台湾行きの道、ますます険し

ほぼ１カ月ほど前に、「台湾行きの道険し」と題し、
ダンナと私、それぞれANAの成田－台北往復特典航空券（エコノミークラス）を
オープン発券で手に入れたものの、スケジュールを決める段階になって
苦労しているということを書きました。

2008年10月10日～11月20日に、台湾の故宮博物院にて、数年に一度しか
公開されない作品が展示されるという情報を得た私たち。
15年越しの夢を実現させたいと思い、この時期の旅行を企てたものの、
汐留のカウンターに出向いたときは、既に遅し。
３泊４日くらいの日程で、ふたりそろって特典航空券で行ける枠は、
この期間には、まったく残っていなかったのです。

しょうがないので２通りの日程をひとりずつ予約。もう一方はキャンセル待ちという格好で、
AMCサービスセンターからの連絡を待ったり、ANAのホームページにある
「特典カレンダー」をチェックしたりと、いろいろ試みているのですが。

それにしても。この期間、なんで台北だけ、こんなに混んでるの？
北京や香港でさえ、空いてる日が結構多いのに、台北はことごとく満席ばかり。

じつのところ、１カ月前より状況はさらに深刻になってきていて、
たとえひとりであろうと、この期間に３泊４日くらいの日程で台北に行くことは
事実上、不可能になっているのです。

これじゃひとりだけ特典航空券を活かし、もうひとりは特典航空券をキャンセル。
新たに航空券を買うか、ツアー参加にして（この場合は「現地集合」が可能な
旅行商品にし、特典航空券を持ってるほうは現地集合の形でツアーに参加する）
対処するしかないかなと、思い始めてるところです。

そうすると、特典航空券の有効期限が来年１月までのダンナより、
来年６月までの私が、犠牲になったほうがマシかな、と。
それに私のほうが立場上、いろいろ代替策が立てやすいし。

そこで、私が自分の分の特典航空券をキャンセルする場合、
どのようにして台湾旅行を実現したらいいか、いろいろ考えてみました。


１．キャンセルで戻ってきたマイル＋現在所持マイルを
「ANAご利用券」か「eクーポン」に交換し、さらに航空券やツアー代金に充当する

私の現在所持しているANAマイル数は、7,276マイル。
20,000マイルで引き換えた台湾往復特典航空券を、キャンセルする場合
払い戻し手数料が3,000マイルかかるので、それを差し引いた17,000マイルが
満額の場合は、戻ってくるんだけど。

「それにしても、なんでANAは手数料がマイルしか認められてないんだろう。
現金でも可能なJALに比べると、本当に融通がきかないと思いますね。
現金よりマイルが引かれるほうが、精神的ダメージは大きいんですけどねえ」

で、現所持マイルと、戻ってきたマイルを足すと、約24,000マイル。
これは2008年９月１日から、12,000マイルで「15,000円分のANAご利用券」
または「18,000円分のANA eクーポン」に交換できるようになったので
24,000マイルだと「30,000円分のツアー」か「36,000円分の航空券」に
充当できるという計算になりますよね。
＊ANAの場合、eクーポンは航空券にしか使えません

私は自分のマイル有効期限をいちいちチェックしていたわけではないので、
17,000マイルがフルに戻ってくるかは、ちょっと怪しいところもあるんですが
足りない分は、「ANA JCBカード」のOki Dokiポイント386ポイントを、
3,860マイルに換えて（交換所要日数は約１週間）、充てようかなと。
＊Gポイント、ネットマイル、CMポイント、楽天、セシール、So-net、マツキヨなど
ANAマイルに直接交換できるポイントも所持している私ですが、これらは交換に要する
日数が、最低でも１カ月近くかかるものばかりです。

ANAのサイトを見ると、「スーパーエコ割」など利用すれば、台湾往復の場合は、
36,000円分で、かなりのところまで賄えそうです。

これだと特典航空券ではないので、搭乗することでまた新たに
フライトマイルを獲得することもできますが、かえすがえすも悔しいのは
いったん、特典航空券に交換する際に払った燃油サーチャージ分の料金を
また新たに、払わなければならないってことですね。
（当然、前のときより値上げされてます）


２．JALの特典航空券で、別行動で行く

やっぱり、ANAの特典航空券をキャンセルするのは、大変にもったいないこと。
これは来春にでも、ひとりで台湾に行って、心おきなく鉄道旅行をするのに使い
今回は故宮博物院見学に専念しようかと。

そこで思い立ったのは、JALのマイル（現在所持分は36,444マイル）が
台湾往復に必要なマイル数（この期間は20,000マイル）を、十分に満たしていること。

こちらを今回の特典航空券に使ってしまうという手もありますね。
しかも特典カレンダーを見ると、ANAに比べ、連休にかかる一部の日を除き、
往路便、復路便とも、ほとんどの日に空席があるんですね。
（成田－台北線の場合、ANAの倍の、１日４往復飛んでるから？）

もちろんこの場合は、ダンナとは飛行機は別々になってしまいますから
現地ではぐれたり、行き違いになってしまったりすることのないよう、
うまく計画を立てないといけませんけどね。
しかもやっぱり、燃油サーチャージが新たにかかるし。


３．「旅達（たびだち）」を活用、自腹の現金＋マイルでツアー参加

ANAには「旅達」会員限定ツアーというのがあって、「旅達」会員であれば
参加することができます（「旅達」の入会金・年会費は無料です）。
また、「旅達」会員の場合、1,000マイル＝1,000円として、海外ツアーの場合
上限8,000マイル（8,000円分）まで、ANAのパッケージツアー購入の際に利用することができます。
＊「旅達」サービスは後年、終了しました

で、これも今回の特典航空券はキャンセルせずにとっておくことにして、自腹で
できるだけ安めのANAのパッケージツアー（現地空港合流プランがあるもの）に参加、
手持ちの7,000マイルを、7,000円分の旅行代金割引に充てることに。
同じ日程で、ダンナは現地空港合流プラン、私は飛行機付きのに参加というわけです。

これはポイント移行などの手間が少ない分、ある程度の現金が必要になりますんで
よほどうまく計画を立てないと、予算面で苦しむことになるかもしれませんが…。


現実の旅行はどうなるかわかりませんが、10月からまた、別の会社でのデイリー勤務が
ほぼ決まっていて（昨シーズンの冬もお世話になったところです）、
早く休みなども決めないといけない立場にあるので、ちょっと焦っているのです。
でも、もう少し待ってみようかな。
万に一つの希望だけど、キャンセル待ちに空きが出た！　というのが理想なんですけどね。


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