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ヤマト運輸で、交通系電子マネーも使えるようになります! [電子マネー・QRコード決済]

すでに「nanaco」「Edy」「WAON」の3種類の電子マネーに対応、営業所だけでなく
玄関先でもこれらの電子マネーが使えるようになっているのが
宅急便のブランドでおなじみのご存じ、ヤマト運輸

そのヤマト運輸で2011年春から、一挙に5つの交通系電子マネー、
具体的には、JR旅客会社5社の電子マネーが使えるようになります!

唯一の「玄関先電子マネー払い」がさらに拡大
来春よりヤマト運輸で交通系電子マネーがご利用可能に
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h22/h22_39_01news.html
(ヤマトホールディングス)

リリースによると、ヤマトホールディングス株式会社傘下のヤマト運輸株式会社
(以下「ヤマト運輸」)・ヤマトフィナンシャル株式会社・ヤマトシステム開発株式会社と、
JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本・JR九州は、2011年春よりヤマト運輸の直営店
およびセールスドライバーが使用する50,000台超のモバイル端末において、
各鉄道会社の電子マネーサービスを導入することに合意。
これにより、宅急便の運賃や代引き荷物の品代金・包装資材などのお支払いに、
地域ごとに「Kitaca」「Suica」「TOICA」「ICOCA」「SUGOCA」といった
交通系電子マネーをご利用いただくことが可能になります。
(なんでも、お客様からの強い要望があったとのこと)

導入時期は、2011年春を予定。決済対象は、以下の4つとなります。

●運賃(宅急便、クロネコメール便など)

●包装資材(クロネコボックス、ゴルフカバーなど)の料金

●得選市場(水・トイレットペーパーなどヤマト運輸のオリジナルブランド)の料金

●通販等商品代金の配達時決済(宅急便コレクト「お届け時電子マネー払い」

で、各電子マネーの対象エリアについては、上記のヤマトホールディングスのページを
参照していただきたいのですが、面白いのは各電子マネーの担当範囲が、
実際の鉄道でその電子マネーが使えるエリアにこだわらず、
どうやら都道府県単位になってるらしいこと。

県によっては、複数の交通系電子マネーエリアを有するところがあって、
自分の住んでいるところと、ヤマト運輸の対応電子マネーが異なってたりすると
一見、使いにくいのでは? と思いますが、そこは相互利用が可能という
交通系電子マネーの特性を活かし、見た感じでは、鉄道エリアと宅急便エリアで
対応電子マネーが異なっていても、なんとかカバーできそうになってるようです。

まあ、Suicaがあれば、交通系電子マネーの使えるところは全地域OKですけどね。
あと地域によっては、PASMO・nimoca・はやかけんが使えるところもあります。

それにしてもなあ。四国4県と沖縄県は、まるまる対象外ですか。
(これを見て思い出したのが、やはり2011年春から各交通系電子マネーに対応を
予定しているセブン-イレブンのこと。ここは、四国や沖縄には
店自体ないんですよね?)
*沖縄県でも2011年5月から、ほかの地域とともに、交通系電子マネー(SUGOCA)が
利用できるようになっています。

昨日は、後払い式のiDとQUICPayが1枚で使えるクレジットカードを紹介しましたが
店単位でいえば、独立系のEdyに、流通系の大手2強、そして2011年春には
交通系電子マネーが一挙に使えるようになるヤマト運輸って、電子マネー界では
最強の「店舗」といってもいいかもしれませんね。


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