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沖縄で交通系電子マネー導入 [電子マネー・QRコード決済]

皆さんこんにちは。じゅめいむこと、元祖・鉄子としても知る人ぞ知る
トラベルライターが本業の岩間昌子です。

さて先日、このようなニュースリリースが発表されました。

沖縄県のローソン店舗141店舗で交通系電子マネー「SUGOCA」サービス開始!
~平成23年4月26日(火)より~

こちらはローソンと、「SUGOCA」を運営するJR九州との共同発表になります。

リリースによりますと、2社は本日、2011年4月26日(火)より、
沖縄県内のローソン店舗141店舗にて、JR九州が運営する電子マネー「SUGOCA」の
サービスを開始。

このSUGOCAの導入に伴い、SUGOCAと相互利用が可能になっている
Suica、TOICA、ICOCA、nimoca、はやかけんの利用も可能となります。

すでにSUGOCAは、2010年4月よりJR九州エリア内のローソンの全店舗(約430店舗)で
使えるようになってますが、沖縄県内での交通系電子マネー導入は、もちろん今回が初めて。

それにしても。JR線が通っていない沖縄県で、交通系、それもJR系の電子マネーが
使えるようになるとは。

すでに「電子マネー先進県(特にEdyの普及率は全国でもトップクラス)」として
名を馳せている沖縄ですが、大都市圏ではEdyと拮抗した争いをみせている
交通系電子マネーも、大都市圏以外ではたぶん、ほかの電子マネーに
水をあけられてるだろうと考えられるのは、無理のないことかもしれません。

それでも。「軌道」(沖縄県のモノレール「ゆいレール」は法的には「軌道」であって
厳密な意味での「鉄道」ではない)しかない地域に、あえて進出しようとする
JR系の電子マネー。旅行者も使いやすいように、勢力拡大を狙ってるのでしょうか。

そうであれば。沖縄県に先を越された感じの「四国」がねえ…ちょっと気の毒な感じも。

*JR四国には今のところ、電子マネー(IC乗車券)はありませんが、
四国の私鉄には、2005年2月とかなり早い時期に、四国初のIC乗車券として誕生した
高松琴平電気鉄道の「IruCa(イルカ)」をはじめ、Suicaに先だってモバイル版が
リリースされ、JALマイレージバンクとの提携カードもある伊予鉄道の「ICい~カード」
土佐電鉄など高知県内の公共交通機関のほとんどに乗れる「ですか」など
結構先進的なIC乗車券がそろってるのに…。これらのカードがほかの地域の
IC乗車券と相互利用できるようになったら、ホントに画期的だと思うんですけどね。


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