マイルも貯まる！ ANAが国際線での「手ぶらサービス」をヤマト運輸と提供

皆さんこんにちは。元祖・鉄子でもあり、「電子マ姐（ねえ）さん」としても売り込みを
図ろうとしているトラベルライター兼、電子マネー研究家・岩間昌子です。
＊トラベルライターの仕事がありましたら、ご遠慮なく声をかけてください

ロンドンオリンピックも終わりましたが、今回、印象に残った選手の名言のひとつに
「（北島）康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」っていうのがありましたよね。
（水泳男子メドレーリレーの、北島選手以外の３人がレース前に話し合ったときに出た
合言葉だそうです）

その団結力の甲斐あって、見事に銀メダル！

…といって、こじつけるつもりはなかったんですが、今日の記事では
ANAが2012年９月から装いも新たに始める、国際線での手荷物輸送サービス
「手ぶらサービス」について、ご案内したいと思います。

ANAが国際線での「手ぶらサービス」をヤマト運輸と提供します
http://www.ana.co.jp/pr/12_0709/12-ana-yamato0816.html（ANAサイト）
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h24/h24_38_01news.html（ヤマト運輸サイト）

ちょっと前から予告はされていましたが、25年にわたって、ANA国際線利用者に親しまれてきた
空港宅配サービス「スカイポーター」は、2012年8月31日搭乗分をもって終了。
翌9月1日搭乗分からは、ヤマト運輸との提携により「手ぶらサービス」がスタートすることになりました。

このサービスは、自宅や勤め先などからヤマト運輸の「空港宅急便」で発送された手荷物について、
直接、海外の到着空港の手荷物返却場（ターンテーブル）で受け取ることができるという、
まさに画期的なサービス。

つまり、今までのスカイポーターや空港宅急便だと、荷物を持たなくて済むのは
自宅から国内の出発空港までで、空港で荷物預けるときは一瞬でも、自分で荷物を
持たなければならない時間があるのに、「手ぶらサービス」だと、手ぶらでそのまま飛行機に
乗ってしまっても大丈夫。海外の到着空港まで、重い荷物やさしあたって不要な荷物を持たなくて
済むようになるんです！

ちなみに利用対象者は、成田・東京（羽田）・関西国際空港発のANA国際線に搭乗のかた。
日本のほかの空港からもANA国際線は出てますが、この３空港以外の空港発の国際線では
使えないようです（まあ、スカイポーターもそうでしたけど）。
＊ANA国内線から、成田・羽田・関空発の国際線に乗り継ぐ場合は
これら３空港以外の空港からでも「手ぶらサービス」が利用できます
＊他社運航による共同運航便では「手ぶらサービス」は利用できません

また、スカイポーターでは使えたアメリカ路線（ホノルル含む）では、
米国航空当局の制限により、「手ぶらサービス」は利用できません。
＊出発空港まで手荷物を送る「空港宅急便」（スカイポーターと同じ）は、
アメリカ路線利用者でも利用できます

この手ぶらサービスの特徴として、インターネットチェックインと併用することにより
空港での手続きが不要になること（空港到着後、そのまま保安検査場に直行できる）や、
羽田空港の21：00以降のフライトを利用の場合、離島を除く東京では、当日12：00までの
集荷の対応が可能（集荷申し込みは出発日前日15：00まで）になることなどがあげられてますが。

あわせてマイルも、手ぶらサービスご利用1個につき100マイルが貯まります！
スカイポーターのときは、1個につき50マイル（ANAカードワイド会員の場合は1個につき100マイル）
でしたから、荷物をゆだねる時間が長くなる分、マイルが倍増という感覚になりますね。

ちなみに料金は、空港宅急便運賃＋310円。
目安として、東京都内から成田空港出発便を利用の場合は、標準的なスーツケースで2,300円
（東京都内～成田空港までの宅急便料金1,990円＋手ぶらサービス料金310円）、
福岡市内から羽田空港出発便を利用の場合は、標準的なスーツケースで2,720円
（福岡市内～羽田空港までの宅急便料金2,410円＋手ぶらサービス料金310円）とのこと。

サービス開始日は、2012年9月1日搭乗分からで、予約開始日時は同年8月27日6：00予定、
集荷開始日は8月28日予定だそうです。

で、ANAとヤマト運輸は、お客様の利便性向上のため、今後も新たなサービスの開発・展開を
予定しているとのことですが、できたら、成田・羽田・関空以外の空港から出発する
ANA国際線利用者にも対象を広げてほしいとか。

あとは、海外出発便にも対象を広げてほしいというのが本音ですね。
だって、復路のほうが、荷物が多いのが普通でしょう？

＊関係ない話ですが、ヤマト運輸は、JOCのオフィシャル荷物輸送サービスパートナーだそうです。
オリンピック選手の荷物や用具なども運んだのかな？
＊そーいやー北島康介氏もヤマトのCMに出てましたね


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