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名古屋・札幌・福岡エリアの交通系電子マネー情報(2011年4月版) [電子マネー・QRコード決済]

皆さんこんにちは。じゅめいむこと、元祖・鉄子としても知る人ぞ知る
トラベルライターが本業の岩間昌子です。

さて、そろそろ得意分野でもある交通系電子マネーの情報でもお届けしようかと
思っておりましたところ、このジャンルをこれまでリードしてきた感もあるSuicaの運営会社、
JR東日本が先頃の震災で甚大な被害を受けたということで…
おそらくSuicaについても、しばらくキャンペーンの類は控えられるでしょうし
新サービスの導入にも、少なからず影響が出ると思うんですよね。
*何しろ、Suicaエリアの一部区間も津波の被害を受けてますから

だからというわけではないのですが、ここでほかの交通系電子マネーにも
ちょっと目を向けてみようかと…さすがに、どこも派手なキャンペーンなどは
鳴りをひそめてますが、新しい情報はいくつか、ボチボチと。

そこで今回は、2011年4月5日付記事「関西の交通系電子マネー情報」に続き
名古屋・札幌・福岡、各大都市圏の交通系電子マネー情報についてお送りしましょう。


1.ファミマやビックカメラで、manaca(マナカ)が使えるように!

2011年2月11日のデビューの日に、このブログでも取り上げましたmanaca
名古屋市交通局や名鉄などで使える交通系電子マネーですが、おかげ様で
いつもの何倍ものアクセス数をいただきました。ありがとうございます。
*しょせん外様で、現地には行ってないため心配してたんですが

その後もmanacaに関しては、新しい情報も続々と届いております。
まずはココストア、サークルKサンクスに続き、3月下旬からはファミリーマートでも
manacaが使えるようになった話です。
*いずれのチェーンも、愛知県内の店舗(一部店舗を除く)が対象です。
*サンクス名鉄岐阜駅前店や、セブン-イレブン名古屋地下鉄徳重駅店でも使えます。

このファミリーマートでもmanacaが使えるようになったことを記念して、
3月29日~5月9日の期間「ファミリーマート」×「名鉄たまルン」キャンペーンを実施。
期間中、「名鉄たまルン」マークのある、愛知県内のファミマ(約130店舗)にて
manaca(名鉄系列の(株)エムアイシー発行で、「名鉄たまルン」入会登録を済ませたもの)
買い物をすると、通常の「名鉄たまルン」ポイント(200円につき1ポイント)に加え、
さらに10ポイントをプレゼント! 1日1回限定です。

また、「名鉄たまルン」ポイントとANAのマイルの相互交換が可能になった日と同じ
2011年4月1日からビックカメラ名古屋駅西店でもmanacaが使えるように!
*manacaで買い物をしても、現金と同じ基本10%のビックポイントを付与
*(株)エムアイシー発行カード限定で、ビックポイントとは別に、200円ごとに
「名鉄たまルン」ポイント1ポイントを付与(事前に「名鉄たまルン」への登録が必要)
*ビックカメラのほかの店では、manacaは使えません

また、名古屋市交通局では、3月と4月に交通局でmanacaをご購入いただくと、
抽選で各月1,000名様、合計2,000名様にマナカマイレージポイント500ポイントをプレゼント!
エントリー不要の自動抽選です。

ちなみに、マイレージポイントとは、manaca交通事業者が運行する鉄道やバスの
利用実績(金額・回数)に応じてたまるポイントのこと。
ポイントの付与率や加算方法は各事業者により異なりますが、いずれの場合でも、
月ごと(毎月1日~末日)に計算され、翌月10日以降にポイント還元。
利用者は1ポイント1円相当として、10ポイント単位で各事業者の鉄道や
バスの乗車に還元されたポイントを利用することができます。
「乗って貯まる」「乗り物にしか使えない」のがマイレージポイントです。

一方、「名鉄たまルン」ポイントは、名鉄系列の(株)エムアイシー発行のmanaca限定。
そのうえで「名鉄たまルン」に入会のうえ、黄色い音符が目印の「名鉄たまルン」加盟店で、
manacaで買い物をするとたまるポイントのことです。
会員制度をとってるところ、manacaが使えるすべての店が「名鉄たまルン」ポイント加盟店とは
限らないところ、原則200円で1ポイント、飲料自販機(一部)では100円で
1ポイントたまるところ、さらに、ためたポイントが交通機関の利用と買い物の両方に
使えるところなどは、JR東日本の「Suicaポイントクラブ」に例えると
わかりやすいかもしれません。
「買い物で貯まる」「買い物と乗り物の両方に使える」「要入会」
「名鉄たまルン」ポイントといえるでしょう。

manacaについての詳細や最新情報は、以下のサイトをご覧ください。

manaca(公式サイト)
http://www.manaca.jp/


2.北海道と九州のJR系電子マネーが、各エリア内のブックオフで利用可能に!

Tポイントサービスとは2010年9月に提携終了したブックオフ(実店舗)ですが
この4月、日本の北と南にある店舗で、立て続けにJR系の電子マネーが導入されました。

まずは2011年4月1日よりJR北海道の電子マネー「Kitaca(キタカ)」
道内13店舗のブックオフで利用開始。4月11日からは、先着順でオリジナルの
ブックカバーがもらえるキャンペーンも展開されています。

また、同年4月13日からは、JR九州の電子マネー「SUGOCA(スゴカ)」
福岡県4店舗、鹿児島県2店舗のブックオフで利用できるようになりました。
*順次導入。1店、グループ店の「B・KIDS」も含まれます

Kitaca導入店舗ではSuica、SUGOCA導入店舗ではnimoca、はやかけん、Suica、
ICOCA、TOICAの各電子マネーも使えますよ。

Kitaca、SUGOCAについての詳細・最新情報は、以下の公式サイトをご覧ください。

Kitaca
http://www.jrhokkaido.co.jp/kitaca/

SUGOCA
http://www.jrkyushu.co.jp/sugoca/


3.自由席特急券を買っても貯まる、SUGOCAポイント

SUGOCAの話が出たついでに。JR系IC乗車券ではいち早く、鉄道の乗車でポイントが付く
乗車ポイント制度を導入したのがSUGOCA。現在はJR西日本のICOCA(イコカ)にも
列車利用ポイントというものがありますが、ICOCAの場合はクレジットカードをひも付けし
チャージされた「SMART ICOCA」でないとポイントが付与されないのに対し、
SUGOCAのほうは純粋に、SUGOCAを利用して自動改札機を入出場し、カード残額から
引き去られた運賃の1%がSUGOCAポイントとして付与される仕組みです。

そして2011年4月1日からは、SUGOCAカード残額を使って、SUGOCAエリア内の駅までの
自由席特急券を購入しても、SUGOCAポイントが貯まるサービスが始まりました。
特急券の場合は、特急料金の5%分(1ポイント未満切り捨て)のポイントが付きます。

貯まったSUGOCAポイントは、ポイントチャージ機能付自動券売機でSUGOCAのカード残額に
ポイントチャージでき、現金やオートチャージでチャージしたカード残額と合わせ、
鉄道乗車や買い物に使うことができます。
*SUGOCAポイントは後年、「JRキューポ」に名称変更されました


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