Edy あんど スマートフォン(2011年2月版) [電子マネー・QRコード決済]
スマートフォンを持ってる人、このごろ、しょっちゅう見かけます。
場合によっては、電車の車内を見回しても、普通のケータイ持ってる人よりも
スマートフォンを持ってる人のほうが多いんじゃないかっていうくらい。
確かに、世界的に見てもスマートフォンは急速に普及しているようで
2011年2月8日付の日経新聞夕刊には、スマートフォンの2010年10月~12月期の
世界出荷台数が前年同期比87%増の1億90万台に達し、なんと同時期のパソコンの
出荷台数(9207万台、同3%増)を初めて上回ったということで。
なるほど。日本でもちょうどこの時期に爆発的にスマホユーザが増えた感じですもんね。
ただ日本のスマホが諸外国とちょっと違うのは、おサイフケータイの機能を持った
スマートフォンの登場が待たれていて、その対応機種が出たとたん、
人気が急上昇したって感もあること。いやはや、世界屈指の電子マネー大国だけあって
やっぱりスマートフォンの世界でも、外せない機能として親しまれているんですね。
まあ確かに「おサイフケータイなんて使わない」とおっしゃる人も少なくはなく
ソフトバンクなどが出している、電子マネー非対応のスマートフォンを持ってる人も
結構いらっしゃるようですが、なかには、あとでやっぱり「スマートフォンでも
電子マネーが使いたい」なんて声もチラホラと。
そこでこの記事では、Edyを例に、「スマートフォン対応のEdy」開発の歴史を少しばかり。
1.スマートフォンに付けるカードケース
アップル社製のスマートフォン「iPhone」(日本ではソフトバンクが販売)には、
おサイフケータイの機能がないため、Edyなどの電子マネーアプリをダウンロードして
使うことはできません。
ただし、電子マネーカードを収納できるiPhone専用のケースがインターネットなどで
販売されており、このケースを装着してEdyなどの電子マネーカードを収納すれば、
あたかもおサイフケータイと同じような使い心地でEdyなどを利用することができます。
なかには、干渉によるエラー防止機能まで備えた、2種類の電子マネーカードが
収納できるタイプもあるとか…。
2.Edyがスマートフォンに対応
2011年1月よりスタートと予告されていた、Edyのスマートフォンへの対応。
まさに1月が終わるギリギリの先月31日、おサイフケータイに対応したスマートフォンで
Edyが利用できるようになったことが発表され、話題をまいたのは皆さんの記憶にも
新しいことと存じます。
スマートフォンでのEdyの利用方法は、こちらからどうぞ。
http://www.edy.jp/howto/get/mobile/index_sp.html
3.ケータイアクセサリーとして使えるEdyストラップ
Edyもカードやアプリだけでなく、いろんな形があって
ピカチュウフィギュアの底に付いてたり、リストバンド型があったり…
そして、これも記憶に新しいと思いますが、つい先日(2011年2月7日)、
Edyオフィシャルショップにて、ショップ限定「Edyストラップ」の販売が開始されました。
初回生産分はあっという間に完売。
次回発送は2011年3月下旬予定とのこと。
価格も1,500円と手頃ですし、何よりシンプルでスッキリした、どこか可愛らしいデザインも
人気の秘密かも。スマートフォンやケータイに限らず、いろんなところに付けて
使うのもいいかもしれませんね。
4.究極のスマートフォン対応! なんと電子マネーがシールになった!
