祝・千葉ロッテ日本一！ その一方で、ANAマイラーには残念なお知らせも

私自身、野球に特に興味があるわけではなく、今回の日本シリーズも
テレビ観戦する機会は、結局なかったのですが。

でも、引き分けに至った昨日の第６戦などはさしづめ、マスコミや世間によって
地味なカードと決めつけられてしまった両チームの選手やファンの、怒りも混じった
熱い思いが、長時間の死闘という結果に結びついたのではないでしょうか。
（まあ、試合内容は満足のいくものじゃなかったという感想も耳にしましたが）

しかし。そういう引き分けの試合の後は、えてしてワンサイドの大味なゲームに
なることが多いプロ野球にあって、なんか今日の試合も、延長戦に突入したとか。

そして、結果は、千葉ロッテマリーンズが５年ぶりの日本一。
あわせて、ペナント３位から勝ち上がったチームとして、史上初の日本一に！

いやあ、選手やファンの喜びもひとしおでしょうね。
私自身は、知り合いに中日ファンもロッテファンもいるので、それぞれの気持ちを
察すると、ちょっぴり複雑な思いも感じるのですが。
とりあえず、ロッテの栄誉を祝福し、中日の健闘もたたえましょう。

さて。なかには、今回の日本シリーズをきっかけに、ロッテに興味をもった人、
ファンになった人も、いるのではないでしょうか。

以前に、このブログでも紹介したことがあるのですが、
千葉ロッテマリーンズには「TEAM26」という公式ファンクラブ組織があり、
会員証として、ANAマイレージクラブカードの機能も兼ね備えた
「AMCマリーンズカード」を発行。このカードがあれば、試合観戦やグッズ購入、
飲食によって貯まる「Mポイント」をANAのマイルに、250Mポイント→100マイルの
レートで交換することができ、またANAの飛行機に乗ったり、カード付帯の電子マネー
「Edy」を利用することでも、ANAのマイルが貯められるようになっています。

九州や北海道など、全国を股にかけての移動が多いパ・リーグの試合。
ファンなどもおのずと観戦に飛行機を利用することが多くなるので、
ANAは、本当にいいところに目をつけたと思いましたよね。

しかし。この「ロッテとANAの蜜月関係」が間もなく、終わりを迎えようとしています。

「ANAマイレージクラブ マリーンズカード」提携終了のご案内

案内によると、ANAと千葉ロッテマリーンズとの提携が2011年1月31日（月）をもって終了。
それにより、「ANAマイレージクラブ マリーンズカード」のMポイントからマイルへの
交換サービスも、同日2011年1月31日をもって終了することになるとか。

現在お持ちの「ANAマイレージクラブ マリーンズカード」は2011年2月1日以降も
「ANAマイレージクラブ Edyカード」として利用できますが、
TEAM26の会員証としての機能は失われることになり、2011年度からの会員証は、
有料会員のかたは有料会員証（ステータスカード）のみとなり、
無料会員のかたは新会員証（切り替えはスタジアム窓口限定にて受付予定）となるそうです。

まあファンクラブのかたには、以前から案内があったようですが、
今回の日本シリーズをきっかけに、ロッテファンになったかた、
そのなかにはANAマイラーもいるかもしれないのに。

提携終了と今回の日本一が重なったのは、まったくの偶然でしょうが
なんか、せっかくの祝い事に水を差す形にもなっているような気もします。

ちなみに、いつからANAとマリーンズとの提携が始まったかは存じ上げませんが
千葉マリンスタジアムでEdyが使えるようになったのが前回の日本一の翌年、
2006年３月からでしたから（なぜか記録を取ってあった）、提携もおそらく
その少し前あたりから始まったのではと思われます。

前回の日本一に始まり、今回の日本一で有終の美を飾る。
そんな関係だったのでしょうか、ANAと千葉ロッテマリーンズとは。

追記：
じつは今回の日本シリーズの相手だった、中日ドラゴンズのグッズを扱う
「ドラゴンズオンラインショップ」も、ANAマイレージモールの前身
「ネットDEもマイル」と提携していたことがあり、「ネットDEもマイル」を経由して
「ドラゴンズオンラインショップ」を利用すれば、ANAのマイルが貯められるように
なっていました。この話も当ブログで紹介したことがあるのですが、こちらは
いつの間にか、ANAとの提携を終了していたようです…。