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「マカオ ノスタルジック紀行」、再び [レビュー記事]

商品やサービスのクチコミ記事を自分のブログに書き、審査に通れば、
ポイントの形で掲載料がいただけるサービス「レビューブログ」。
獲得したポイントは、イーバンクへの振り込みや商品券などへの交換のほか、
PeXとも提携し、そちらを経由してノースウエスト航空やユナイテッド航空、
スターフライヤーの航空マイルにもポイントを移行できますので、
ブログをおもちのマイラーにもおすすめのクチコミ記事サービスといえるでしょう。

さて私は、このレビューブログに登録して間もなく1年になるところで、
これまでにもいくつか「レビューブログ」の案件でクチコミ記事を書いてますが、
何を隠そう、最初に書いた「レビューブログ」記事は、2007年8月2日付。
「マカオの白い犬」というタイトルで、芹澤和美さん著の写真紀行本
「マカオ ノスタルジック紀行」(双葉社)という書籍を紹介したものでした。

ところが、マカオにこれまで2回行った時の思い出と、現地で出会った白い犬の
エピソードをからめ、自分としては力を込めて書いたつもりでしたが
なんとポイント付与は抽選組に回ってしまい、結果、ポイントを得ることはできず。
少なからず悔しい思いをしたのを覚えています。

もちろん当時の記事を再掲するのは芸がないし、規約にも反するおそれがありますので
今回は違う書き方で、「マカオ ノスタルジック紀行」のレビュー記事に
再挑戦したいと思います。


いにしえのヨーロッパを彷彿とさせる建物が並ぶかと思えば、
エスニック料理のスパイスの香りが漂う、狭い道が複雑に入り交じった路地裏の風景。
ローカルの中国語がのんびりと響くなかに、ホッとひと息つける、小さな緑の公園。
海に向かい開けた高台に立つ灯台と、その傍らにいた白い犬。

今からはるか20年近く前と、十数年前と、あわせて2度ほど夫婦で行ったマカオ。
「マカオ ノスタルジック紀行」を紹介したサイトにも書かれているように
当時はまさしく、香港から日帰りで行くおまけの街であり
(実際私たちも香港から、日帰りでフェリーやジェットフォイルで往復しました)、
また、カジノやカーレースに代表されるように、ちょっぴり怪しげで
スリリングな魅力が漂う、ダーク&スモーキーなイメージがあったかもしれません。

もちろん(?)私たちも一度目は、カジノ体験をしてみましたが
好天に恵まれた二度目の訪問では、あえてカジノには立ち寄らず
懐かしさにあふれる街を時間いっぱい、ゆっくりと歩いて楽しみました。

「マカオ ノスタルジック紀行」によれば、今でこそセレブ気分を満喫できる、
ゴージャスなスパ施設などを備えたリゾートホテルもあるそうですが、
当時はそれらのホテルは建設中、または計画や構想の段階。
空を目指すように摩天楼が林立し、どこへ行っても喧噪がこだまする香港と比べ、
私たちがマカオを楽しんだ当時は、ダーク&スモーキーなイメージというより、
むしろ「なんて田舎なんだ!」とあまりにもローカルな街並みに、驚いたものでした。

しかし、そのローカルぶりが心地よかったのも、また事実。
香港からちょっと離れただけなのに、大都会の雑踏にほとほと疲れた体と心を
じんわりと癒してくれる隠れ家のような街が、ここにあるなんて。
目立たぬ存在ながら、なかなかに気に入ってしまったのです。

その後、マカオからしばらくご無沙汰している間に、
マカオ歴史市街地区が世界遺産に指定され、それをきっかけに
テレビや雑誌などのマスメディアにマカオが登場することも、
グンと増えたような気がします。
そして、マカオに精通した女性トラベルライター・芹澤和美さんの手になる
「マカオ ノスタルジック紀行」が発売されたのは、2007年7月10日。
ちょうど1年前の今日なんですね!

「どうせ、若い女性向けのグルメとかショッピング、リゾートホテルの話ばかりでは?」
マカオはすっかり変貌してしまったという、また聞きの噂と相まって
この本に対して、そんな先入観をもっていた私。
でも、「マカオ ノスタルジック紀行」紹介サイトや、主にマカオについて綴られた
芹澤さんのブログを読むと、私が十数年前に出会ったノスタルジックな路地裏や
古今東西の文化がクロスオーバーする雰囲気もいまだ健在であることを知り、
とりあえず、ホッとしているところです。

もちろん、エンターテイメント・シティとして発展を続けるマカオの姿も
この本は、余すところなく伝えています。
香港にも決して負けない広東料理に、西洋テイストもミックスしたポルトガル料理。
2008年7月にはアジア最大級のDFSもオープン。
マカオは、これからも変貌を続けていくのでしょう。

それでも、芹澤さんもブログで語っているように、どんなに話題が多くとも
ノスタルジックな光景だけはいつまでも失われなければいいなと思います。
それこそが、マカオらしさなんですから。

マカオにはエア・マカオ(マカオ航空)が週に5往復、関空から直行便を運航して
いるほか、2008年夏には成田からも週3往復のチャーター便が飛ぶ予定があるようです。
(後年、成田からも定期直行便が飛ぶようになりました)
かように存外に近いマカオですが、独自のマイレージプログラムはあるものの
三大アライアンスのいずれかに加盟しているというわけではなさそうですので、
マイラーの皆さんは、香港経由で行くのもいいと思います。

皆さんも今度は、さまざまな顔を持つ魅力にあふれた街、マカオを旅してみませんか?
そして旅の前には、ありきたりのガイドブックとはひと味違った切り口で
美しい写真とともにマカオを紹介する「マカオ ノスタルジック紀行」を
ぜひ一読していただくことをおすすめします。


*それにしても…芹澤さんと私は一応”同業”なんだけど、
マカオのほか世界一周旅行の本も書き上げ、ラジオや女性誌でも大活躍の彼女に比べ、
自分はこの一年、何をしてきたんだろうと…。
つたないブログを書きながら反省し、捲土重来を期する私です。

この記事は、レビューブログからの紹介により書いた記事です。


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