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ホワイトデーに「東京カンパネラ・ブルー」 [レビュー記事]

確か、1カ月前のバレンタインデーは、全国的に暑いくらいの気温を記録して
天気も上々だったと記憶しているんですが。

昨日のホワイトデーは、何の因果か、東京地方は雨混じりのすごい風。
夕方近くになって、晴れ間も見えてきましたけどね。

もちろん天気が原因ではないと思いますが、バレンタインデーに私、
マイルがお得に貯まるお店で買った、それなりに高級なチョコレートをダンナに
プレゼントしたのに。お返しはみごとに忘れられていました。
「あ、今日なの?」だってさ。ま、毎度のことですからしょうがないですけど。

その代わりといってはなんですが、モニター用のお菓子が先日、私のもとに
届けられていました。その名も「東京カンパネラ」。
カンパネラとはイタリア語で、鐘のこと。
鐘のように、こころに響く贈り物になりますように、との願いが込められてるそうで
パッケージの中には、リスト作曲の「ラ・カンパネラ」の名演奏で知られる
ピアニスト、フジコ・ヘミングさんが描いた花の絵が入っています。

そう、パッケージの色。届けられた段ボール箱を開けたとたん、目に飛び込んできた
鮮やかなブルー。日々進化しながら、いつも新鮮な表情を見せる東京を
イメージしたという「東京カンパネラ・ブルー」。

どこかで見覚えがある。はて、どこでと考えてしまって
販売店舗が「東京駅構内」とあるのを見て「あっ」と思い出しました。

2008年の8・9月の2カ月間、勤務してた会社への通勤の途中に東京駅があり
帰り道に駅構内をぶらつくことも多かったのですが、この色の紙袋を下げた人を
よく見かけていまして。「なんだろう、あれ」と思ってたんですよ。

そうですか、お菓子だったんですね。

ちなみにこのパッケージデザイン、世界で唯一のパッケージデザインを対象とした
コンペティション「Pentawards」で、世界の頂点に輝くゴールドアワードを受賞!
東京みやげ市場では、初の快挙ということです。

さて、肝心の味はどうなんでしょう。
個別包装の小袋が、整然と並んでる中からひとつ手にとって袋を開け、口に運ぶと。

世界初の製法という、フランス産の高級ココアとハイカカオを使った
うす型ラングドシャを、特製チョコレートのピラー(柱)で三層に組み上げた構造。
堅いのかな、という印象があったのですが、結構ポロポロと歯の間で崩れていく。
きわめて繊細な口あたりでした。

そして、もう少しチョコレートの味が強いかな、と想像してましたが
実際に食べてみると「あれ、チョコレートはどこ?」という感も。
うーん、私としては、もう少しこってりした、甘いテイストのほうが好みかな。

…と書きましたが、これは私が、味覚に関しては子供である証拠かも(笑)

こってりした甘さのお菓子は、最初はおいしくいただけても、すぐ食べ飽きたり
一定の量以上を食べると「もういいや」と思ってしまうもの。
でも東京カンパネラは、くどくない上品な甘さが大人も含め、万人受けしそうですし
何より「ちょっと物足りない」感覚が、また食べたい、という気持ちにさせてくれました。
実際、10枚入ったモニター商品は、すぐ空に…。

三層に重なったラングドシャの間にちょこんと見える、薄い色のがチョコレート。
道理で、そんなにチョコの味が強くないんですね。

あと、どんな飲み物とも相性がよさそうですね。コーヒー、紅茶、ジュースや日本茶でも。
親しい人を招いた時のお茶うけとしても、もちろん文字どおりの東京みやげでも、
いずれにしても喜ばれそうです。

東京みやげといえば。この東京カンパネラって、独立した専門店舗があるとか
また、デパートに出店してるわけでもなく、販売店舗が前述の東京駅構内と
羽田空港という、交通関係の中枢施設に限定されているのも特徴。
まさに、おみやげを意識しての出店戦略かな。

東京駅だと常設店舗は、南通路沿い(丸の内南口に向かって左手)にあります。
また、2009年3月10日(火)~3月17日(火)までは、期間限定店舗として東京駅改札内、
八重洲中央口に向かう中央通路右手にある東京銘品館でも販売されてます。

そういえば先頃は、今回のJRダイヤ改正で姿を消すブルートレインの、最後の運行を
見届けようと、大勢の鉄道愛好家たちが東京駅に集まったようですけど、
「もうひとつのブルー」、東京カンパネラ・ブルーにも目を留めて、おみやげに
買い求めたかたはいらっしゃるんでしょうか。

そして羽田空港ですと、JALなどの利用者用の第1ターミナルと、ANAなどに搭乗する
乗客のための第2ターミナルと、それぞれに2カ所ずつ販売店舗がありますから
どこの航空会社を利用されても、東京カンパネラのお求めに不便はありません。

ホワイトデーから一夜明け、今日は、朝から抜けるような青空の東京地方。
この東京カンパネラ・ブルーを携えて、飛行機に乗り、どこまでも広がるスカイブルーの
空の旅を楽しむかたも大勢いらっしゃるんでしょうね。

このページを訪れたマイラー、あるいは、鉄道好きの皆さん。
東京みやげに、どなたにも喜ばれるに違いない東京カンパネラはいかがですか?
強力におすすめしますよ!

<販売価格>5枚入り600円、10枚入り1,050円、14枚入り1,500円、20枚入り2,100円、
30枚入り3,150円(いずれも税込)

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