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マイルの基礎講座(8) [基礎講座]

*2007年春の情報です。

携帯電話でマイルをためる

こんにちは。マイルの基礎講座・第8回目です。
ところで今日のテーマは「携帯電話でマイルをためる」なんですが、
実はこの私、カメラ機能どころか、携帯電話ではメール機能さえ、
ほとんど使ったことがないという、今どきありえないかもしれない(?)ヤツ。
とにかく、ケータイはこれまでほぼ通話オンリー
(しかもめったにかけたり、かかってきたりもしない)だったものですから、
こういう「携帯電話でマイルをためる」なんて、自分でもほぼ未経験だし
はっきりいえば、苦手な分野。

それでも突き詰めれば、1冊の本さえ書けそうな、これからの発展も期待される
分野でもあるのが、「携帯電話でマイルをためる」ですよね。
そんなわけで、私なりに一所懸命書いたのですが、ひょっとして
誤り、ないしは補足説明が必要な点も少なくないと思われます。
ツッコミではなく、温かなフォローを切にお待ちいたします。

さて、「携帯電話でマイルをためる」といっても、大きく分けて、
以下の6つの意味が考えられると思います。

1.携帯電話を買って、マイルをためる

新規契約に限らず、機種変更などで新しくケータイを買い求める時。
クレジットカードが使える店であれば、航空会社提携のカードを使えば
代金分、その航空会社のマイルがたまることは、もうおわかりになりますね?

それでは、もう少しマイルがお得にためられる方法を考えてみましょう。
JALカード特約店(さくらや、ノジマ、ベスト電器)で買えば
JALのマイルが通常の2倍、たまります。

ANAの場合だと、Edyが使えるケーズデンキやヨドバシカメラなどで買うと
やはり、ANAマイルがお得にたまりますね。

ネット通販の家電ショップでも、携帯電話を取り扱ってるところはありますが
見逃せないのは、ケータイ会社の直営ショップ。
なかでもJALサイトの「eマイルパートナー」内にある「ソフトバンクモバイル」。
ここを経由すると、以下のように大量のJALマイルがもらえます。

新規及びMNP(携帯電話番号ポータビリティ)での申し込み…1,000マイル

機種変更…300マイル

プリペイド携帯契約…100マイル

付属品、カードの購入…100円につき1マイル

ソフトバンクの携帯電話の購入を考えてるJALマイラーには、見逃せない情報ですね。
そのほか、同じく「eマイルパートナー」内には、PHSの「ウィルコムストア」もあり、
新規契約や機種変更でJALマイルがお得にゲットできるチャンスがあります。

またそのほかの携帯電話会社についても、特定の機種(海外で使えるタイプが多い)の
購入に関して、期間限定で航空マイレージがプレゼントされるキャンペーンを行なうことも
ありますので、航空会社のサイトをこまめにチェックしておきましょう。

2.携帯電話のレンタルで、マイルをためる

これはJALやANAに限らず、外資系航空会社でも実施しているところが多いのですが、
主に海外旅行者を対象に、海外で使える携帯電話をレンタル、
そのレンタル料金や通話料金に応じ、規定のマイルを加算、というものです。
詳細は、各航空会社のサイトをご覧ください。

3.飛行機への搭乗を、一括して携帯電話で済ませる

空席照会・予約はもちろん、航空券の購入もケータイ経由でクレジットカード払い、
または指定口座へインターネットバンキングでお振り込み。

さらに国内線では、チケットレスサービスを選択、予約・購入し
座席指定まで済ませたうえで、セキュリティゲート・搭乗ゲートで
「おサイフケータイ」を「ピッ」と端末にかざせば、
最初から最後まで航空券なしで、飛行機に乗ることが可能に!
(JALの「ICチェックインサービス」、ANAの「スキップサービス」)

JALやANAの国際線だと、予約・購入はもとより、今はチェックインまで
携帯電話の画面上でできるようになってるんですね。しかも、海外でも
利用OKとか(こちらは乗り込む際に、搭乗券が必要となりますが)。

以上の「ケータイ搭乗」で、フライトマイルや航空運賃などの料金に関わるマイル、
キャンペーンがあれば、それに関わるボーナスマイルを合わせたマイルを積算できます。
あ、機内に入ったら、ケータイの電源は忘れずに切ってくださいね。

4.携帯電話の利用料金に応じて得られるポイントを、マイルに移行

航空会社提携のクレジットカードで利用料金を払えば、その料金に応じたマイル数が
自動的に積算されますが、ここで述べるのは、カード払いか否かは関係なく、
利用料金に応じてポイントが得られる、各ケータイ会社独自のポイントプログラムが、
航空会社のマイレージ・プログラムと提携しているかどうかということです。

このプログラムで真っ先に思い出されるのが、かつてNTTドコモにあった「ClubDoCoMo」。
100円=1ポイント=1マイルの換算で、2,000ポイント以上1,000ポイント単位、
10,000マイル上限で、JALやANAのマイルに交換できたと思います。

しかし私にとってハードルが高かったのは、「ClubDoCoMo」の入会条件。
確か、利用料金が1カ月8,000円以上で、それが2カ月以上続かないとダメ、
ということだったと思いますが…。私はそんなに使いません。
使い始めた頃から今に至るまで、ケータイ代はだいたい3,000円くらいに
おさまっているので。

