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この夏、パラオに注目 [旅行]

皆さんこんにちは。じゅめいむこと、元祖・鉄子としても知る人ぞ知る
トラベルライターが本業の岩間昌子です。

ところで皆さんは、パラオってご存じですか?
「えっ、リゾート地(または太平洋戦争の激戦地)として聞いたことはあるけど…
どこにあるのかな?」と感じた人が大半ではないでしょうか(かくいう私も、漠然とした
位置は思い浮かべても、正確な位置は把握できてませんでした)。

日本の真南というか、東経134度~135度の間なので、だいたい姫路と同じくらいの
経度でしょうか。日本の標準時子午線(東経135度)にきわめて近い場所に位置しているだけあって、
日本との時差はありません。世界でも数少ない、日本と時差なしって国ですね!
(ほかには韓国、北朝鮮、東ティモール、インドネシア東部など)

パラオはおよそ200に及ぶ島々(総面積は屋久島とほぼ同じ)からなりますが、
人が住んでいるのはそのうち10ほど。首都は、2006年にコロールから遷都されたばかりの
マルキョクですが、首都の人口が約400人ってアナタ…ひょっとして
「世界一人口の少ない首都」かな?(ちなみに国の人口は約2万人)

主要産業は観光業。特にダイビングスポットとして世界的にも知られています。
また、歴史的には、日本が第一次世界大戦後~第二次世界大戦終了まで委任統治を
行なっていたこともあって、日本との関係が深いのも特徴。
流暢な日本語が話せるかたがいらっしゃったり、日本食レストランが充実していたり、
神社があったり、日本車が多く走っていたり、日系人も少なくなかったり…など
日本の影響が強く残っているところも見て取れます。

ただし、意外にも、日本との定期直行便の運航が開始されたのは、2010年12月から。
デルタ航空により週3便が運航されてますが、それ以外ですと、グアム経由便か
直行チャーター便を利用することになります。
直行便は所要4時間30分~5時間ほど。正直、ハワイよりずっと近い場所にあります。

で、この夏、パラオに注目というのは、ご存じのかたも多いと思いますが
これまで、定期的にパラオにチャーター便を飛ばしてきたJALが、
おそらく今回初めて? パラオチャーター便に特典航空券で乗れるようにしたこと!

成田・中部・関空発着の、2011年7~10月のチャーター便が対象で、必要マイル数は4万マイル
まあ、ハワイ往復特典航空券と同じマイル数が必要で、比較的近いグアムに比べて
倍のマイル数が必要と考えると、ちょっと割高…と感じるかもしれませんが、
何しろ、チャーター便に特典航空券で乗れるという、めったにないチャンス。
ツアーではなく、もっと自由なスケジュールでパラオの旅を楽しみたいかたに
ピッタリかもしれませんね。

ただし、申し込みはインターネットのみ。
電話での申し込み、空席待ち、予約変更、Webチェックイン、特典航空券での海外発や
日本国内区間を含む旅程の利用、ほかの各種キャンペーンと組み合わせての利用は
すべて不可となりますので、ご注意ください。

一方、これに対抗してというわけではないかもしれませんが
(というか、JALよりも前からキャンペーンが始まっていた)、
コンチネンタル航空では、2011年4月1日から9月30日までに完了する対象運賃での
日本-パラオ往復旅行を対象に、ダブルマイルキャンペーンが行なわれています。

出発地は、成田・中部・関空のほか、札幌・仙台・新潟・岡山・広島・福岡を加えた全9都市
グアム経由パラオ行きのコンチネンタルでの旅程が対象で、対象予約クラスは、
C, D, Z, Y, B, M, E, U, H, Q, V, W, S, T, L, K, Gとなります。

特典航空券が使えるわけではなく、また乗り換えも必要になりますが
何しろ全国各地から気軽に参加できるのはありがたい限り。

こちらの場合、ダブルマイル獲得には次の条件が必要となります。
・旅行開始前のキャンペーン登録
E-チケットでの購入
・コンチネンタルのワンパス会員、またはユナイテッド航空のマイレージ・プラス会員
コンチネンタル運航便またはコンチネンタル・エクスプレス運航便
(コンチネンタル便名で、他社が運航するフライトは対象外)


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