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2011年春 ANA国内線・国際線マイル割引について [主にANA]

皆さんこんにちは。じゅめいむこと、元祖・鉄子としても知る人ぞ知る
トラベルライターが本業の岩間昌子です。

今日は、先頃発表された、ANAの「インターネット限定 2011年春
国内線・国際線マイル割引」(JALでいうところのディスカウントマイルキャンペーン)について、
私見などを述べたいと思います。

文字通り、インターネットからの申し込みに限り、通常より少ないマイル数で
特典航空券に交換できるこの企画。JAL・ANAとも数年前より行なわれていますが
ANAはJALに比べてキャンペーンを行なう頻度が少なく、しかもやるときはほとんどの場合、
期間や対象路線がかなり限定されているのが特徴です。
(特に国際線の場合、中国を中心としたアジア路線にとどまることが多いです)

また2008年にマイレージ制度が大幅に改定された際に、ANAの場合は、それまで
路線単位、地域単位でほぼ一律に特典航空券の必要マイル数が定められていたのが、
全旅程の距離を厳格に割り出し、それに比例する形で必要マイル数が設定され
さらにシーズンを繁忙の具合によって3つに区分し、それぞれの期間でさらに
必要マイル数に差を付けるなどの措置を講じ。

そして2009年秋からは、ANAカード会員向けに、さらにマイルの割引が行なわれるようになり、
お得意様に対しての差別化が一段と進むことになりました。

さて今回の「インターネット限定 2011年春 国内線・国際線マイル割引」ですが、
対象搭乗期間は、2011年5月6日(金)から2011年6月30日(木)まで
対象予約受付期間は、2011年4月19日(火)から2011年6月26日(日)まで。
国内線44路線は2,000~4,000マイル割引、国際線10路線は1,000~8,000マイル割引
特典航空券を手に入れることができますよ。

で、個人的には国際線、それもヨーロッパに興味があるわけなんですが
いつもマイル割引では無視されることが多い欧米路線、今回は久々に
ちゃんと入ってますね。行き先はミュンヘン、ワシントン、シカゴ(いずれも成田発)。
ヨーロッパはミュンヘンだけだけど…まあないよりはずっとマシか。
*決してミュンヘンが嫌いなわけじゃなく、一度行ったことがあるので
今度は足を踏み入れたことがないロンドンとか、ANAでは行けないけどローマとかのほうに
興味をひかれるんですけどね

しかし…この3つのデスティネーション、必要マイル数が共通で
ANAカード会員の場合、エコノミークラスだとレギュラーシーズン(5月9日~
6月30日)は51,000マイル、ハイシーズン(5月6日~5月8日)は61,000マイル
いずれも、通常より4,000マイル割引となるんですが。

なぜかなあ。「あれ、こんなに必要マイル数が多かったっけ?」と勘違いしちゃうのは。

思えばかつてのディスカウントマイルの類は、割引率がとんでもなく高くて
ヨーロッパに3万~4万マイル台で行けることも珍しくなかったのに。

そして、これに先行して出ているJALの場合、今年1月29日付のブログ記事にも書いたけど、
ヨーロッパの3都市(パリ、フランクフルト、ロンドン)に
ディスカウント+JALカード割引だと、40,500マイルで行けるんですよね。

もっともJALの場合、期間は2011年内では、4月1日~4月27日に限定。
正直言って4月はまだ寒いかなって感じなので、5~6月のベストシーズンに
設定されているANAのほうが好ましいんだけど。

またJALでも、かつてはヨーロッパ内に就航地がたくさんあったのに
今、純粋にJAL便が飛んでいるのは、パリ、フランクフルト、ロンドンだけ?
*モスクワもありますけどね。ここはさらにマイル数が少なくて済むけど
自分にとってはアウトオブ眼中って感じで

いずれにしてもマイル割引の恩恵に預かれる就航地は、以前に比べると
きわめて狭められているのが現状なのです。

…いや、私の場合、ここまで書きながら、じつはANAの所持マイル数が
現時点では1万ちょっと超えたところで、しかも間もなく、そのほとんどを
Suicaポイントに交換する予定もあるので。

気持ち的にも、特典航空券への道からはちょっと遠ざかっているのが今の心境です。


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