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ラオックスが銀座に出店 [暮らしでマイルをためる]

降ってわいたように報じられた、TBSが横浜ベイスターズの売却を検討しているという話。
どうやら、住生活グループが新しいオーナーとなる方向で話は進んでいるようですが。
(住生活グループ側は2010年10月12日に、「球団の株式取得について、
現時点で決定した事実はない」とのコメントを発表しております)

この、身売りのニュースが流れた当初、「地元に愛される球団として、横浜に残したい」として、
買い取りに名乗りを上げたのが、神奈川県に拠点をもつ家電量販店のノジマ

この話を聞いたとき、「えっ、ノジマって、初めて聞く名前…」と思ったかたが
多いかもしれませんね。なかには「名前がよく似た大手量販店の誤植じゃないの?」とか。

でも、JALカードを持ってる人だったら、一度は名前を耳にしたことがある会社かも。
そう、ノジマは、今やこの1社だけとなってしまった、JALマイルが2倍たまる
「JALカード特約店」の、家電カテゴリに属するパートナーですから。

ノジマは神奈川県のほか、関東(ライバル店が強い栃木・群馬には店舗なし)や、
甲信越などに店舗網を広げている家電チェーン。じつは私も一度、家から最も近い
国分寺店で買い物をしたことがありますが、駅ビル内にあるこの店、
現在はノジマのなかで唯一、JALカード特約店対象外となっているようですね(泣)

でもJALカード特約店の家電カテゴリといえば、全盛期は5つのチェーン店が参加し
共同で「JALカード家電キャンペーン」を行なうなど、活況を呈していましたが、
最近は脱退が相次ぎ、2010年6月30日にベスト電器がJALカード特約店契約を
終了してからは、ノジマ1社だけに。
2009年までなんとか続いていた「JALカード家電キャンペーン」も、2010年はさすがに
行なわれる気配はありません。

そんななか。今日の日経新聞朝刊には、かつてJALカード特約店の対象になっていた
ラオックスが、銀座に出店するという記事が。

ラオックスといえば、秋葉原にあった「ザ・コンピュータ(通称ザコン)館」を有し、
1990年代のパソコンブームのけん引役でもあったと記憶していますが
郊外型量販店・ネット通販の台頭や、パソコン市場の成熟化などに伴って
業績が落ち込み、2009年からは中国の同業者の傘下に入ることに。

しばらくラオックスからは(秋葉原以外の店も含め)ごぶさたしている私なので
今、どのような様子のお店であるのかはよくわからないのですが、
今回のニュースを聞いて、いや、銀座には家電量販店のような形態のお店は
出店しないのが暗黙の了解というか、不文律のようになっていると思ってたのに
いやはや、外国の企業がオーナーになると、こういうところが違うのかなと。

しかも出店先が、松坂屋というから二度ビックリ。「えっ、デパートの中なの?」

ちなみに松坂屋は、ANAカードでマイルがお得に貯まる「ANAカードマイルプラス」の参加店。
2年前に短期間勤めていた会社が、このデパートの近くにあった関係で
当時は何度か行きましたけどね。やっぱり、しばらくごぶさた中ですが
規模はそんなに大きくなくても、フォーエバー21とか無印良品とか
それなりに名の通ったテナントを抱え、何より銀座の老舗百貨店としての
ステイタスを備え、一目置かれた存在であるはずなんですが。

ここに家電量販店ねえ。まあ、カジュアルファッションのお店も増えてきている
銀座ですから、どうってことないといえばそれまでかもしれません。

*結局ベイスターズはIT企業・DeNAの傘下に。
またラオックス銀座店は松坂屋の改築工事(その後事実上の閉店)に伴い移転後、
「銀座EXITMELSA」店に統合されています。

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