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あのDIATONEサウンドを、クルマの中で [レビュー記事]

16年前に買った居間のエアコンが、残暑が厳しく酷使しすぎたせいか、温度調整がうまくいかなくなり、
さすがに買い換えを決意。
私が夕食の支度をしている間に、ダンナは、これまた17年前に買ったクルマに乗って家電量販店に行き、
特売になっていた今年度モデルのエアコンの購入を決めてきました。
取り付け工事日は、今度の週末の予定です。

かくして、エアコンにしてもクルマにしても、うちはえらく物持ちがいいと
お思いのかたもいらっしゃるでしょうが、単にケチというか…(苦笑)
特にクルマについては、一応都内で、しかも電車の駅からわりあいに近いところに住んでますから、
なくても決して不自由ではありませんし、実際、たまにしかクルマを動かすことはありません。
私自身も、ペーパードライバーになってからかなりの年月が経ってるほどですから。

それでも、私の実家に行くときとか、あるいは旅行をするときなどに
一挙に300~500キロくらい運転する機会はあり、それはすべて、ダンナ任せ。
そんなときに大切になってくるのが、じつは、車内で聴く音楽なのです。

カーオーディオは、17年前に車を買ったときに同時に付けた純正品が今もそのまま。
何しろ、使ってないけど、カセットデッキまで付いてますし(笑)

また、カーナビも10年ほど前に購入しましたが、幸いというか何というか、
夫婦そろって、仕事で地図を読むことが必須になっていますから、カーナビはあくまで
(たとえば、助手席の私が眠っていて役立たずの時などの)補助的な存在。
地図はノースアップ(北が上)で使ってる一方、音声案内はかえって邪魔とばかりに
使った経験はほぼ皆無。ですから、最近のカーナビはナビ機能よりも、
音楽再生のほうで多く使われているとは、じつは、まったく知らなかったのです。

そんななか、今回、レビューブログからお知らせをいただいたのが
2012年7月4日に発売された三菱電機のオーディオナビシステム「DIATONE SOUND.NAVI」。

DIATONEという名前を聞いて、「あ、あのDIATONEが!?」と驚きました。
私くらいのアラフィフ(50歳前後)世代で、音楽に関心があるかたであれば
三菱のDIATONEは、憧れのブランド。確か提供していたFM番組もあったはずで
学生の頃、よく聴いていたものです。

その高級オーディオの代名詞、DIATONEが、カーナビの分野に参入とは。

正直、カーオーディオで音楽を聴くといっても、音質は二の次。
家で聴くオーディオシステムにどんなにこだわる人でも、クルマでそれを再現するのは無理だと、
諦めていた人も多かったのではないでしょうか。

その悩みを解決すべく、従来のカーナビの概念をはるかに凌ぐ本格オーディオナビとして、
音のクオリティに徹底的にこだわって開発されたのが「DIATONE SOUND.NAVI」。
半世紀にわたって培われてきたDIATONEの音響技術が、惜しみなく注ぎ込まれた
いわば、渾身のカーオーディオであり、カーナビなのです。

「DIATONE SOUND.NAVI」の発売に合わせて開設されたスペシャルサイト「CLUB DIATONE」は、
開発者インタビューをはじめ、私たちアラフィフ世代にもなじみ深いアーティスト、
鈴木雅之さん・南佳孝さんおふたりへのインタビュー、
「DIATONE SOUND.NAVI」の特徴紹介や、音質調整可能店のリスト、
さらにはDIATONEの製品についてWeb上で読める記事へのリンク集など、
多岐にわたるコンテンツで構成されています。

サイトの中で、私が興味をもった内容といえば、まずは「テレビ/ラジオCM」のページ。
山下達郎さんの「さよなら夏の日」が使われてますが、じつは私とダンナ、
世代も違えば(ダンナが6歳年上)、若い頃よく聞いていた音楽が、ダンナは邦楽一辺倒、
一方私は、洋楽で育ってきたこともあって、好みが微妙に違ったりするのですが
そんなふたりが共通して好きなのが「タツロー・サウンド」。
「さよなら夏の日」も、クルマの中でよく聴いたりしてますから
聴くたびにこれまでのドライブの思い出が、鮮やかによみがえってくるのです。

また、やはり音楽つながりで「夏の夕暮れに聴きたい、オススメの音楽」と
「岩田由記夫がサウンド・ドライビングの質を高める選りすぐりの名盤ご紹介」にも魅力を感じました。
前者にあるThe Style Councilやナイアガラ・トライアングル、山下達郎さん、
後者にあるアース・ウインド・アンド・ファイアーなどはCDも持ってますし、
いわば、自分の青春とともにあった曲やアーティストが勢ぞろい。
まさに、DIATONE世代にピッタリの、大人向けの選曲だと思います。
(紹介されていた音楽の一部でも、サイトですぐ聴ける状態であれば、もっと良かったんですが)

32bit高音質D/Aコンバーターで、従来の高級カーオーディオに比べ256倍、緻密な音楽を再現。
また40bit高精度演算DSPで、従来の24bitカーナビに比べ65,536倍の精度の音質調整が可能になるなど、
まさにカーナビでハイエンドオーディオに匹敵する音を実現。
クルマの中で高級なオーディオルームにいる感覚が味わえます。

もちろんカーナビについても、シンプルにしてアイコンが目立つようなマップデザイン、
画面表示と警告音で高速走行時の危険を通知するレーンアシスト機能など
安心・安全にドライブが楽しめる機能が完備しています。

サイト内に「80万円の最高級オーディオの技術をカーナビへ」とありますが、
ちょっと調べたら、「DIATONE SOUND.NAVI」はもっとリーズナブルな価格で
手に入れることができるようです。
もっとも、17年もののうちのクルマに「DIATONE SOUND.NAVI」を入れるなんて
あまりにもったいない話。いつになるかわかりませんが、新しいクルマを買う際に
「DIATONE SOUND.NAVI」の購入を検討し、とびきりの高音質の中、長距離ドライブを
運転席のダンナと助手席の私ともども、ストレスなく楽しみたいと思っています。


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