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新浪微博…といっても人名ではありません [レビュー記事]

今日は七夕。といっても、当地はあいにくの雨(というか土砂降り)。
ちょっと残念な天候ですが、皆さんご存じのとおり、七夕はもともと中国伝来の星伝説から
生まれた行事で、旧暦の7月7日に行なうのが正式(今年の場合は、新暦の8月24日)。
新暦に合わせると例年はほとんど、日本では梅雨の真っ最中にあたってしまい
織姫と彦星の出会いは期待できないってわけです。
伝説発祥の地・中国で見る旧暦の七夕の星空は、さぞやダイナミックなんでしょうね。

ここで唐突ですが、中国といえば。上野動物園で24年ぶりに赤ちゃんパンダが誕生したり、
また今年は日中国交正常化からちょうど40周年にあたることから、ANAでは対象運賃で
中国線を利用したかたに、2,000円分のeクーポンをプレゼントというキャンペーンを
行なうことを発表したりなど。中国ブーム再燃のきざしがあるのかもしれません。

そんな流れに乗って、中国市場で積極的な事業展開を図りたいと考えている企業や
法人も多いことでしょう。
そのようなかたがたにおすすめしたいのが、今回、紹介いたします「新浪微博」。

…といっても、人の名前ではありません。
かくいう私も、新浪微博の文字を初めて目にしたとき
「えっ、某大手コンビニの社長(当時)に、新浪さんってかたがいらっしゃいませんでしたっけ」
「微博の微って、なんて読むんだろう」などと、思い切り人名と勘違い。

おわかりのかたも多いと思いますが、新浪微博とは、中国最大級のSNSサービス。
中国大手ポータルのひとつである新浪が運営する微博(マイクロブログ、いわばミニブログ)という
意味で、シナウェイボーの名前で親しまれています。

ミニブログといえばTwitterが頭に浮かぶかたも多いかもしれませんが、新浪微博の場合
投稿の文字数制限、転送(RT)、タイムラインなどはTwitterによく似ていて
事実、見た目は中国版Twitterを思わせます。しかし、イベント・グループ機能が充実しているなど、
Facebookと共通する機能が多いのも特徴です。

何といってもビックリするのはユーザー数で、日本の人口をはるかに超える約3.5億人!
投稿数も一日あたり数千万件を数え、30代や富裕層を中心に利用者は増える一方。
いやはや、強大なクチコミ網を活用して、中国でのビジネスを成功させようと考える企業が
少なくないというのも、うなずけますね。

ところが。インターネットを利用してビジネス展開を図ろうとする場合
有名企業や有名人のなりすましアカウント、偽造アカウントの問題がつきまとうのが中国というところ。
将来性有望な市場であることはわかっていても、こういう理由で進出に二の足を踏んでしまうのは、
日中双方にとって、もったいないような気もします。

そこで新浪微博では、なりすましアカウントの被害を最小限に抑え、ユーザーの権利を守るため、
認証マーク付きのアカウントを発行。この認証アカウントは、全アカウントのわずか2%だけにしか
発行されていないといいますから、認証アカウントを持っているということは、
そのまま信頼の証しになるというわけです。

このような姿勢が評価され、新浪微博の顧客リストには、日本、いや世界に名だたる
大手・有名企業がズラリ。航空会社もANA、JAL、そして大韓航空の名前も。
また、県や市など、新浪微博の公式アカウントを有する日本の地方自治体も目につき
なかでも「在中国日本国大使館」の存在が、信用度アップにつながっている感もあります。

そうした企業・法人・自治体などに続き、なりすましアカウントによるブランド被害を
避けたい事業者はもとより、Twitter、Facebookなどの成功事例を中国でも同様に展開したい
事業者にとって心強いのが、日本で唯一の新浪微博オフィシャルパートナー、
Find Japan株式会社が扱う「China Gateway」というサービス。

「China Gateway」は新浪微博へのアカウント開設や認証代行サービス、
さらに中国市場でのプロモーション、日本国内でのインバウンド集客のプロモーションなどのサポートを、
ユーザーである企業に提供しています。

「中国での認知度を上げたい」「インターネットを活用して、中国で効率的なPRを図りたい」と
お考えのかたは、新浪微博のサイトをご覧になってみてはいかがでしょう。


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