスフール、イオンショッピングセンター・
イオンモールの専門店の店舗が対象となります。
※ミニストップや一部店舗・専門店では実施しておりません。

そしてキャンペーン対象カードは、WAONカード、WAONカードプラス、
イオンカードセレクト、イオンカード(WAON一体型)、モバイルWAON、イオンバンクカード、
JMB WAON、イオンJMBカード、三井住友カードWAON、VJAグループ各社発行のWAON、
JP BANKカードWAON、その他各種WAONカードということですから
JALマイルがたまるJMB WAON、イオンJMBカードでもキャンペーン参加OK！

そして賞品は。
10,000円ご利用コースは、WAON賞（世界遺産石見銀山ツアー１泊２日＆石見銀山WAON
（1,000WAONポイント入り））とJAL賞（JALで行く沖縄の旅２泊３日）が
抽選で全国合計、各賞100組200名様に当たります。

また2,000円ご利用コースは、WAONオリジナルグッズセットが抽選で全国合計500名様に
当たります。

さて、そのついでにイオンのニュースリリースも拝見したのですが
なんと、WAONについて、ビックリするような情報がありました！

リリースには、これからWAONが使える予定の店が書いてありまして。
まず、2009年春導入予定だった吉野家ですが、じつは同年５月から順次、
沖縄の店舗より、導入を開始しているとのこと（そうきたか）。
2010年８月までに、全国1,000店舗で利用できるようになるそうです。

また2009年秋には、このブログでもお伝えしてましたとおり、ファミリーマートと
ヤマト運輸の、それぞれ全国の店舗へ一斉導入予定（ホントに一斉導入かな？）。

そして、これは青天のへきれき級ですが、
あのマクドナルドでも、2009年12月をめどに、全国2,500を超える店舗で
WAONが使えるようになるそうです。

え～、マクドナルドでEdyに続いて、WAONも使えるようになるの!?
一時期はマイルから最も遠いお店だと思っていたマクドナルドですが
WAONでJALマイルをためることも可能となると、こりゃ、マイラーにとって
マクドナルドがよりいっそう身近な存在に(笑)
あとは、ちゃんと予定通り導入するかですね。
吉野家のように、まさか沖縄からなんてことは…(笑)


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地方圏の鉄道とマイル・ポイント

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なんか、報告書とかレポートみたいなタイトルになってますが。

このブログでは、マイレージがテーマのわりには鉄道関係のネタも
多く取り上げてるつもりですが、やはりどうしても、話の中心は東京とか首都圏に。

まあ、自分で実際に体験したり、検証がしやすいというのもありますけどね。
でも見回せば、地方の鉄道がらみで、マイレージやポイントに関係するニュースも
結構あったりして、なかには「おおっ」と目をひくものも。

そんな目をひくニュースから、いくつかピックアップしてみました。
地元にお住まいのかたがいらっしゃいましたら、フォローなどいただけると
ありがたく存じます。


１．ANAマイル→福岡市交通局「はやかけんポイント」への交換が可能に！

2009年６月10日、ANAと福岡市交通局は、共同でこんなリリースを発表しました。

ANAと福岡市交通局の業務提携について
～ ANAと福岡市交通局との提携による新カードを発行 ～
「ANAのマイル」から「はやかけんポイント」への交換が可能に！
http://www.ana.co.jp/pr/09-0406/09-ana-fuk0610.html

リリースによると、ANAと福岡市交通局は、お客様へのサービス向上とさらなる需要の
創出を目的として業務提携を行ない、新提携カード「ANAはやかけん」を2009年内に
発行することで合意。

そして、ANAマイレージクラブ会員を対象とした
福岡市地下鉄ICカード乗車券である「ANAはやかけん」の限定特典として
ANAのマイルを10,000マイル以上お持ちのお客様は、10,000マイルを交換単位として、
10,000円相当（※）の「はやかけんポイント」へ交換することが可能に。

※ほかのパートナー特典と同様、年度毎累計20,000マイルまでは10,000マイルが
10,000円相当の特典として交換されますが、累計30,000マイル以上は、
5,000円相当となるという規定のしばりを受けます。

この「はやかけんポイント」は、チャージすることにより福岡市地下鉄の乗車料金として
ご利用いただけるほか、2010年春には、福岡市交通局・JR九州・西鉄・JR東日本との
相互利用が開始され、九州エリアだけでなくJR東日本（首都圏・新潟・仙台）、
東京モノレールなどのご利用も可能になるとか。
さらに､相互利用開始にあわせ電子マネーとしても利用可能となるそうです。

