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2013年3月1日、四国に独自電子マネー搭載のカード誕生! [電子マネー・QRコード決済]

皆さんこんにちは。「ゆるマイラー鉄子」を自認しているトラベルライター兼、
電子マネー研究家・岩間昌子と申します。
*旅行、または電子マネー関連の執筆の仕事がありましたら、ぜひ声をかけてください

昨日は、この2013年3月1日、コンビニ最大手のセブン-イレブンが四国に初出店するという
話題を取り上げましたが。

今日もまた、四国と小売店舗にまつわるお話。
こちらは四国最大手(*)のスーパーマーケットチェーン「フジ」(**)が、
前述のセブン-イレブンと同じ2013年3月1日に、独自電子マネー「エフカマネー」を
搭載したカードを発行開始するんだそうです。
(*)愛媛県を中心に四国4県と広島県・山口県に店舗があります
(**)Tポイント提携店でもある、神奈川県・東京都に店舗網を有する
スーパーマーケット「フジ」とは、資本関係等は全くありません

しかも、JCB・VISAといった大手クレジットカード会社との提携クレジットカードも!

2013年3月1日(金)フジのカードが新しくなります。

「エフカ JCBカード」誕生
~ フジでポイントがたまる!電子マネー機能もついて便利でおトク! ~

四国最大手スーパー「フジ」独自の電子マネーと一体型のクレジットカード
「エフカ VISAカード」が登場!

フジのホームページなどによると、これまで同店では、一般的なスーパーと同様に
買い物でポイントが貯まる「エフカード」(年会費2年で100円)や、中・高校生向けの
ポイントカード「エフカード・ジュニアクラブ」(年会費無料)、
さらにはJCBと提携したクレジットカード「fjカード」を発行してきたのですが。

2013年3月1日からは、それらをすべて一新。
いずれもフジ専用の電子マネー「エフカマネー」機能を搭載した
「エフカポイントカード」「エフカクレジットカード」「エフカJCBカード」
「エフカVISAカード」「エフカVISAゴールドカード」の5種類に再編されます。

まずは、「エフカマネー」の説明から。
エフカマネーとは、チャージ(事前入金)しておくとチャージの範囲内で
カードを提示するだけでお買い物ができる、いわばプリペイド式電子マネー
カードをお財布代わりに利用でき、小銭のやりとりもなくなり、現金払いよりポイントも多く付き、
紛失した場合も利用ストップが可能など、まさにいいことずくめ!

チャージ上限残高5万円まで、1回の入金上限2万9000円と、ほかの大手電子マネーに比べても
遜色はないエフカマネーですが、ちょっと残念なのはフジ直営レジと
店内専門店でしか使えないこと(「エフカクレジットカード」も含む)。

また、エフカマネーを使うとエフカポイントが100円につき1点付与され、
さらにエフカマネーポイントが200円につき1点、エフカポイントにプラスされるのですが、
このようにして貯まったエフカポイントは500点で、
フジでの買い物に利用できるエフカポイント割引券500円分に交換できるだけ
それ以外の使い道は、今のところありません。

一方、エフカJCBカード・エフカVISAカード(ゴールドカード含む)は、
フジだけでなく国内外のJCB加盟店、VISA加盟店でクレジット利用ができるのですが
その場合もエフカクレジットポイントが200円につき1点貯まり、やはり使い道は
エフカポイント割引券との交換に限定されます。

まあ、エフカJCBカード・エフカVISAカードは初年度年会費無料(ゴールドカードは
初年度年会費半額)で、使い方によっては次年度以降も無料(ゴールドカードは割引)に
なったりしますし、また、エフカマネーへのクレジットチャージも可能ですから。

買い物はもっぱらフジ。たまに他店を利用するくらいで
電子マネーやクレジットカードをこれまでほとんど使ったことはないけど、
この機会に使ってみたい、というかたにはおすすめかもしれません。

ただし、汎用性という点では今ひとつかな。
ちなみに、エフカJCBカードは「QUICPay」も併せて発行できますから
どうしてもほかの電子マネーも使ってみたいかたはどうぞ。
*QUICPayを使った場合も、貯まるポイントはエフカクレジットポイントです

以上、駆け足で「エフカマネー」という電子マネーについて紹介しましたが
思えば四国って、JR旅客会社のなかでJR四国のみがICカード乗車券を自社発行してなかったり、
また昨日のセブン-イレブンを持ち出すわけではありませんが
電子マネーは普及してない地域という印象が強いのではないでしょうか。

しかしじつは、知る人ぞ知る電子マネー先進地域の顔ももっているのが四国。
たとえば交通系にしても、モバイルSuicaよりも早い時期にモバイル版をリリースした
愛媛県の伊予鉄道グループの「ICい~カード」や、やはり全国的にみても早い時期に
地域の商店街や公共施設で使えるようになっていた香川・徳島県のことでんグループの
「IruCa(イルカ)」、全県単位で複数の会社の交通機関が利用できる高知県の「ですか」など、
結構個性的な電子マネーが揃っています。

加えて、クレジットカードの前身である割賦販売の発祥地といわれているのが、
今や、ゆるキャラ「バリィさん」が注目を集めている愛媛県今治市。
なんでも江戸時代、特産品であった桜井漆器を椀舟と呼ばれる舟に乗せ瀬戸内各地を行商。
漆器は高価であったため、商品を先に渡し、後で代金を分割で回収というスタイルが生み出され、
やがて信用販売、クレジットへとつながっていったそうです。

いやはや、そう考えるとマイラーやポイントゲッターのかたがたにとって
むしろ四国は聖地といえるのかもしれませんね。


お読みいただきましてありがとうございます。次回もお楽しみに。
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