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マイルの基礎講座(6) [基礎講座]

*2007年春の情報です。

ショッピングサイト・ポイントサイト

皆さんこんにちは。今日から連休後半スタートのところ、お邪魔いたします。
こちらも後半に突入しましたシリーズ、「マイルの基礎講座」です。
毎回、長文というのが玉にキズですが、時間がある時にでもじっくり
お読みいただければ、とりあえず基礎的な知識は、身につくこと間違いなし!?

いわゆる、手っ取り早い「裏技」はここでは特別に紹介しませんが、
今後、皆さんのマイレージのある生活が少しでも楽しく、充実したものになるように
また、ほかの達人さんたちのホームページやブログを読んだりする時に
理解の足しにでもしていただければ、幸いに存じます。

それでは、今日もいってみましょう。本日のテーマは「航空マイルのたまる
ショッピングサイトとポイントサイト」についてです。

クレジットカードは、陸マイラーにとって欠かせないもの、という意味のことは
第3回目(2007年4月30日付)の講義でも、お伝えいたしました。
それでも世の中には、いろんな事情や主義があって、クレジットカードを持ってない人も
大勢いらっしゃることと思います。
あるいは持ってても、どうやっても航空マイルに交換できないうえに、
これ以上クレジットカードを増やすつもりはない、けれどマイルはためたい、とか。

そんな陸マイラーたちにうってつけ、もう一つの「欠かせないもの」が、
インターネット上にたくさん用意されている、航空マイルがためられる
「ショッピングサイト」や、「ポイントサイト」なのです!

まずは、ショッピングサイトの説明からいたしましょう。
もちろん、一般のショッピングサイトでも、航空会社提携のクレジットカードで
買い物をすれば、代金分のマイルをためることは可能ですが、ここでは現金払いでも
マイルや、マイルに交換できるポイントのたまるサイトを中心に紹介します。

こういう現金払いでもポイントがたまるサイトだと、カードを持ってない人だけでなく
「クレジットカードの情報を、インターネット上に入力するのは抵抗がある」と
いう人でも、安心して買い物をして、マイルもためられますね!

さて、こういうショッピングサイトで、最もわかりやすいのが
「航空会社のサイト内にあるショッピングモール」でしょう。
特に役に立つのは、いろんなカテゴリを網羅している、テナント形式の
総合ショッピングモール!
JALなら、「JALマイレージバンク」→「暮らしでマイルをためる」に
カテゴリ別にラインナップされている「eマイルパートナー」
ANAなら、「ANAマイレージクラブ」ページからリンクされている
「ネットDEもマイル」(一部「暮らしで貯める」ページにも
ネット通販のパートナーが紹介されてます)
ノースウエスト航空は「ワールドパークス」→「マイルの獲得」→
「ワールドパークス・マイルモール」
ユナイテッド航空だったら、「マイレージ・プラス」→「パートナー情報」→
「マイレージ・プラス・モール」

これらのショッピングモールで買い物をすれば、ほとんどの場合現金払いでも
規定の(100円=1マイルなど。ショップにより加算条件や換算率は異なります)
マイルを、ダイレクトに積算することができます。
また、その航空会社提携のクレジットカードで支払いを済ませれば
ダブルでマイルがたまる感覚も味わえ、まさしく一石二鳥。
なかには会員登録や資料請求など、無料でマイルがゲットできるショップもありますよ。

このほかに、航空会社の直営ではないけれど、買い物などでためたポイントを
航空マイレージに移行できる、ショッピングサイトがいくつかあります。
代表的なのは、JALのマイルと相互交換できるYahoo! JAPAN
(Yahoo!2ポイント→JAL1マイル、JAL10,000マイル→Yahoo!10,000ポイント、
Yahoo!ウォレット登録済みのYahoo! JAPAN IDをもつJMB日本地区会員のみ対象)や、
ANAのマイルに交換できる楽天市場(楽天2ポイント→ANA1マイル、50ポイント以上
2ポイント単位で交換可能、楽天会員に登録しているANAマイレージクラブ会員限定)、
同じくANAのマイルに交換可能なセシール(4セシールスマイルポイント→ANA1マイル、
100ポイント以上20ポイント単位で交換可能、セシール・ネット・クラブ会員限定)
があげられます。

ここでちょっと横道。
Yahoo! JAPANのポイント交換のページを調べていたら、「Yahoo!ポイントで
公金(税金や地方自治体関連の各種料金など)支払いが可能になった」というニュースが
出ていて、該当ページにアクセスすると、テレビなどで見覚えのある某知事の顔が…。
そう、昨日2007年5月2日から「Yahoo!公金支払い」導入第1号として、
宮崎県の自動車税が、Yahoo!ポイントのほか、クレジットカードで支払えるように
なったのです。これは宮崎県にマイカーを登録している陸マイラーにとっては朗報ですね。

で私、JALマイルをメインでためている陸マイラーですが、
実は、Yahoo!のIDをもっていながら、Yahoo!では買い物したことがないのです。
というのも、JALはサイト内の直営ショッピングモール「eマイルパートナー」が
カテゴリ、テナントや商品の数、種類ともかなり充実しておりまして、
JALマイルためるなら、「eマイルパートナー」のほうが手っ取り早いと思い。

逆にANAは、2006年の夏までテナント形式の直営ネットショッピングモールが
ありませんでしたので、楽天市場やセシールで専ら買い物ポイントを稼ぎ、
それをANAのマイルに移行するということをやっていました。

