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2011年5月23日から! ヤマト運輸で交通系電子マネーが利用可能に [電子マネー・QRコード決済]

皆さんこんにちは。じゅめいむこと、元祖・鉄子としても知る人ぞ知る
トラベルライターが本業の岩間昌子です。

2010年11月20日付の当ブログ記事でもお伝えしました、ヤマト運輸で2011年春より
交通系電子マネーによる決済サービスが開始される話。
それが、明日5月23日(月)より、スタートすることになりました!

唯一の「玄関先電子マネー決済」サービス拡大
ヤマト運輸で交通系電子マネーがご利用可能に
~5月23日(月)よりスタート~
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h23/h23_10_01news.html(ヤマト運輸)
*そのほか、関係する交通系電子マネーのサイトにもリリースが出ています。

対象となる交通系電子マネーは、JR北海道の「Kitaca(キタカ)」
JR東日本の「Suica(スイカ)」、JR東海の「TOICA(トイカ)」
JR西日本の「ICOCA(イコカ)」、JR九州の「SUGOCA(スゴカ)」の5種類。
端的にいえば、JR旅客会社5社の電子マネーとなりますが、地域によっては
相互利用可能な「PASMO(パスモ)」「nimoca(ニモカ)」「はやかけん」が
使えるところもあります。

また、具体的な対応エリアについては上記URLに掲載されている一覧表を
参照していただきたいのですが、面白いのは各電子マネーの担当範囲が、
実際の鉄道でその電子マネーが使えるエリアにこだわらず、
どうやら都道府県単位になってるらしいこと。

県によっては、複数の交通系電子マネーエリアを有するところがあって、
自分の住んでいるところと、ヤマト運輸の対応電子マネーが異なってたりすると
一見、使いにくいのでは? と思いますが、そこは相互利用が可能という
交通系電子マネーの特性を活かし、見た感じでは、鉄道エリアと宅急便エリアで
対応電子マネーが異なっていても、なんとかカバーできそうになってるようです。
*まあSuicaがあれば、全地域OKということになるようですけどね。

しかし。JRの鉄道路線がない沖縄県でさえ、JR九州のSUGOCAが対応しているというのに
ICカード乗車券のないJR四国傘下の、四国4県はまるまる対象外!
なんか気の毒になってしまいますね。
四国自体は、伊予鉄道や高松琴平電気鉄道など、全国的にみても先進的な電子マネーを
発行している鉄道会社もあるわけですから、これらの電子マネーにも対応していても
いいと思うんですが。

そのほか、Suica、ICOCA、SUGOCAではサービスの利用で、それぞれ200円につき
1ポイントのレートで、対応するポイントを獲得することもできます。
(さらに電子マネーによっては、マイルにつなげていくこともできますね)

また、利用できるサービスは、次の4つです。

(1) 運賃(宅急便、クロネコメール便など) の支払い
(2) 包装資材(クロネコボックス、ゴルフカバーなど)の料金の支払い
(3) ヤマト運輸のオリジナルブランド「得選市場」
(水・トイレットペーパーなど)の商品代金の支払い
(4) 通販等商品代金の配達時の支払い
(宅急便コレクト「お届け時電子マネー払い」)
※電子マネー決済対象外の商品・サービスがあります。
※通販商品代金の電子マネー決済は、通販会社の契約がなされている商品が対象です。

すでに「nanaco」「Edy」「WAON」の3種類の電子マネーに対応しているヤマト運輸。
唯一の「玄関先電子マネー決済」 サービス導入企業であるばかりでなく、「nanaco」
「Edy」「WAON」と「交通系電子マネー」を1台のモバイル端末で決済できるサービスは、
ヤマト運輸が業界で初めてになるそうです。

マイラーやポイントゲッターたちにとっても、ネット通販の利用などで
お世話になることも多い宅配便。ヤマト運輸をはじめ、そのほかの企業についても
今後の動きから、目が離せませんね!


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