そしてついに、かねて噂がありましたが、ソフトバンクのiPhone4ユーザ向けに
来週~再来週にかけ、iPhone4に貼り付けて使う3種類の電子マネーシールが
発売されることになりました。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1102/08/news073.html
上記ページの情報によると、「Edy用電子マネーシール for iPhone 4」
「WAON用電子マネーシール for iPhone 4」が2011年2月18日に、
「nanaco用電子マネーシール for iPhone 4」が同年2月25日に発売されるとのことです。
価格はそれぞれ2,980円。まあ確かに、1.で紹介したカードケースを装着するよりは
文字通り、はるかにスマートな感じがしますが、惜しむらくはこのシール、
iPhone4、1台につき、1枚しか貼れないってこと。
つまり、おサイフケータイの特徴でもある、複数の電子マネーアプリを1台のケータイに入れて、
あたかも1枚のカードでさまざまな電子マネーを扱えるような使い勝手の良さも
このシールタイプでは、体験できないってわけです。
とすると、スマートフォンで電子マネーを使うとすれば、やっぱりアンドロイドなのか。
いやいや、日進月歩のスマートフォンや電子マネーの世界。私自身もまだまだ
勉強しなきゃならないことがいっぱい。機会あって、またスマートフォンと電子マネーについて
このブログで取り上げるときには、もっとわかりやすく解説したいと思ってます。
追記:
折しも2011年2月9日、日本のケータイキャリア大手3社が、韓国の携帯電話会社と共同で
日韓で電子決済で相互利用ができるようにすると発表(2011年2月10日付日経朝刊より)。
相互利用を可能にするのは、「NFC」と呼ばれ、携帯電話をかざすだけで決済ができる
「おサイフケータイ」機能の次世代規格。
ドコモは韓国携帯2位のKTと組んで、読み取り機などの仕様を共通化。
2012年度末にはスマートフォンを使って、日韓相互で利用できるようにすることを目指すとか。
また、韓国首位のSKテレコムと相互利用の実証実験を始めるのは、auとソフトバンク。
さっそく今月から、電子決済機能をSIMカードに搭載する実験を始めるそうです。
国内発祥の電子マネーで海外対応といえば、グアムや中国で使えるというiDが知られてますが
(ただし、中国でのiD試行サービスは2010年11月で終了とか)、
今回の発表は、さらに一歩押し進めた形となるもので、Tポイントなどと合わせ
海外で日本の電子マネーやポイント制度を気軽に利用できる日が、
もうそこまで来ているのかもしれませんね。
場合によっては、電車の車内を見回しても、普通のケータイ持ってる人よりも
スマートフォンを持ってる人のほうが多いんじゃないかっていうくらい。
確かに、世界的に見てもスマートフォンは急速に普及しているようで
2011年2月8日付の日経新聞夕刊には、スマートフォンの2010年10月~12月期の
世界出荷台数が前年同期比87%増の1億90万台に達し、なんと同時期のパソコンの
出荷台数(9207万台、同3%増)を初めて上回ったということで。
なるほど。日本でもちょうどこの時期に爆発的にスマホユーザが増えた感じですもんね。
ただ日本のスマホが諸外国とちょっと違うのは、おサイフケータイの機能を持った
スマートフォンの登場が待たれていて、その対応機種が出たとたん、
人気が急上昇したって感もあること。いやはや、世界屈指の電子マネー大国だけあって
やっぱりスマートフォンの世界でも、外せない機能として親しまれているんですね。
まあ確かに「おサイフケータイなんて使わない」とおっしゃる人も少なくはなく
ソフトバンクなどが出している、電子マネー非対応のスマートフォンを持ってる人も
結構いらっしゃるようですが、なかには、あとでやっぱり「スマートフォンでも
電子マネーが使いたい」なんて声もチラホラと。
そこでこの記事では、Edyを例に、「スマートフォン対応のEdy」開発の歴史を少しばかり。
1.スマートフォンに付けるカードケース
アップル社製のスマートフォン「iPhone」(日本ではソフトバンクが販売)には、
おサイフケータイの機能がないため、Edyなどの電子マネーアプリをダウンロードして
使うことはできません。