楽天市場といえば、いわずと知れた日本最大規模のネットショッピングモールで、
ポイントが何倍にもなってたまるキャンペーンもよく行なわれてますが、
例えば、楽天イーグルスあるいはヴィッセル神戸が試合に勝った翌日に行なわれる
ポイント2倍(or3倍)キャンペーンの倍付けポイント分は、サイト内での買い物に
しか使えない期間限定ポイントで、ANAなど提携サービスへのポイント交換には
使えないとのことなので、注意が必要です(まあ、値引きされるだけでも嬉しいですが)。

またセシールについては、類似の(どちらかといえば)女性向けショッピングサイトが
たくさんあるなかで、ポイント交換サイトとしても随一の存在。
ANAのほかにも、いろんなポイントサイトと提携、
ポイントの移行や相互交換などができます
(セシールについて詳細は、後日あらためて紹介する予定です)。

さらにセシールを使って、ANAマイルをよりお得にゲットするなら、
1.ANAサイトの「ネットDEもマイル」を経由して、セシールのサイトにアクセスする
2.ANAカード(クレジットカード)を使って買い物をする
3.後日、ショッピングでためたポイントを、ANAマイルに交換
することで「ANAのマイル三重取り」なんて技もできちゃうんですよ。

はてさて、皆さんがより気になるのは、ショッピングしなくても
例えば、会員登録や資料請求、保険料の見積もりやアンケート回答、広告閲覧など
無料サービスでポイントをためることができる「ポイントサイト」の
存在ではないでしょうか? そう、タダほど嬉しいものはない!

今じゃ、マイレージブログつくって偉そうなことを書いてる(?)私ですが
思えば、インターネットでマイレージをため始めた、陸マイラー初心者の頃。
ポータルサイトにあるバナー広告とか、または懸賞応募がきっかけで購読した
メールマガジンに付いている広告などなど、まさしく洪水のような広告量のなかで、
ひときわ目を引いたものが、「無料会員登録で200ポイントゲット!」とかいう、
ほかのポイントサイトの紹介文。

元手ゼロで、一度に大量のポイント(もちろん、航空マイルに交換可能なもの)が
ゲットできるとあって、特にポイントサイトに慣れてない初心者のみぎりだと、
そういうキャッチコピーに踊らされ、ついいくつものポイントサイトに入会。
私も、いったいどれだけのポイントサイトに登録してたんでしょうか。

ところが、「航空マイルが付くのは入会ポイントだけで、ほかのポイントは
マイルには換えられない」
というのが後でわかって、安易な入会を後悔したり、
また、マイルに換えるための最低ポイントのハードルがあまりに高くて、
結局、途中でポイントをためるのを断念、退会してしまったり。
百戦錬磨の(?)私でも、失敗は山ほど。
いったい、どれだけのポイントサイトから退会したんでしょうか。

そんな過去を経て、現在も登録しているのは「ネットマイル」と「Gポイント」の2つ
いずれも、ポイントが直接航空マイル(しかも複数の会社)に換えられるという点で、
おすすめのサイトです。

ネットマイルのポイントは5社、Gポイントのポイントは3社の航空マイルに移行でき
両サイト共通の移行可能先はANA、ノースウエスト航空、ユナイテッド航空。
ネットマイルは、これにアメリカン航空とキャセイパシフィック航空が加わります。

好敵手、という感じの二大ポイントサイトといったところですが
細かく見ると実はこの両サイト、結構性格の違いというのがあるのです。

ネットマイルは、自前のショッピングモール(そんなに大規模ではない)を併設。
そこでの買い物や、提携企業のサービス享受・ポイント交換でポイントが得られるほか
くじ引き形式でポイントが加算されるメールがしょっちゅう届いたり、
サイト内のコラムや、定期的に届くメールマガジンも読み応えがあり、
とても役に立つものです。

一方、Gポイントにもサイト内にショッピングモールはありますが、どちらかといえば
「ほかのポイントサイトを互いに結びつけ、複雑なポイント交換を容易にする
ネット上のポイント交換所」といった性格のほうが強いかな。
まあ、ネットマイルほど多くはないけど、メールやメールマガジンが届いたり
ビンゴゲームで大量のポイントがゲットできるチャンスもあったりしますけど。

Gポイントの最大のウリといえば「MONEY MAP」があることでしょうか。
これは、70社以上のポイントと50社以上の金融口座を一括管理できるツール。
口座の一覧表示、明細の確認、ポイントの換金などが面倒なくできるという
Gポイント会員専用の無料ソフト、なんだとか。

でも私、Gポイント会員でありながら、このソフト使ったことないです。
だって、対応ブラウザがIE限定というから。
Firefox愛用者の私は、使おうという気が起こりません!!
まあ、使えば楽になるのはわかるけど、使わなくても利用ポイントサイトの把握や
管理などはなんとかなってますから。アバウトな性格なりに。

それにマイレージの達人さんのなかには、たくさんのポイントサイトに登録し
複雑なポイント交換を駆使して、より多くのマイルをためることを自慢している人も
いますが、私は正直、いくつものサイトを経由、という考えがあまり好きじゃなくて。
短くて単純なルートで、できるだけダイレクトにマイルがたまるのがお好みです。
もちろん登録ポイントサイト数も絞りこそすれ、あまり増やさずに。

さて、次回の講座では、今話題の「電子マネーでマイルをためる」ことについて
取り上げようと思います。
今回も長文で失礼いたしました。どうも、お疲れ様でした!!


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