「白木屋」「魚民」「笑笑」などが2013年10月下旬から、楽天Edyを順次導入

昨日、発表があったプレスリリースです。

楽天Edy、「白木屋」「魚民」「笑笑」など
全国約2,000店舗の飲食店を中心に
電子マネー「楽天Edy」が10月下旬から利用開始
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2013/1024_01.html

リリースによると、「白木屋」「魚民」「笑笑」などの外食事業をはじめ、
複合カフェ事業、ネイルサロン事業、FC事業、弁当宅配事業を手がける
多業態企業・モンテローザは、全国2,040店舗（2013年10月1日現在）の飲食を中心とした
外食チェーン店に、楽天の電子マネー「楽天Edy」を導入。
2013年10月28日（月）、コミック＆インターネットカフェ「ワイプ (wip)」の全24店舗を
皮切りに、順次サービスの提供を開始。来春までには、運営する外食事業の全店舗に
「楽天Edy」を導入するとのこと。

今や居酒屋で電子マネーが使えるところは、決して珍しくありません。
むしろ、このリリースを目にしたとき、「あれ、モンテローザグループって
まだ電子マネーが使えなかったんでしたっけ？」と、軽い驚きを覚えたほど。
＊後払い式電子マネー「iD」は、すでに導入されているようですが

それでも、文面を見るとモンテローザの、楽天Edyに対する意気込みが結構読み取れるもので。

まず第一に、こういう語句があるところ。

「楽天Edy」は、楽天スーパーポイントやANAのマイルが200円で1ポイント
または1マイル貯めることができ

いや、楽天傘下の電子マネーですから、楽天スーパーポイントが貯まることを書くのは当たり前なんですが、
さらにANAのマイルまで貯まることを表記するなんて、最近では珍しいのでは？

普通なら「楽天スーパーポイントをはじめ、さまざまなポイントを200円で１ポイント
貯めることができ」で終わってしまうでしょう。

それが、あえてANAマイルにまで言及しているなんて、なんだかうれしくなりました。
ひょっとしてモンテローザの担当者は、ANAマイラーでしょうか？

そして、その後もリリースを読み進めていくと。

衛生面にも優れていることから

という言葉に行き当たります。

うーん、これは、飲食業界ならではって感じですよね。
食品を扱いつつ、お金のやりとりもしなければならないのは、お店側も気を遣わなければならない一方で、
利用客によっては、不快に感じる場合もあるかも…。

それが電子マネーだと、利用客が一方的にカードなり携帯端末なりを持って、読み取り機にかざせばOK。
お店のスタッフが「お金に」指一本触れずに決済することが可能になりますからね。

さらに、来春までに全店舗導入。しかもその店舗名を、リリースにすべて記しているところ！

なかには、私が聞いたことのない店舗ブランドもあったりして
ふーん、モンテローザって、ずいぶん幅広い分野を手がけてるんだなとあらためて感心。

まあ、電子マネーの導入に至った一番の理由といえば、いうまでもなく
2014年４月からの、「消費税８％」に向けてのことでしょう。

計算も大変になるし、その分小銭も必要に。それが電子マネーならば、支払いの際の手間が軽減されますし。
お店にとっても利用客にとっても、メリットは大きいのではないでしょうか。

モンテローザに限らず、消費税８％を機に、新しく電子マネーを導入するところが
これからも増えるかもしれません。
そして利用者側も、これまで電子マネーを使ったことがない人も含め、この機会に
使ってみようかという動きがあるかも…。

当ブログでは今後とも、そうした電子マネー初心者にもわかりやすく情報を伝え
電子マネーの世界に、よりいっそう親しんでいただければと考えております。
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