ただし、電子マネーカードを収納できるiPhone専用のケースがインターネットなどで
販売されており、このケースを装着してEdyなどの電子マネーカードを収納すれば、
あたかもおサイフケータイと同じような使い心地でEdyなどを利用することができます。
なかには、干渉によるエラー防止機能まで備えた、2種類の電子マネーカードが
収納できるタイプもあるとか…。
2.Edyがスマートフォンに対応
2011年1月よりスタートと予告されていた、Edyのスマートフォンへの対応。
まさに1月が終わるギリギリの先月31日、おサイフケータイに対応したスマートフォンで
Edyが利用できるようになったことが発表され、話題をまいたのは皆さんの記憶にも
新しいことと存じます。
スマートフォンでのEdyの利用方法は、こちらからどうぞ。
http://www.edy.jp/howto/get/mobile/index_sp.html
3.ケータイアクセサリーとして使えるEdyストラップ
Edyもカードやアプリだけでなく、いろんな形があって
ピカチュウフィギュアの底に付いてたり、リストバンド型があったり…
そして、これも記憶に新しいと思いますが、つい先日(2011年2月7日)、
Edyオフィシャルショップにて、ショップ限定「Edyストラップ」の販売が開始されました。
初回生産分はあっという間に完売。
次回発送は2011年3月下旬予定とのこと。
価格も1,500円と手頃ですし、何よりシンプルでスッキリした、どこか可愛らしいデザインも
人気の秘密かも。スマートフォンやケータイに限らず、いろんなところに付けて
使うのもいいかもしれませんね。
4.究極のスマートフォン対応! なんと電子マネーがシールになった!
そしてついに、かねて噂がありましたが、ソフトバンクのiPhone4ユーザ向けに
来週~再来週にかけ、iPhone4に貼り付けて使う3種類の電子マネーシールが
発売されることになりました。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1102/08/news073.html
上記ページの情報によると、「Edy用電子マネーシール for iPhone 4」
「WAON用電子マネーシール for iPhone 4」が2011年2月18日に、
「nanaco用電子マネーシール for iPhone 4」が同年2月25日に発売されるとのことです。
価格はそれぞれ2,980円。まあ確かに、1.で紹介したカードケースを装着するよりは
文字通り、はるかにスマートな感じがしますが、惜しむらくはこのシール、
iPhone4、1台につき、1枚しか貼れないってこと。
つまり、おサイフケータイの特徴でもある、複数の電子マネーアプリを1台のケータイに入れて、
あたかも1枚のカードでさまざまな電子マネーを扱えるような使い勝手の良さも
このシールタイプでは、体験できないってわけです。
とすると、スマートフォンで電子マネーを使うとすれば、やっぱりアンドロイドなのか。
いやいや、日進月歩のスマートフォンや電子マネーの世界。私自身もまだまだ
勉強しなきゃならないことがいっぱい。機会あって、またスマートフォンと電子マネーについて
このブログで取り上げるときには、もっとわかりやすく解説したいと思ってます。
追記:
折しも2011年2月9日、日本のケータイキャリア大手3社が、韓国の携帯電話会社と共同で
日韓で電子決済で相互利用ができるようにすると発表(2011年2月10日付日経朝刊より)。
相互利用を可能にするのは、「NFC」と呼ばれ、携帯電話をかざすだけで決済ができる
「おサイフケータイ」機能の次世代規格。
ドコモは韓国携帯2位のKTと組んで、読み取り機などの仕様を共通化。
2012年度末にはスマートフォンを使って、日韓相互で利用できるようにすることを目指すとか。
また、韓国首位のSKテレコムと相互利用の実証実験を始めるのは、auとソフトバンク。
さっそく今月から、電子決済機能をSIMカードに搭載する実験を始めるそうです。
国内発祥の電子マネーで海外対応といえば、グアムや中国で使えるというiDが知られてますが
(ただし、中国でのiD試行サービスは2010年11月で終了とか)、
今回の発表は、さらに一歩押し進めた形となるもので、Tポイントなどと合わせ
海外で日本の電子マネーやポイント制度を気軽に利用できる日が、
もうそこまで来ているのかもしれませんね。