2014年春、JALマイルとドコモポイントの相互交換が実現

ちょっと旧聞に属する話題かもしれませんが、さる2013年11月19日、JALとNTTドコモの業務提携が
発表され、その取り組みのひとつとして、JALのマイルとドコモポイントの
相互交換サービスが、2014年４月１日（火）よりスタートすることが明らかになりました。

いかにもプレスリリースの形式で書かれているJALサイトに対し、
http://press.jal.co.jp/ja/release/201311/002722.html

NTTドコモのほうは、一目瞭然のわかりやすい形で案内されてます。
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/131119_02.html

発表によると、対象となるのは、JALマイレージバンクとドコモプレミアクラブ、
両方の会員になっているかた。
もっと細かくいうと、ドコモプレミアクラブのなかでも、来春新設される
「グランプレミアステージ」に該当するかた、もしくはドコモの発行する
クレジットカード｢DCMX／DCMX GOLD｣をお持ちのかたに限定されます。

「グランプレミアステージ」についてはドコモサイトのほうに、具体的に書かれていて
それによると、ドコモを継続して15年以上ご利用いただいているかた、とのこと。

すなわち、「あ、JALとドコモが提携なんだ」という話を聞いて、来年早速
ドコモに乗り換えようとする他社キャリアユーザのJALマイラーにとっては
自分を含め、出鼻をくじかれた格好になります（泣）

まあ、｢DCMX｣を新しくもつ、ということであれば、他キャリアからの乗り換えや
新規申し込みも不可能ではありませんけどね。ただ、個人的に、DCMXを新たに
所有するメリットがなかなか見出しにくいのも事実なのですが。

＊2014年の15年前、つまり1999年（前世紀！）頃は、NTTドコモのほかは
DDIセルラーとIDOとツーカー、そしてJ-フォンなどでしたっけ？（記憶があいまい）
でも、確かドコモは、クレジットカードでは通話料金が払えなかったため
最初から除外して、ほかのキャリアから選んだような記憶があるのですが

それはさておき、気になるレートは、
JALマイル10,000マイル→ドコモポイント10,000ポイント
JALマイル2,500マイル←ドコモポイント5,000ポイント
そういえば現行でも、DCMXユーザに限り、
ドコモポイント5,000ポイント→JALマイル2,000マイルの交換が可能ですが
それに比べ来春からは、レートが大幅にUPします。

＊ところで、DCMXを持ってる場合、ドコモポイント→ANAマイルの交換も可能で
記憶が間違ってなければ、かつてはJALよりANAのほうが高レートと思ってましたが
いつのまにか横並び!?　現在は、ANAもドコモ5,000ポイント→ANA2,000マイルのレート。
それと、ANAのほうはJALのように、ドコモと相互交換締結はしないのでしょうか？

そのほか、現時点で予定されているポイント・マイル相互交換以外のサービスは。

＊ドコモオンラインショップでJALマイルがたまる
（JMBモール経由で500マイル付与。2013年11月15日よりサービスを開始済み）

＊JAL WEBサイトでの国内線航空券購入でドコモポイントがたまる
（ドコモプレミアクラブサイト経由。2014年以降のサービス開始を予定）

＊JALの国内主要空港ラウンジでドコモ「おくだけ充電」が利用できる
（2014年4月1日サービス開始予定）

いずれにしてもドコモユーザのJALマイラーにとっては、うれしい情報ですね。
詳細が発表されるのを期待しましょう。

さて、今回のリリース、JALサイトにもドコモサイトにも
「携帯電話事業者と航空会社によるポイントとマイルの相互交換は、国内初の取り組み」
なんて書かれてますが。

それは事実としても、じつは、そんなに遠くない昔、
「日本初！　ケータイ利用料で直接マイルがたまる」とさかんに宣伝されていた
すさまじい携帯電話があったのをご記憶のかたも多いでしょう。

その名は、「JALマイルフォン」。
2010年６月にサービスが開始されましたが、同年秋に最初の運営会社が経営破綻。
その後、事実上JALマイルフォンの電話機を提供していたKDDI（au）に事業譲渡されたものの、
従来型の携帯電話からスマートフォンに主役が移行する世の中の流れにうまくついていけなかった
ことなどもあって、こちらも結局は、2013年６月で完全にサービスを終了する形に。
わずか３年ほどの歴史を閉じてしまいました。

私自身は、JALマイルフォンのユーザだったわけではありませんでしたが
サービス開始当初、当ブログのアフィリエイトスポンサーになっていただいたこともあって、
その夏は毎週末のように、記事中でJALマイルフォンを紹介。
実際、何人かのかたが、私のブログを通してJALマイルフォンのユーザになってくださいました。

まさか、短い歴史に終わってしまうなんて、当時は信じられなかったのですよ。
KDDI（au）のほうも、決して触れてほしくない「黒歴史」と感じているのかも。


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