ニュージーランド航空とのコードシェア便、JALからANAへ

皆さんこんにちは。元祖・鉄子でもあり、「電子マ姐（ねえ）さん」としても
売り出し中のトラベルライター兼、電子マネー研究家・岩間昌子です。

いや、今日、正式発表があったピーチのキャンペーン運賃、
昨日は「片道500円」とお知らせしましたが、蓋を開けてみると、なんと片道250円！

まあこちらの話題は、ほかのマイラーさんも詳しく書いていると思いますから、私のほうは、表題について。

最初に見たのは、ANAサイトにあった共同リリースの記事でした。

ANAとニュージーランド航空
コードシェア運航に向けた基本合意を締結
(2012年3月からを予定)
http://www.ana.co.jp/pr/11-1012/11-ana-nz1215.html

リリースによると、ANAとニュージーランド航空（NZ）は、
コードシェアやグランドハンドリングサービスの提供などを含んだパートナーシップの覚書を締結。
2012年3月25日からの提携開始に向けて基本的合意に至ったとのこと。

＊それにしても、締結した場所がエチオピアとは…第三国でってこと？

この提携によって、NZのお客様にとっては、成田、関西国際空港を経由して
ANAが運航する日本国内の空港へのネットワークを活用できるようになり、
また、ANAのお客様にとっては、オークランドを基点として、ニュージーランドやオーストラリアへの
アクセスがますます便利なものとなります。

思えば、ANAがオーストラリア路線から撤退して久しいわけですが
今回の提携によって、事実上、ANAにとって久々のオセアニア線開設となるのに加え
同じスター　アライアンスメンバーとして、ANAとNZのコードシェア（共同運航）便が
ビジネスや観光需要を促し、二国間の結びつきがよりいっそう強固になることや
交流が活性化することなどが期待されるわけです。

具体的には、NZが2012年3月末より、成田空港の使用ターミナルを第２ターミナルから
スタアラが集結する第１ターミナル南ウイングへと移動。
2012年3月25日からのNZの日本路線運航スケジュールはこれまでどおり変更なく、
成田から週5便、関空から週3便がオークランドまで運航される予定です。

これで、NZのコードシェア相手が、同じアライアンスのANAではなく
JALだったという「ねじれ現象」も解消。ということは…。

JALのサイトのほうをのぞいてみると。

2012年度からのニュージーランド航空との共同運航便について

言わずもがなのことですが、JALのニュージーランド路線はNZとのコードシェア提携解消に伴い、
2012年3月24日、つまりANAとNZのコードシェア便運航開始の前日をもって、運休に。

こういうことって、前にもありましたよね。
名実ともにスイスのナショナルフラッグキャリアだった、スイス航空（SR）は経営破綻ののち、
「スイスインターナショナルエアラインズ（LX）」として再出発。
LXはその後、ドイツのルフトハンザ航空の傘下に入ったのに伴い、スターアライアンスメンバーへ。

SR時代はJALとのコードシェア便であった日本－スイス路線は、LXになり、
スターアライアンスに参加してから、共同運航の相手をANAにくら替えしたのです。
＊もっとも、SRがJALとコードシェアを組む前は、ANAと共同運航してましたけどね。
これを書くとかなり複雑な話になりますが…

また、当ブログでも取り上げたことがありますが
ユニクロなどが、航空会社サイト内にあるインターネットショッピングモールへの出店先を、
JALからANAに変更したことも。
＊ユニクロはその後、JALのeマイルパートナーとして「復活」しました

まあ、人生と同様、航空業界にもいろいろなことがあるってわけです。
マイラーにとっては、マイルの貯め方・使い方にも影響を及ぼす今回のようなニュースも
今後とも、当ブログでつとめて取り上げたいと思います。


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