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ANA、3,000マイルで交換できるクーポン特典を終了 [主にANA]

皆さんこんにちは。元祖・鉄子でもあり、「電子マ姐(ねえ)さん」としても
売り出し中のトラベルライター兼、電子マネー研究家・岩間昌子です。

先日、ANAが来年(2012年)4月1日からのANAマイレージクラブの変更点などについて発表してます。

~ANAマイレージクラブ~ 2012年4月からの新サービス導入・制度変更のご案内

概要は次の4つです。


1.「ANAご利用券(eクーポン)」の適用範囲拡大と制度の変更

なんといっても、JALの同様のクーポン(IC利用クーポン)は特典航空券のほか、
ツアーや機内販売、空港売店、さらには系列ホテルの宿泊などにも使えるのに
なぜかANAのほうは、ANAの航空券にしか使い道がなく。せめて系列のツアーくらいには
使えるようにすれば、利便性がグッと向上するのにと思ってました。

それが、ホントに限定ですが、募集型企画旅行商品の購入にも利用可能になります
(ただし、ANA SKY WEB(www.ana.co.jp)での予約・購入分のみ対象)。

また、ファミリーマイルの特典に、ANAご利用券(eクーポン)が加わります

その一方で、マイルからのANAご利用券(eクーポン)への交換率が
12,000マイル→18,000円分から、12,000マイル→15,000円分にレートダウン。

さらに、ANAカード(クレジット機能付)会員限定メニューとして、3,000マイルで
3,000eクーポンに交換できる特典が新設される半面、ANAマイレージクラブモバイルでの
3,000マイル→3,000eクーポンへの交換が、2012年3月31日申込完了分をもって終了するなど、
改善と改悪が入り交じったような内容になっています。


2.「国際線特典航空券」のANA SKY WEB機能改善と申込期限の延長

ANA SKY WEBを利用しての国際線特典航空券予約・手続きが、グッと使いやすくなります。
「2便分の空席待ち」や、「搭乗4日前までの申し込み」が可能になります。


3.「国際線特典航空券」発券手数料制度の導入

2012年4月1日(日)より、新規ANA国際線特典航空券・提携航空会社特典航空券を
ANAの電話予約センター、市内・空港カウンターにて発券する場合、発券手数料が
徴収されることになります(日本地区の発券手数料は、税込みで2,100円)。

ただし「ANA SKY WEB」より航空券を発券する場合は、これまで通り無料です。

なんだか既視感のある内容だなあと思ったら、以前、このブログでも話題にして大きな反響を巻き起こした、
ステートメント(マイル積算の実績通知書)の電子化にまつわる話。

2008年より、ANAのステートメントはそれまでの郵送から、メール送付に変更開始。
で、従来のように郵送を希望する場合は、1回につき500マイルが徴収されるという
インターネットに不慣れなかたを無視した、とんでもない改悪が発表されたのです。

その後、電話やFAXなどで、現在のマイル数と有効期限別マイル数が24時間案内される
無料(携帯電話からの場合は有料)サービスの実施が発表され、ひとまず騒ぎは収束。

あれから3年ほど経った今。「インターネットに触れる環境にない」云々という話は
少なくとも表だっては聞かれなくなりましたが、今回の国際線特典航空券発券に
手数料制度を導入するというのは、なんとなく当時の状況に似ているというか。

デジタルデバイド(情報格差)を声高に叫ぶつもりはありませんし、
コストのことを考えると、この措置は致し方ないのでしょうか。

まあ市内カウンター自体が、もう大都市部にもほとんどなくなっているのも事実ですけどね。


4.3,000マイルで交換できるクーポン特典メニューの終了

前の3つまでは、正直、ある程度予測がついていたサービスの新設・変更ですし
たとえ改悪的なものであってもそれなりに納得がいくのですが、個人的には
このクーポン特典終了がいちばんショックでした(思わず、記事タイトルにしたほど)。

2012年3月31日(土)をもって、3,000マイルで交換できる「羽田空港 2,000円分の
タクシークーポン」「ワタミグループ共通お食事券2,000円分」が終了します。

ただし、タクシークーポンのうち10,000マイルコースは、2012年4月1日以降も引き続き利用できますし、
食事券のほうも、10,000マイルコースが新設予定とか。

でも。3,000マイルコースは、使うあてのないままやむなく有効期限を迎える中途半端なマイルを救うのに、
なくてはならなかった存在なのに。

少額マイルというと、旅行商品の購入や、自社サイトのインターネットショッピングに使うという
道もありますが、正直、あまり気が進まない場合も多いし。

タクシークーポンや食事券を手に入れるのに、10,000マイルもかかるほうが
かえって二の足踏んじゃうなあ。
10,000マイルあったら、むしろ、SuicaポイントとかEdyなどへの交換のほうを選びますね、
自分としては。


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