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百聞は一見に如かず [あいさつ・内輪話]

ふるさとを、未曾有の大震災が襲ってから、今日で一年。
被災地の映像を見る限り、今シーズンは、例年に比べずいぶん雪が多いなと感じます
(本来は、北国とはいえ、積雪のない日も珍しくないくらい)。

また当日は、どんよりした曇り空に、小雪が舞っていた天気のところが多かったと記憶していますが、
今日は、穏やかな日和の被災地が少なくなかったようです。

この一年間、母の墓参りに実家へ二度行きましたが、それぞれ帰路に、
被災地といわれている海岸沿いをまわりました。

一回目は昨年の夏。見渡す限りの水田地帯のところどころに、家の土台だけが残っていて。
想像を絶する世界でした。

そして二度目は、先月。母の三回忌に行った帰りに、昨年とは違う海辺の街を通りました。

そこで遭遇したのは、昨年以上に想像を絶する光景でした。
あれから一年が経とうとしているのに、やっと瓦礫を片付けましたという感じの荒涼とした風景が、
1.5キロ四方ほどに広がっていて。
その街は背後に岩壁が控え、その岩壁がそれ以上の被害の広がりを防いだともいえるのですが、
逆に、岩壁に囲まれた部分に被害が集中する結果になってしまってました。
岩壁の向こう側などは、無傷(というわけではないのでしょうが、少なくとも
建物は震災前の姿をとどめているようでした)の街並みが広がっているのに
その一角だけが…賑やかな往時が容易に想像できるだけに、つらい風景でした。

百聞は一見に如かずといいますが、まさに、それを地でいく体験をしました。
報道だけでは知ることのできない世界が、そこにあったのです。

自分も三十数年前、二年ちょっとですが、三陸海岸の海辺の街に住んでまして
(まだその街には、行くことができないでいます)、当時の自分の年齢と同じくらいの
被災地の子供たちの姿をテレビなどで見ると、なんともいえない気持ちになってしまい。

つくづく、教育の必要性とか、勉強の大切さを思ってしまったりします。
地理にしても、化学にしても、もちろんそのほかの教科や科目にしても。
文系と理系の間にある「壁」についても、考えさせられることが多かった一年でした。

正直、今の自分はいろいろな不安を抱え、考えがまとまらない状態です。
今日の記事、何を書こうか迷ってましたが、最後に、JALとANAの復興支援の取り組みをまとめた
ページへのリンクを掲載して、締めくくりたいと思います。

被災地への復興支援ーサステナビリティ(JAL企業サイト)
https://www.jal.com/ja/sustainability/community/disaster/

東日本大震災から1年~これからもANAグループは復興支援に取り組んでまいります~
http://www.ana.co.jp/pr/12-0103/index11a-185.html


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