う～ん、相互利用が可能な範囲が広がるのはうれしいんですが。
この「ANAはやかけん」って、ANAマイル→はやかけんポイントの一方向だけで
はやかけんポイント→ANAマイルへの交換はできないんですよね。

鉄道関係のパートナーって、ANAはいくつか提携してますけど
ポイントの相互交換ができるPiTaPa、京成カード、東京メトロTo Me CARDに比べると
伊予鉄道の「ICい～カード」、そして何を隠そうJR東日本のSuicaポイントなどと同様、
このはやかけんポイントは、ポイント→マイルへの交換が不可という意味で。

なんか、あんまり魅力的に感じないんですよねえ。

ちょうど２カ月ほど前に発表のあった、JALと西鉄グループとの提携カードである
「JMB nimoca」がポイントとJALマイルの間で相互交換できることと比べると
同じ福岡地域のカードとして…

そして、2010年の春に「はやかけん」「SUGOCA」「nimoca」「Suica」の
相互利用が開始され、この中で１枚あればOKとなれば、何を選ぶかというと。

やはりマイラーならば、マイルに交換できる道筋のあるものを優先するでしょう。
となると「はやかけん」はかなり不利なんじゃないかしら。

まだ遅くはありません。ANAマイルへの交換も、ゆくゆくはできるようになればねえ。


２．JR東日本と名古屋圏の各鉄道会社、IC乗車券の相互利用サービスの検討を開始

先の項では、福岡地区の鉄道会社のIC乗車券相互利用が来春から開始予定と
いうことにも触れてますが。

ちょっと遅ればせながらの感もあるんですけど、名古屋地区に拠点をもつ
JR東海と名古屋市交通局、名古屋鉄道（名鉄）、そしてJR東日本（ここでも出てくる！）
の４者は、TOICAとSuica、そして名古屋市交通局と名鉄がそれぞれ導入予定の
IC乗車券による相互利用サービスについて、平成24年度の実現を目標に
検討を開始したとか。

JR東海のニュースリリースをあげておきます。
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000319.html

まあ、名古屋地区圏のなかでは先行してIC乗車券サービスが始まってるJR東海のTOICAさえ
買い物に使える電子マネーサービスは、もう少し先の実現だそうで。
いずれにしても正直、JR東日本のSuicaの後塵を拝してる感は否めないんですが。

将来的には電子マネーサービス開始などに合わせ、ポイント制度も始まるかもしれませんが
もちろん今の段階では、どこのポイントがマイルに換えられるのか、その逆はどうか、
なんて全然わからない状態ですし、相互利用も早くても３年後くらいの実現のようですし。

でもね。実現まで少し間があるからこそ、斬新なサービスを用意したり
また携帯対応をはじめ、新技術などを取り込む余裕もあると思うのですが。

Suicaからも顧客を奪うくらいになれば、御の字ではないでしょうか。
影陰ながら期待しておりますよ。


３．JR四国、３日間乗り放題きっぷをエコポイントの景品に!?

JR旅客会社では唯一、IC乗車券の具体的な話が出てこないようなJR四国。
でも2009年６月11日付の日経新聞朝刊で、こんな報道がされてました。

エコポイントで３日間乗り放題　JR四国が交換パス
JR四国は11日、全線が３日間乗り放題になる「JR四国エコポイント交換パス」を
経済産業省などにエコポイントの交換商品として申請する。（以下略）

以下、環境保護の意識が高いエコポイントの利用者を対象に
自家用車よりCO2排出量が少ない鉄道の利用を促すべく、割安なパスを投入。
大人8000エコポイントで、連続する３日間、特急の自由席を含む
JR四国全線の列車に乗り降り可能なパスと交換できるようになるそうです。

まだ、JR四国の公式サイトには発表されてませんけどね。
まあ、公式発表後、当ブログでもまた取り上げるかもしれませんが。

それにしても。鳴り物入りで登場しながら
使い道が今ひとつよくわからないといわれているエコポイント、
鉄道部門に使ってくださいとは、さすがJR四国、うまいところに目をつけた感じ。

ほかの鉄道会社や航空会社は追随しないのかしら？

もっとも、航空会社の場合、エコポイントの交換商品として飛行機に乗ってくださいとは
いいづらいところもあるでしょうが。


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当ブログではマイルに関わる実用情報や自分の体験談など、「なるべく広範囲を対象に」
「できるだけ丁寧に」「可能な限り早く、正確にわかりやすく」を目標として
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