それから、PHS(ちなみにアステルでした)から、ケータイに乗り換えようとしていた
2001年6月当時、ライバル会社はすでに利用料金のクレジットカード払いが
可能だったのに、NTTドコモはそれが不可能だったから。
そんなわけで、auにしてしまいました。決め手は、ナビ機能が付いていたこと。
地図は人並み以上に読めるのに、意外と方向オンチのところがあるので(笑)。
(今持ってるauは、2003年11月に買った2台目。
海外で使える「グローバルパスポート」で、ナビ機能はありません)

「ClubDoCoMo」はその後、「ドコモプレミアクラブ」に改変され、
入会基準も緩くなったと思いますが、私にとっては、時すでに遅し。
そして今は、「ドコモプレミアクラブ」から航空マイルへの移行は
できなくなってしまいました。

またauに関しては、KDDIやDIONが2006年12月までは「JALカード特約店」になっていて、
「KDDIまとめて請求」にauの請求金額も合算すれば、ケータイの利用料金も
JALマイルが2倍たまる対象にできたのです。実際私は、マイラインがKDDIで
プロバイダもDIONを使ってるし、ケータイも前述のようにauなので
JALカードでまとめて支払って…ああ、でも蜜月はごく短かったなあ。
今は同じ条件でも、料金分のマイルしかたまりません。

ソフトバンクも「ソフトバンクマイレージサービス」なんて紛らわしい名前の
ポイントサービスを行なってるんですが、こちらも名前とは裏腹に
ポイントを本物の航空マイレージに交換することはできません。

じゃあ、ケータイ利用のポイントによるマイル加算はまったく無理か、と思いきや、
ソフトバンク・テレコムでは2007年4月1日~2007年7月31日の期間中、
ケータイ通話料が安くなる「0063コールサービス」を利用すれば、
利用金額100円につき、2.5マイルのノースウエストのマイルがもらえる
キャンペーンを行なってます。携帯会社はソフトバンクに限らず、
ドコモやauでもOKなんですって。詳しくは、ノースウエスト航空サイトの
「ワールドパークス」→「マイルの獲得」→「ワールドパークス・マイルモール」
→「電話&通信」のページへ。

5.ケータイサイトへのアクセスやメール受信でポイントをため、マイルに移行

これは直接・間接にマイルがためられるサイトやメールサービスが、
ショッピングサイトも含めれば、かなりの数があると思われます。
実際、私自身は、ANA、ノースウエスト、アメリカン航空、キャセイパシフィック、
ユナイテッドのマイルにも交換できる「ネットマイル」のモバイル版
「モバイル-ネットマイル」にも現在、参加していて
ここから直接、ANAやノースウエストのマイルに交換することができます
(まだ移行したことはないですが)。

ショッピングサイトなら、JAL直営「eマイルパートナー」のモバイル版が、
現在は、iモード、EZweb、Yahoo!ケータイの3社で利用可能に!
パソコンと同じように、ショッピングでJALマイルがたまりますよ。
携帯電話のJALの公式サイトから、eマイルパートナーのページにアクセスできます。
(私はまだ、ケータイでのショッピングは経験してません)

ANAの場合は、「ピボット」という携帯電話のポイントサイトで、ためたポイントを
直接ANAマイルに移行できるようです(こちらも未経験)。

そろそろ経験してみる必要があるかなあ。
でも、あくまで個人的な感想ですが、マイルがためられるサイトやメールサービスって、
パソコンと比べると、ケータイはずっと少ない気がします。
今はまだ、この分野ではパソコンが優勢って感じですが、近い将来、
携帯電話の機能(安全面も含め)が高度化し、より使いやすくなれば
ケータイサイトやメールでマイルをためるほうが、メジャーになるかもしれませんね。

6.「おサイフケータイ」と併用してマイルをためる

昨日のテーマ・電子マネーとも関連しますが、Edy、Suica、iD、QUICPay、
Smartplus(VISA TOUCH)、nanacoの各電子マネーが「おサイフケータイ」に
対応し(ただしiDは、NTTドコモの「おサイフケータイ」のみの対応となります)
アプリをダウンロード(機種や電子マネーの種類によっては、最初からプリインストール
されているものも)、設定(会員登録)のうえ、チャージ(入金)することで
「おサイフケータイ」が電子マネーとして使えるようになります。
この際、チャージ用のクレジットカードとして登録するカードに
航空会社提携のクレジットカードを選べば(登録可能かどうか、事前確認要)
チャージのたびに、マイルもためることができますね。
詳しくは、昨日(2007年5月4日付)のブログ記事も参考に。

でも私自身、「おサイフケータイ」を持ってないし、もちろん使ったこともないので
今ひとつ説明に苦労しました。今の携帯電話にして、そろそろ4年が経つし
1回電池パック換えたんだけど、バッテリが長くもたなくなってるし
何より機能が古いままで(それでも使いこなせてないんだけど)。

個人的には、「おサイフケータイ」って、お金をむき出しにしてる感があって
今ひとつ積極的に持とう、という意志が湧いてこないんですけど、
「陸マイラーの道を究める!?」後学のためにも、近いうちに携帯電話を
「おサイフケータイ」に買い換える可能性は、ないとはいい切れませんね。
また後日、何か動きがあれば、お伝えいたします。

今回は「知らないことが多すぎる!」と、冷や汗かきながらの講義でした。
さて次回は、せっかくためたマイルも、使わなければ意味がない、ってなわけで
航空券を中心に、マイルでもらえるさまざまな特典を紹介しようと思います。
それでは、今回はこの辺で。お疲れ様でした!!


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