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提携航空会社の利用で、JALのマイルがたまったり、使えたり、たまらなくなったり [主にJAL]

皆さんこんにちは。「ゆるマイラー鉄子」を自認しているトラベルライター兼、
電子マネー研究家・岩間昌子と申します。
*旅行、または電子マネー関連の執筆の仕事がありましたら、ぜひ声をかけてください

なんだか妙なタイトルを付けてしまった今日の記事ですが、要は、数あるJALとの
提携航空会社(元JALグループの会社を含む)のなかで、新しくJALのマイルが
たまるようになった航空会社や、お得なマイル数で搭乗できる航空会社、
あるいは残念ながら、まもなくマイル積算サービスを終了してしまう航空会社など
それぞれをまとめて紹介してみようということです。


1.マレーシア航空(MH)ワンワールド加盟記念 ダブルマイルキャンペーン

当ブログ記事でもお知らせしたことがありますが、マレーシア最大の航空会社、
マレーシア航空(MH)が2012年5月に、それまで続いていたANAとの提携を終了。
その後MHが世界三大アライアンス(航空連合)のひとつ、ワンワールドに加盟したことで
そのままワンワールドメンバーであるJALと提携を結ぶことになりました。
*誤解しているかたもいるようですが、MHはANA所属のスターアライアンスに
加盟していたわけではありませんで、単独でANAと提携を結んでいました。
ですから、別に「寝返った」わけではないのです

ともかく、2013年2月1日よりMHがワンワールドへ正式加盟し、JALとMHとのマイレージ提携が開始。
これを記念して、2013年2月15日~2013年4月15日[搭乗便出発日]の期間中、
ダブルマイルキャンペーンが行なわれます。

搭乗前にキャンペーン登録のうえ、期間中に対象予約クラス
(F/A/J/C/D/Y/B/H/K/M/L/V/S。そのほかのクラスや特典航空券等は対象外)で
マレーシア航空(MH)が運航する便に搭乗すると、通常のフライトマイルと同数の
ボーナスマイルがプレゼントされます!

なお、キャンペーン参加対象はJALマイレージバンク会員に限られ、
積算されるマイルはJALのマイルとなりますので、お間違えのないように。


2.エアベルリン(AB/HG)ディスカウントマイルキャンペーン

これも2012年、「あの格安航空会社で、JALのマイルがたまります!」なんてタイトルで
記事をアップしたところ、予想外に反響を呼んでしまった経験が…。
その格安航空会社とは、ドイツを拠点に一大勢力をもつエアベルリン(AB/HG)。
ちょうど、日本でもピーチが運航を開始した頃でしたから、皆さんの関心も集まったのかも。
このあたりから格安航空会社を指す「LCC」という言葉が
一般の間にも浸透してきたのではないでしょうか。

もっとも、格安航空会社のひとつとして紹介されることが多いエアベルリンですが
「激安」というほどではなく、一部の軽食や飲み物が無料、
機内誌や機内エンターテイメントも完備しているなど、サービスもそれなりに充実。
LCCと大手エアラインの中間的存在に位置づけているかたも少なくないようです。

また、AB/HGと2種類の2レターがありますが、このうちHGは、正式には
エアベルリンのグループ会社のひとつであるニキ航空を指すもの。
往年の名F1ドライバー、ニキ・ラウダ氏が設立したことで知られています。

そのエアベルリンが、ワンワールドに加盟したのはちょうど1年ほど前のことですが
このほど、同じくワンワールドを通して提携関係にあるJALとの間で
通常より少ないマイルで特典航空券に交換できるキャンペーンが開始されました。

2013年1月21日(月)~2014年1月20日(月)[搭乗日]の期間中(約1年間)、
エアベルリン(AB/HG)のエコノミークラス往復特典航空券に
総旅程距離1,000マイル未満はJAL9,000マイル(通常15,000マイル)、
1,001~2,000マイルはJAL12,000マイル(通常20,000マイル)、
2,001~4,000マイルはJAL15,000マイル(通常21,000マイル)で交換できます。
*エアベルリンには、4,000マイルを超える路線がないのでしょうか?
あるいは4,000マイルを超える旅程では利用できないとか

なお、一般的な特典航空券と同様、別途、燃油特別付加運賃などがかかる場合があります。
また、特典利用座席数には制限があり利用できない場合があるほか、便によっては
設定がない場合もありますので、ご注意ください。

割引率が魅力的なディスカウントマイルキャンペーン。とはいっても、
日本からダイレクトに利用できるわけではなく、一度、ベルリンへ飛ばないと…。
でもヨーロッパ旅行にうまく使えば、お得なマイルで旅を楽しむことができますね。
*エアベルリンは2017年に経営破綻、運行停止


3.北海道エアシステム(HAC)ご利用時におけるフライトマイル積算終了について

じつはこちらの話題もかつて、当ブログで取り上げたことがありましたが
名前が示すとおり、JASこと日本エアシステムのグループ会社であった北海道エアシステム(HAC)は、
JASがJALグループの傘下に移ると同時に、やはりJALグループの傘下に。
しばらくはJALに準じたサービスを続けていました。

ところが2009年に、HACの屋台骨を揺るがす重大事件が起こります。
親会社のJALがHACの経営から身を引くことを表明。それ以降、HACに出資していた
道内の関係自治体とJALとの関係がぎくしゃくし始めたのです。
そしてついに2011年3月、HACはJALグループから離脱。JALは同年8月31日搭乗分をもって、
HAC便の予約、航空券発券取り扱いを終了しました。

しかしながら不思議なことに、HAC便に搭乗してJALマイルが積算されるサービスは
同年9月1日以降の搭乗分についても継続されることになったのです。

そのフライトマイル積算サービスにも、ついに終止符が打たれるとのことですが。
その一方で、こういうリリースも発表されています。

北海道エアシステムと日本航空のコードシェア(国内線共同運航)を実施
http://press.jal.co.jp/ja/release/201301/002373.html

HACとJALは、2013年7月(予定)より、コードシェア(国内線共同運航)を開始。
対象路線は、札幌(丘珠)、函館、釧路、奥尻、利尻の各空港を発着する
HACが運航する全路線にわたるそうです。

あれ!? JALとHACって、結局は関係が修復したんですか?
それで「フライトマイル積算終了」って、なんとなく腑に落ちないんですが…。

HACのほうのサイトで、この件に関するページを閲覧してみると、
「コードシェア開始日以降のHAC便利用時におけるJALフライトマイル積算の取扱いは終了」
「コードシェア開始日以降も、HAC特典航空券は引き続き利用できる」と、
JALサイトと同じことが書かれているだけで、詳細は不明。
ただし、「これに伴い当社独自のサービスを導入する予定です」の一文があり、
これが何を意味するのか、ちょっと気にはなるんですが。


お読みいただきましてありがとうございます。次回もお楽しみに。
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